ブラケットライトは、壁に取り付ける間接照明です。

壁や柱などを間接的に照らすことで意図的に影を作り、お部屋に立体感を出すことができます。

壁照明であるため場所を選ばず、空間を広く確保できるのもポイントでしょう。

この記事では、北欧デザインのブラケットライトにフォーカスし、おすすめ・人気の照明23選を紹介します。

普遍的な美しさを持つ「AJウォール」

アルネ・ヤコブセンが1957年にデザインした、斜めカットのシェードが光を広く届けるブラケットライト。

ホテルロビーのために作られた上品で洗練されたデザインが特徴です。

シェードは上下に60度、左右120度動く可動式で、光が必要な場所に照射することが可能。

シェードの内部を白く塗装していることで柔らかい反射光を放ち、目に優しい光を届けてくれます。

どの空間にも馴染みやすく、幅広いシーンでお使い頂ける北欧ブラケットライトです。

豊富なカラーバリエーションもポイントで、理想的な空間を演出してくれるでしょう。

幻想的で奥深い光を発する「AJエクリプタ」

アルネ・ヤコブセンが1956年にデザインした、幻想的な光を発する円形ブラケットライト。

中央部がなだらかに膨らんだ形状の三鷹乳白ガラスが、光を拡散。

壁面に受けるバックライトによりリバウンドしてライト器具全体を柔らかく包み、光に深みを持たせています。

ガラスによる円のエッジに、ほのかな光の輪郭を生み出し、点灯時には月が夜空に浮かぶような柔らかい明かりを照らすのが特徴です。

3種類のサイズが展開されていて、設置する場所に適したサイズが選べます。

現代的なデザインと機能が備わった「NJPウォール」

デザインオフィスnendoを設立した佐藤オオキにより設計された、ヘッドとアームがフレキシブルに動くブラケットライト。

光の照射位置や光量の調整が自由にでき、シェードの内部を白く塗装していることで柔らかい間接光を放ち、目に快適な光を届けます。

アームは、ショートまたはロングの2種類から選ぶことができ、電源は壁のコンセントへのプラグインタイプのため電気工事が不要。

自由度が高く、お部屋の模様替えやリノベーション時にも便利で、ベッドサイドからワークスペースまで幅広いシーンでお使い頂けます。

屋内外両方に設置できるマルチライト「FLINDT WALL」

クリスチャン・フリントがデザインした、屋内外両方に使える円形プレートのブラケットライト。

金属の塊をくり抜いたデザインで、上部の開口部に組み込まれている2つのLEDライトが発光し、下方に強く光を放つのが特徴。

なだらかな窪みをつけたお皿のような輪郭が反射光で照らされ、後方に間接照明の効果を生んで、半月のように彫刻的な美しさを生み出します。

屋内ではエントランスや廊下、階段部分など、落ち着いた照明を望むスペースに最適で、北欧の家庭を思わせる暖かく心地よい雰囲気の光を照らすでしょう。

上質な光を灯すガラスシェード「PH 2/1 WALL」

ポール・ヘニングセンが1920年代にデザインした、ハンドメイドガラスのシェードが印象的なブラケットライト。

「光のコントロール」をテーマに研究を重ね生み出されたデザインは、光源を効率よく効果的に活用した構造によるもの。

シェードの内部をフロスト加工していることで、眩しさのない心地よい光を反射させ、室内空間を柔らかく上質な光で照らします。

重なり合うガラスシェードが美しく、消灯時にも空間を優雅に演出してくれるでしょう。

小ぶりのサイズなので複数並べても圧迫感がなく、インテリアコーディネートの幅が広がります。

光の量をコントロールできる「PH HAT」

ポール・ヘニングセンが自宅寝室のためにデザインし、1961年代に発表した、半円形のブラケットライト。

光の色をコントロールするために、シェードの内側にローズ色の塗装を施したことで暖かみのある光を照らしています。

シェードが約60度上方向に可動するため、ベッドやアームチェアなどの読書灯にもぴったりです。

光の量をコントロールでき、消灯時は空間に馴染む機能的でシンプルな北欧デザインのブラケットライトです。

クラシックで上品な雰囲気を醸し出す「VL RING CROWN WALL LAMP」

ヴィルヘルム・ラウリッツェンが、1941年にデンマークのラジオハウス設計のためにデザインした照明を2019年に復刻したブラケットライト。

柔らかな曲線で光沢のある白色の3層オパールの吹きガラスのシェードと、無塗装の真鍮の組み合わせがクラシックな雰囲気を醸し出しています。

ガラスに反射する柔らかな光が下方向に光を届ける構造で、ベッドサイドからリビング、玄関や洗面室まで幅広いシーンに馴染みやすく、消灯時にも上品さを漂わせるデザインです。

上品でモダンな北欧の明かりを灯す「VL38 WALL」

ヴィルヘルム・ラウリッツェンが、1941年にデンマークのラジオハウス設計のためにデザインした照明に基づき2016年に復刻したブラケットライト。

2段階調光可能で、ランプヘッドに小さなヒンジが設けられているため、シェードを上下に調整して向きを変えられ、光を最適化できる構造。

シェードの内部を白く塗装していることで柔らかい間接光を放ち、目に快適な光を届けます。

レトロさを残したデザインと柔らかな曲線、シェードと真鍮の組み合わせが美しく、ベッドサイドからリビング、廊下やキッチンまで場所を問わずマッチし、上品でモダンな北欧の雰囲気をプラスできるでしょう。

機能的でスタイリッシュなデザイン「YUH WALL」

デンマーク人とイタリア人の建築家ペア、ガムフラテーシによって2017年にデザインされた北欧モダンを感じさせるブラケットライト。

「YUH」は、YOU（あなた）の発音を文字に表したもので、ライトを持つ人のパーソナルなライトであり、あなたの周りを照らすものというメッセージが込められています。

マット仕上げの真鍮支柱の最上部がスイッチとなっており、クリックにより調光が可能。

シェード上部は、傾斜、回転、上下移動するフレキシブルなメカニズムにより、理想的な位置に光を向けることができ、リビングやワークプレイスなどに効果的な光を届けます。

シェード上部の開口部からも柔らかい光を上方へ広げるため、空間が優しい明かりに包まれて、くつろぎを感じられるでしょう。

消灯時にもお部屋をスタイリッシュに演出します。

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北欧クラシックの美しさが漂う「モデル324」

エリック・ハンセンが1952年にデザインした、プリーツシェード（直径30cm）がアームの上部に取りつけられた、北欧エレガンスが漂うブラケットライト。

日本の折り紙に影響を受けた伝統的な折りのシェードは、熟練の職人の手により一つずつ丁寧に作られており、クラシックな趣でタイムレスに称賛される美しさを放っています。

オーク材のアームは、45〜65cmまで伸長できるため、必要に応じて使い分けができて便利。

異なる素材の組み合わせが絶妙で北欧照明ならではの優雅さが溢れています。

リビングや寝室、廊下など、光が必要な場所に実用性を発揮し、空間の美しいアクセントになります。

空間に優雅さを添える「モデル334」

エリック・ハンセンが1952年にデザインした、プリーツシェード（直径35cm）がアームの下部に取りつけられたダウンライトタイプのブラケットライト。

日本の折り紙に影響を受けた伝統的な折りのシェードは、熟練の職人の手により一つずつ丁寧に作られており、クラシックな趣でタイムレスに称賛される美しさを放っています。

オーク材を使用したアームは、55〜110cmまで伸長できるため、必要に応じて使い分けができて便利。

異なる素材の組み合わせが絶妙で北欧照明ならではの優雅さが溢れています。

リビングや寝室、廊下など、光が必要な場所に実用性を発揮し、空間を上品に演出してくれるでしょう。

上質な北欧スタイルをプラスする「モデル332」

エリック・ハンセンが1952年にデザインした、プリーツシェード（直径35cm）がアームの上部に取りつけられた、上品な佇まいが美しいブラケットライト。

日本の折り紙に影響を受けた伝統的な折りのシェードは、熟練の職人の手により一つずつ丁寧に作られており、クラシックな趣でタイムレスに称賛される美しさを放っています。

オーク材を使用したアームは、55〜110cmまで伸長できるため、必要に応じて使い分けができて便利。

異なる素材の組み合わせが絶妙で北欧照明ならではの優雅さが溢れています。

リビングや寝室、廊下など、光が必要な場所に実用性を発揮し、空間に上質な北欧スタイルをプラスしてくれるでしょう。

洗練された雰囲気を作る「モデル335-120」

エリック・ハンセンが1952年にデザインした、プリーツシェード（直径20cm）がアームの下部に取りつけられたダウンライトタイプのブラケットライト。

モデル334よりもコンパクトなサイズです。

日本の折り紙に影響を受けた伝統的な折りのシェードは、熟練の職人の手により一つずつ丁寧に作られており、クラシックな趣でタイムレスに称賛される美しさを放っています。

オーク材を使用したアームは、40〜60cmまで伸長できるため、必要に応じて使い分けができて便利。

異なる素材の組み合わせが絶妙で北欧照明ならではの優雅さが溢れています。

小さめのサイズなのでコーディネートしやすく、洗練された雰囲気を作れるでしょう。

オブジェのように目を楽しませる「マッシュルーム」

ウィルヘルム・ボーラットが1957年にデザインした、繊細なプリーツシェードとオーク材を組み合わせたブラケットライト。

シェードの形がマッシュルームに似ていることから名付けられました。

日本の折り紙に影響を受けた伝統的な折りのシェードは、熟練の職人の手により一つずつ丁寧に作られており、クラシックな趣でタイムレスに称賛される美しさを放っています。

シェードを通して届く優しい光が幻想的で、消灯時にはオブジェのように目を楽しませてくれる名品です。

ベッドサイドやドレッサースペース、リビングまで、北欧らしい暖かな光と雰囲気のある空間を演出してくれるでしょう。

アーティスティックな空間を生み出す「モデル306」

コーア・クリントが1945年に発表した、美しくユーモアに満ちたブラケットライト。

真鍮製の本体はコードを垂らしたようなフォルムで、支柱が浮いているように見える「魔法のランプ」のよう！

輪になっているベース部分を壁に設置すると、ブラケットライトとして使用できる2WAY仕様を実現した斬新なアイデアです。

日本の折り紙に影響を受けた伝統的な折りのシェードは、熟練の職人の手により一つずつ丁寧に作られており、クラシックな趣でタイムレスに称賛される美しさを放っています。

異なる素材の組み合わせ、エレガントでありながらアイデアに満ちた照明が、空間にアーティスティックな魅力を加えてくれるでしょう。

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タイムレスに愛されるアアルトの名品「A330Sウォールランプ ゴールデンベル」

アルヴァ・アアルトが1937年にデザインした、アームを180度動かせる真鍮製のブラケットライト。

鈴のような愛らしいフォルム、美しい曲線を描くシェードは、開口部に規則正しく穴を配し、光を分散して優しい光の輪を拡散する構造です。

ベッドサイドやリビングの読書灯から、キッチンの手元を照らす明かりとして、日々の暮らしを豊かにする、優しい光を灯してくれるでしょう。

2mを超える斬新なデザイン「potence」

ジャン・プルーヴェが1947年にデザインした、スリムなシルエットが印象的なブラケットライト。

電球とスイング式のアームだけで構成された、北欧ミニマルなデザインが特徴です。

壁付けベースにビーチ材のハンドルが付いており、スイングさせることで光源を変えることができます。

2mを超える照明で空間にピンポイントの明かりを照らす斬新なアイデア。

細く伸びるアームとワイヤーがダイニングやリビングのインテリアに馴染み、雰囲気をクールに引き締めてくれるでしょう。

北欧ミニマルを極めた「petite potence」

ジャン・プルーヴェが1947年にデザインした、potence（ポタンス）よりもコンパクトなサイズのブラケットライト。

電球とスイング式のアームだけで構成された、北欧ミニマルなデザインが特徴です。

スイングさせることで光源を変えることができ、移住空間に合わせやすい長さ1mほどの設計。

リビングやワークスペースにピンポイントの明かりを照らします。

細く伸びるアームとワイヤーが空間を引き締め、インテリアにモダンな印象をプラスしてくれるでしょう。

空間をドラマティックに演出する「Coordinates WALL」

マイケル・アナスタシアデスが、ニューヨークの伝説的なレストラン「The Four Seasons Restaurant」のためにデザインしたブラケットライトの照明コレクション。

デカルト格子の数学的な精密さからインスピレーションを得たデザインで、水平と垂直のストリップライトが作る三次元の光がスケール感たっぷりに壁面を照らします。

2種類の異なるデザインを展開。

リビングや寝室、廊下や階段下などの空間をドラマティックな明かりで魅了するブラケットライトです。

和洋を問わず空間に馴染む「グローボールシリーズ」

ジャスパー・モリソンが1998年に発表した、大きな丸く白い光が浮いているようなデザインのグローボールシリーズ。

ブラケットライトはサイズ展開があり、設置したい場所に合わせて選べます。

正円ではなく少し横長な円形が柔らかな印象を与え、静かに佇むようにその存在感を出しているのが特徴です。

ランプを挿入する開口部を極限まで小さくして、ガラスグローブ全体が白く発光して見える工夫があります。

360度どこから見ても美しいフォルム、なめらかで均質な吹きガラスを通した柔らかい光は、お部屋のスタイルを問わず馴染み、空間を幻想的な明かりで包んでくれるでしょう。

シンプルなデザインでモダンな明かりを照らす「Foglio」

トビア・スカルパが1966年にデザインした、半世紀以上経った今でも名作と称されるブラケットライト。

紙という意味のFoglio（フォーリオ）と名付けられたこのライトは、1枚のスチールを左右対称に折り曲げたようなシンプルな構造ながら、上方向、下方向、正面へ上質な明かりを照らします。

スチールの光沢とライトの光が共鳴するように輝きを重ねて光がこぼれる、おしゃれなデザインです。

玄関や廊下、階段や洗面室、リビングなどの空間に洗練されたモダンな明かりを添えられます。

FLOS社を代表する名作ライト「IC ライツウォール」

マイケル・アナスタシアデスが2016年に発表した、FLOS社を代表する名作の一つであるICライツシリーズのブラケットライト。

壁面にも天井にも取り付けが可能。

棒と球体というミニマルな構成ながら、抜群なバランスで空間に神秘的な雰囲気を出す印象的なデザインです。

ランプを挿入する開口部を極限まで小さくして、ガラスグローブ全体が発光して見える工夫があります。

360度どこから見ても美しく、乳白色のガラスを通した明かりが空間に浮いているように空間を照らす照明です。

デザインバリエーションが豊富なので、廊下や、階段、リビングや寝室、洗面室など、シリーズで照明コーディネートできるのもポイント。

消灯時にもインテリアに優美さをプラスしてくれるでしょう。

ラグジュアリーなインテリア空間を作る「IC CW double」

マイケル・アナスタシアデスがデザインした、ガラスの球体が2つ並んだICライツシリーズのブラケットライト。

壁面にも天井にも取り付けが可能で、異なる雰囲気を楽しめます。

乳白色のガラスの球形が細い棒の上を転がるように配置したエレガントなデザイン。

ランプを挿入する開口部を極限まで小さくして、ガラスグローブ全体が発光して見える工夫があります。

真鍮のベースはカラーバリエーションがあり、インテリアに合わせて選びやすいのもポイント。

ラグジュアリーな雰囲気を作れる上品な照明です。

壁面のグレードを上げて洗練されたインテリア空間を作る！

ここまで、北欧デザインを中心としたブラケットライトおすすめ23選を紹介しました。

光の色や質にもこだわり、美しいデザインを実現しているのが北欧照明の特徴です。

間接照明として部分的に光を照らすものもあれば、調光機能があり必要な光をコントロールできるものもあり、取り付ける場所に合わせて欲しい機能を選ぶことがポイントになります。

北欧デザインのブラケットライトが壁面をグレードアップさせ、洗練された空間を作ってくれるでしょう。