賃貸をおしゃれな北欧インテリアにする5つのコツ!特徴とポイントも解説

賃貸のインテリア 北欧家具のイメージ

    インテリア好きだけでなく、多くの人に人気がある北欧インテリア。

    温かみを感じさせつつ、スタイリッシュにもかわいらしくもコーディネートできる魅力があるため、SNSや雑誌などで何度となく紹介されています。

    そんな憧れの北欧インテリアを、賃貸の部屋で作りたいと考える方は多いのではないでしょうか。

    この記事では、賃貸で実現する北欧インテリアのポイントや、部屋をおしゃれにするコツを紹介します。

    賃貸でも北欧インテリアでおしゃれに暮らしたい方は、ぜひ参考にしてください。

    北欧インテリアの特徴とは

    最初に、北欧インテリアの特徴や他のスタイルとの違いについて紹介します。

    コンパクトな一人暮らし用の賃貸でも、おしゃれな北欧インテリアにするための特徴を押さえておきましょう。

    ベースカラーは無彩色かアースカラー

    北欧インテリアのベースカラーの基本は、黒・グレー・ホワイトなどの無彩色や、薄いベージュや濃いブラウンなどのアースカラーです。

    中でもグレーは色の幅が広く、明るいグレーや暗いグレー、ブルーグレーやグレージュなど、選ぶ色によって部屋の印象が変わります。

    これらのベースカラーを中心にしてインテリアを決めていくと、比較的簡単に北欧インテリアらしさを演出できます。

    このベースカラーは必ずしもひとつに絞らなくても良いので、リビング・寝室・洗面所などの間取りごとに決めておきましょう。

    天然木材を使った家具

    賃貸の北欧インテリアでは、天然木材を使った家具を選ぶと、北欧インテリアらしさを出しやすくなります。

    シンプルで直線的な印象のデザインでありながら、部分的に丸みを帯びたり、細身の脚を使ったりして、軽やかさや温かみを感じるものを選びましょう。

    すると、賃貸の部屋でも北欧の日常風景を演出できます。

    自然の風合いが生きるファブリック

    クッションカバーやブランケット、カーテン、ベッドカバー、タオル類で、自然の風合いを活かしたファブリックを使うと、北欧インテリアらしさを感じさせられます。

    化学繊維が混ざっていないコットンやリネン100%の布や、伝統的な手織り技術を使った織物などを飾ると、北欧インテリアらしくなります。

    テキスタイルのモチーフは動物や植物

    手軽に北欧インテリアらしさを演出するなら、テキスタイルのデザインを動物や植物のモチーフにすると良いでしょう。

    花の抽象的なデザインを使ったマリメッコや、草木や鳥が鮮やかにデザインされたボラスコットンなど、北欧のテキスタイルブランドのファブリックを使うと、一気に部屋が華やぎます。

    賃貸でもできる北欧インテリアのポイント

    ここでは、賃貸という限られた空間でも、北欧インテリアらしさを演出するポイントを3つ紹介します。

    北欧ブランドの家具を選ぶ

    北欧インテリアらしさを演出するなら、1点だけでも北欧ブランドの家具を選びましょう。

    北欧インテリアは人気があるため、北欧デザインをまねた家具が数多く販売されています。

    しかし、北欧諸国独特の環境と習慣の中で育まれた北欧ブランドの家具は、シンプルで機能性が高く、計算された美しさと存在感があります。

    そんな家具を配置すれば、本格的な北欧インテリアらしさを演出できるでしょう。

    ただし、北欧ブランドの家具は価格が高いものも多いため、サイズや使い心地をしっかり厳選しましょう。

    シーリングライトを使わない

    賃貸の部屋で多く設置されているシーリングライトは使わないで、北欧デザインの照明器具を設置しましょう。

    シーリングライトはひとつの光源で部屋全体を明るくしてくれますが、北欧インテリアのスタイルには合いません。

    できればシーリングライトを取り外し、北欧インテリアらしいライトの設置をおすすめします。

    アクセントカラーを取り入れる

    北欧インテリアの基本となるベースカラーだけでは寂しいと感じるなら、ファブリックでアクセントカラーを付け足しましょう。

    鮮やかな色を足すとポップな雰囲気に、ニュアンスのある色を足せばモダンな雰囲気にできます。

    また、観葉植物を置くことで緑色や黄緑色を、ブーケを飾って鮮やかな花の色をアクセントカラーとする方法もあります。

    賃貸の部屋をおしゃれな北欧インテリアにするコツ

    ここでは、賃貸の部屋をさらにおしゃれにするため、北欧インテリアのポイントを踏まえた上でできるコツを紹介します。

    ミニマルなコーディネートにする

    賃貸の部屋でおしゃれな北欧インテリアを実現するためには、ミニマルなコーディネートを心がけましょう。

    大きな家具をむやみに増やしてしまうと、スッキリした空間のバランスが壊れてしまいます。

    そのため、最初に北欧インテリアの部屋を完成させたのち、極力モノを増やさないようにすると、おしゃれな雰囲気を維持しやすいでしょう。

    細かいものが多くなって片付けられない場合は、籐や帆布でできたボックスなどに収納し、目立たない場所に置くことをおすすめします。

    だんご

    できるだけシンプルでスッキリした状態を保てると、おしゃれな印象のまま過ごせます。

    使用する色数を3色に抑える

    おしゃれな北欧インテリアにするためには、使用する色数を3色に抑えましょう。

    色数が少ないとまとまりのある空間を作りやすく、簡単におしゃれさを演出できます。

    天然木材の家具と床に使われる茶系のトーンもできるだけそろえると、空間全体がスッキリとした印象になり、北欧インテリアらしさを演出できます。

    温かみのある照明を複数使う

    賃貸で北欧インテリアらしい照明にするなら、温かみのある電球色(暖色)を複数使うことです。

    北欧では部屋全体ではなく必要なところだけを照らすようにして、1部屋に5〜7個の照明を設置するのが一般的です。

    最初は暗いと感じるかもしれませんが、次第に慣れてリラックスできるようになるでしょう。

    また、ダイニングテーブル上の照明は、テーブルから60〜70cmあたりの低い位置に吊ると、北欧の家庭にあるような雰囲気を演出できます。

    ファブリックは幾何学模様を取り入れる

    北欧インテリアらしさを演出するために、ファブリックに幾何学模様を取り入れましょう。

    例えば、アルヴァ・アアルトの街並みをイメージした「シエナ」、細かいH模様の「H55」、ヨハンナ・グリクセンの「ドリス」「ネレウス」のような、さまざまな四角を組み合わせたテキスタイルなど、北欧デザインらしい幾何学模様を施したクッションカバーなどをさりげなく配置すると、手軽に北欧っぽい雰囲気を作れます。

    光を取り込む位置に鏡を使う

    北欧では、鏡を効果的に使うインテリアコーディネートがよく見られます。

    北欧では地理的条件から、西日のような低い位置からでしか採光がのぞめません。

    そのため、外の光を効率よく取り込む工夫として、部屋に鏡を飾るのです。

    部屋の中で最も光が入る窓の正面に鏡を配置すると、光が反射して空間を明るくします。

    北欧インテリアらしい演出として、鏡を飾るのもおすすめです。

    一人暮らしの賃貸でもおしゃれな北欧インテリアを実現しよう

    だんご

    今回は、賃貸で実現する北欧インテリアのポイントや、部屋をおしゃれにするコツを紹介しました。

    ここまで紹介したポイントやコツを上手に活用できれば、賃貸の部屋でもおしゃれな北欧インテリアを実現できます。

    お気に入りのものを厳選して設置し、ミニマムでおしゃれな空間を完成させましょう。