インテリアを考えるときに重要なのは、「自分がどんなスタイルを目指すか」です。
優しい雰囲気の和風にするのか、ニューヨークスタイルで現代風にするか、北欧スタイルでシンプルにきめるか。
明確なイメージを事前に持っておくと失敗がなくなります。
この記事では、海外で人気のインテリアスタイルの実例を見ながら、おしゃれなインテリアを取り入れるコツとおすすめのレンタルサービスを紹介していきます。
目次
- 1 海外インテリアの3つの特徴
- 2 スタイルはさまざま!海外インテリアの魅力とは
- 3 海外インテリアにおすすめの人気ブランド12選
- 3.1 老舗の照明ブランド「louis poulsen」
- 3.2 北欧デンマーク家具「Fritz Hansen」
- 3.3 100年を超える歴史がある「Carl Hansen & Son」
- 3.4 モダン照明のトップブランド「FLOS」
- 3.5 幾何学的なプリーツ照明「LE KLINT」
- 3.6 モジュラー家具の老舗「USM」
- 3.7 先見性を備えた工業デザイン「Vitra」
- 3.8 北欧の代表的家具ブランド「Arteck(アルテック)」
- 3.9 クラフト文化を守るデザイン「Form&Refine」
- 3.10 デンマークの名門家具ブランド「Fredericia」
- 3.11 未来とクラシックの融合デザイン「GUBI」
- 3.12 バイオエタノール暖炉「EcoSmart Fire(エコスマートファイヤー)」
- 4 海外インテリアを取り入れた実例を紹介
- 5 【法人様限定】海外のデザイナーズ家具レンタルであればTIMBER YARDが運営するレンタルサービスがおすすめ!
海外インテリアの3つの特徴
まずは海外インテリアによく見られる3つの特徴について解説していきます。
全体の統一感とアクセントカラーを重視
海外インテリアでも日本のインテリアでも、まずは「部屋の統一感」を見ます。
ただし、統一することだけを目的とした部屋は、たしかに無難ではあるものの面白みに欠けるのも事実。
そのため、アクセントとなるカラーを取り入れるのが一般的です。
異なる素材を取り入れてコーディネート
これは少し上級者向けのアドバイスになりますが、あえてメインの部屋のイメージとは異なる素材を取り入れるコーディネートもしばしば注目されます。
例えば、クラシカルでゴージャスな部屋に、あえて飾り気のない机を入れるなどのやり方。
「統一感」ということを考えた場合は少し難しいものですが、インテリアの構成に自信があるのであれば採用するのも良いでしょう。
壁にこだわってオシャレに飾り付け
壁面は家を支えるためのものでありながら、見た目ではギャラリーのような側面も持ち合わせています。
壁面は面積も広いため、ここに絵や布を飾ることで部屋の空気や印象を大きく変えることができます。
壁を利用する方法を覚えれば、インテリアはより美しくより楽しくなります。
スタイルはさまざま!海外インテリアの魅力とは
ここからは、海外インテリアの特徴と魅力を実例に当てはめながら紹介します。
日本でもお馴染みの北欧スタイル
日本でもっともなじみ深い海外インテリアといえば、「北欧スタイル」でしょう。
ファブリック(布)や木製品を多用して作り上げる部屋であり、ナチュラルテイストな空間にすることができます。
北欧家具や北欧インテリア雑貨はシンプルな見た目ながら上質で美しいデザインのものが多く、和風・モダンなど、どんな空間にもマッチさせやすいのが最大の魅力です。
都会的!ニューヨークスタイル
華やかで都会的なイメージのあるニューヨークスタイルの部屋は、流行を上手く取り入れたモダンな雰囲気で作るのが一般的です。
ガラスのテーブルやシンプルな収納家具を用いることが多く、スタイリッシュなイメージを目指す人にとって選びやすいスタイルだといえるでしょう。
また、幾何学模様などの小物ともよく調和します。
西海岸スタイル
西海岸スタイルは、アメリカ西海岸地方に根付いているインテリアで構成した部屋です。
同じアメリカですが、西海岸とニューヨークではまったく方向性が異なります。
西海岸スタイルの場合は、「海」の雰囲気をそのまま部屋に映しとることを目的にしている場合が多く、すがすがしい雰囲気の部屋になります。
アクアブルーやターコイズブルーなどの海や青空をイメージしたブルーを多用し、開放的な印象や明るい雰囲気を作り上げることを目指します。
アジアンリゾートスタイル
アジアンリゾートスタイルは、ある意味ではもっとも海外インテリアを意識させるものかもしれません。
籐の収納家具や、竹・石などを使った家具を取り入れることが多く、非常に個性的な空間を作ることができます。
お香やついたてとの相性も良く、オリジナリティー溢れる部屋になるでしょう。
白を基調にしたフレンチスタイル
フレンチスタイルと一口にいっても、その種類はさまざま。
- アンティークテイストで作る貴族のような部屋の「フレンチテイスト」
- クラシカルな要素と現代的なセンスを組み合わせた「フレンチモダン」
- 田舎町のイメージで作り上げる「フレンチカントリー」
このように「フレンチスタイルの部屋」は、海外インテリアのなかでもその解釈が特に多岐にわたるものです。
自分自身の考える「フレンチスタイル」とは何かをまずは考えて、それに合う家具を購入していく必要があります。
海外インテリアにおすすめの人気ブランド12選
ここからは、海外インテリアを作るならぜひ知っておきたい人気ブランドを5つ紹介します。
老舗の照明ブランド「louis poulsen」
ルイスポールセンは、デンマークで創業した北欧デザインの老舗照明メーカー。
シンプルで美しいデザインと人々が心地よいと感じる空間をつくり出す光にこだわったランプを生み出してきました。
これまでも多くのデザイナーたちとともに、100種類以上の優れた製品を発表しています。
一般住宅から公共建築、屋内、屋外で使用できるデザインを追求し、世界の照明デザインに影響を与え続けています。
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北欧デンマーク家具「Fritz Hansen」
フリッツ・ハンセンは、歴史ある北欧家具ブランドの一つ。
近代的な北欧デザインに定評があり、デンマークの名だたる家具デザイナーと共に、
- エッグチェア
- セブンチェア
- アントチェア
など、北欧家具を代表する数々の名作たちを世に送り出しました。
2021年4月1日には、アジアで唯一の直営販売店・ショールームの機能を持った「FRITZ HANSEN TOKYO」を装い新たにOPEN!時代に左右されない王道の北欧家具を多数取り扱っています。
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100年を超える歴史がある「Carl Hansen & Son」
デンマークで3世代にわたる家族経営企業のカール・ハンセン&サン。
代表的なハンス J. ウェグナーによるデザイン家具だけでなく、名だたるデザイナーとタッグを組み、妥協を許さない伝統的なクラフトマンシップと、家具への深い愛情を感じさせる名作家具を製作してきました。
現在でも新進デザイナーとの共同作業からモダンデザインを発表しており、世界中で販売されています。
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モダン照明のトップブランド「FLOS」
フロスはイタリアの老舗照明ブランドで、建築家兼デザイナーのカスティリオーニ兄弟が1962年に創立しました。
代表作には、アーチ状のポールを大胆に用いたフロアスタンド「アルコ」や、拡散光によるモダンデザインのインテリア照明「アイシーライト」があります。
世界中の著名なデザイナーとともに数々の名作を生み出しており、今もトップデザイナーと最新技術を使った照明作品を発表し続けています。
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幾何学的なプリーツ照明「LE KLINT」
プラスチックペーパーを折り上げたシェードで有名なル・クリントは、デンマーク王室の御用達に選定された照明ブランド。
創立者の父である建築家イェンセン・クリントが、日本の折り紙をヒントにプリーツシェードを作ったのがデザインの原点です。
職人によるハンドクラフトで作り出す、幾何学的で美しいフォルムが世界中を魅了しています。
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モジュラー家具の老舗「USM」
ユーエスエムは、スイスの家庭・オフィス用モジュラー家具メーカーです。
代表作の「USMハラー」は規格品を使って組み立てるモジュラーシステムを採用し、モダンクラシックデザインと評価され、ニューヨーク近代美術館の永久コレクションとなりました。
流行に左右されない普遍的デザインと、環境に配慮した生産技術で、高品質かつ耐久性に優れた家具を生み出しています。
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先見性を備えた工業デザイン「Vitra」
ヴィトラは1950年にスイスで創業した家具メーカー。
世界的なデザイナーとともに家具や照明、インテリアアクセサリーなど、名作を次々と発表し続けています。
工業製品でありながら優れたデザインと先見性で、時代を超えて評価されているブランドです。
代表作にヴェルナー・パントンによる「パントンチェア」、ジャン・プルーヴェによる「スタンダード」などがあります。
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北欧の代表的家具ブランド「Arteck(アルテック)」
アルテックは建築家アルヴァ・アアルトが3人の若者とともに、フィンランドで立ち上げた家具ブランドです。
世界的に活躍するデザイナーや建築家による家具や照明、インテリアアクセサリーが豊富にそろい、アートとテクノロジーを掛け合わせることで、洗練されつつも実用性を兼ね備えたコレクションを発表しています。
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クラフト文化を守るデザイン「Form&Refine」
2018年にデンマークで設立した木製家具を中心としたブランド、フォーム&リファイン。
「緻密なデザイン哲学を通して素材を探求し、地球とクラフト文化を守る」というビジョンを持ち、素材、フォルム、サステナビリティを等しく称賛する物づくりが特徴です。
土地の職人と協働しながら、ローカルな素材を使った独自のアイテムを展開し、社会への影響と工芸の保護を目指しています。
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デンマークの名門家具ブランド「Fredericia」
フレデリシアは、1950年代からボーエ・モーエンセンや有名デザイナーとタッグを組み、名作家具を次々と発表しました。
代表作である「J39」「スパニッシュチェア」「トリニダードチェア」など、あくまでも日常的に使うことを目的にした家具を展開する、北欧を代表するブランドです。
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未来とクラシックの融合デザイン「GUBI」
グビは家族経営の小さな家具屋から出発した、デンマークのグローバル家具ブランドです。
1930〜50年代のクラシックアイコンを復刻するなど、時代を超えた世界観を表現するスタイルが持ち味です。
新進気鋭のデザイナーとともに、未来のアイコンを生み出すべく物づくりを実践しています。
ヨーロッパのレストランやカフェ、パブリックスペースで数多く採用されている人気ブランドです。
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バイオエタノール暖炉「EcoSmart Fire(エコスマートファイヤー)」
エコスマートファイヤーは、バイオエタノール暖炉という液体燃料を使用する暖炉を商品化した、オーストラリアにある暖炉のブランド。
バイオエタノールはバイオマス(植物由来の資源)から作られるため、煙や煤(すす)などの有害物質を排出しません。
バイオエタノール暖炉は煙突や換気設備が必要のない新しいエコデザインの暖炉として、住宅のみならず、商業施設でも広く取り入れられています。
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海外インテリアを取り入れた実例を紹介
ここからは、海外インテリアを取り入れた実例を紹介していきます。
空間を広々と使える「リビング」
「リビング」は、家の顔であり、もっとも多くの人を通すことになる場所です。
ここで家の印象は決まります。
リビングで海外インテリアを取り入れる場合は、空間を広々と贅沢に使うのがポイント。
特にテーブルとソファは部屋の印象を大きく左右するので、こだわって選んでみてください。
落ち着いた雰囲気を演出できる「寝室」
寝室は、一日の最後を過ごす場所です。
寝室の中心に来るのはベッドなので、ベッドのデザインやシーツにまずはこだわってみてください。
また照明家具も大きな意味を持ちます。
寝室はカーテンを閉めておくことが多い場所ですから、カーテンのデザインにも気を付けたいものです。
名作家具を置くのにぴったりな「ダイニング」
ダイニングテーブルやダイニングチェアには、海外ブランドの名作家具がたくさんあります。
クラシックで優雅なダイニングセットや個性的なデザインのダイニングチェアなど、憧れのブランドを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
気をつけたいのは、テーブルやチェアの高さ。
日本製よりも高めに作られているため、他のブランドとの相性を確認してから設置しましょう。
おしゃれな照明器具を選ぶ「キッチン」
キッチンをおしゃれに見せる工夫として、照明器具にこだわると良いでしょう。
キッチンのテイストにあったデザイン性の高いペンダントライトなら、取り入れやすいうえに適度なアクセントとなり、キッチンをスタイリッシュに仕上げてくれます。
【法人様限定】海外のデザイナーズ家具レンタルであればTIMBER YARDが運営するレンタルサービスがおすすめ!
TIMBER YARDは、北欧ブランド家具を中心に200以上の高級ブランド家具を取り扱っているメーカーが認定した正規代理店です。
フリッツハンセン、ルイスポールセン、カールハンセン&サンなど北欧ブランドを中心に本物の商品のみをラインナップ。
初期費用を抑えて、海外インテリアを気軽に導入できるため、様々な業種の企業様の施設でご利用いただいています。Yチェアやセブンチェアなど名作家具の在庫も豊富に取り揃えているので、急ぎ必要な場合でもすぐに対応できるのも魅力です。
このアクセントカラーは部屋の壁で作ることもありますが、小物などで作ることもあります。