植物を取り入れたインテリアは、日々の暮らしを豊かにします。
そこで欠かせないのが、おしゃれなデザインの植木鉢や植木鉢カバーです。
この記事では、北欧テイストの空間に合う、おしゃれな植木鉢のブランド12選を紹介します。
北欧ブランドのインテリアに似合う、おしゃれな植木鉢を探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 100%リサイクル素材で作られた植木鉢「ローゼンダール」
- 2 曲線を用いた独特のフォルム「リーヒティエ プラント ポット」
- 3 民話モチーフの夢見るデザイン「シークレッツ オブ フィンランド|夏至の魔法 ベース」
- 4 造形美と機能性を併せもつ「ドマーニ」
- 5 愛らしい女性の顔が魅力「ビヨン・ヴィンブラッド」
- 6 ボーダー柄がスタイリッシュな植木鉢「ケーラー」
- 7 丸みを帯びたフォルムや丸い脚が特徴「イッタラ」
- 8 マットな色合いと肌触りがスタイリッシュ「HAY」
- 9 シンプルで温かみのある陶器「アンヌブラック」
- 10 大地を感じる存在感が魅力「ハサミポーセリン」
- 11 優しい雰囲気を演出できる「バーズワーズ」
- 12 八角形の独特なフォルム「KIKOF」
- 13 おしゃれな植木鉢で北欧インテリアを完成させよう
100%リサイクル素材で作られた植木鉢「ローゼンダール」
ローゼンダールは、1984年に設立した、デンマークのライフスタイルブランドです。
ローゼンダールから発表された植木鉢カバーは、環境活動家デザイナーによるもので、環境負荷をできるだけ抑えたデザインが特徴です。
100%再生プラスチックの素材でつくられ、耐久性や水密性が高く、マイナス20℃までの耐霜性も持ち合わせるため、屋外でも使用できます。
表面が自然と調和する石のような質感で、シンプルながらも存在感が抜群。
曲線を用いた独特のフォルム「リーヒティエ プラント ポット」
リーヒティエ プラント ポットは、フィンランドを代表する建築家・インテリアデザイナー、アイノ・アアルトによるデザインで、1937年に発表された植木鉢カバーです。
同じく建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルトと生活する、自邸のためにデザインされました。
素材はセラミック製で、建築で用いられているタイルから着想されたものです。
アアルトの他のプロダクトにも共通する、曲線を用いた独特の形状が魅力です。
民話モチーフの夢見るデザイン「シークレッツ オブ フィンランド|夏至の魔法 ベース」
夏至の魔法 ベースは、フィンランド人と韓国人によるデザインデュオ「カンパニー」によって、アルテックのFIN/JPNフレンドシップコレクションのためにデザインされたシリーズのひとつです。
「6月の夏至祭の夜に、少女が7つの野花を枕の下に置いて眠ると、将来の夫を夢にみる」という民話をモチーフにしており、ベージュ色の表面には目を閉じた顔が描かれています。
ベースに植物を入れると、まるで夢の中で見た花や植物を見ているようです。
このシリーズは、ポルトガルのセラミック工場で、職人によるハンドメイドで製造されています。
造形美と機能性を併せもつ「ドマーニ」
ドマーニは、ベルギーのプランター・フラワーベースのブランドです。
これまで鉢の主流は、赤茶色の素焼きのテラコッタでした。
しかし、ドマーニは1992年に現代的なインテリアに合う革新的な植木鉢を発表しました。
新しい素材を使用したり、陶器の釉薬や製法にこだわったりして、新たな植木鉢を生み出しています。
代表的なシリーズは、日本の「楽焼」の製法を応用し、貫入(ヒビ)をデザイン化した「ミンスク」、ビビッドな色が目を引く「アクセル」、植木鉢らしいフォルムに特殊顔料をほどこし、耐久性を高めた「ロンドン」などがあります。
どれも耐久性に優れ、屋外でも使用可能です。
愛らしい女性の顔が魅力「ビヨン・ヴィンブラッド」
ビヨン・ヴィンブラッドは、1950年代から活躍したデンマークの国民的アーティストです。
代表作「エヴァ」シリーズの植木鉢は、大きめの鉢部分に愛らしい女性の顔を立体的にほどこし、ベースにカラフルな模様を描きこんだデザインが特徴です。
柔らかなかわいらしい女性の表情と、ポップな色合いが魅力で、植物をまるでアートのように楽しめます。
オブジェとして置くだけでも、部屋のアイコン的存在となるでしょう。
ボーダー柄がスタイリッシュな植木鉢「ケーラー」
デンマークを代表する老舗ブランドのケーラーから、2人の女性によるデザインデュオ「スティルレーベン」の手がけた世界的ベストセラー「オマジオ」シリーズが生まれ、さらに新しい植木鉢が登場しました。
「ヌオヴォ」と呼ばれるシリーズは、ブルーまたはグリーンに、白と黒を組み合わせたさわやかなボーダー柄が目を引く、小さめサイズのスタイリッシュな植木鉢です。
机や棚の上に飾るのにちょうど良く、部屋のアクセントになるデザインです。
丸みを帯びたフォルムや丸い脚が特徴「イッタラ」
フィンランドのイッタラ村で生まれた、北欧を代表するインテリアブランド。
イッタラでデザインを手がけるマッティ・クレネルがデザインした「ナップラ」は、曲線が特徴の植木鉢シリーズです。
「プラントポット」は、鉢を入れる部分に太くて丸い脚を付けたデザイン、「プラントポット&ソーサー」は植木鉢カバーに水の受け皿がセットなったデザインです。
丸みを帯びたフォルムと、大地を感じさせる色のバリエーションは、室内でも植物を美しく引き立てる役割を果たします。
マットな色合いと肌触りがスタイリッシュ「HAY」
HAYは、2002年に設立されたデンマークのインテリアプロダクトブランド。
「ボタニカルファミリーポット」シリーズは、真鍮製とセラミック製の2種類の素材から選べるシリーズで、セラミック製はビビッドなカラー展開があります。
「フラワーポットウィズソーサー」シリーズはグレーのポリストーン製で、軽くて耐久性に優れ、屋外での使用に適しています。
同じくポリストーン製の「プラントポットウィズソーサー」は黒とグレーから選択できます。
植物の色や環境に合わせて選択しましょう。
シンプルで温かみのある陶器「アンヌブラック」
アンヌ・ブラックはデンマーク出身のインテリアデザイナーです。
ノスタルジックな趣と、新しさやユーモアを感じさせるデザインは、北欧でも高い人気を誇っています。
繊細なデザインの植木鉢も2種類あり、どれも優しい雰囲気が魅力です。
シンプルで温かみのある色の陶器を革紐で吊るしたハンギングフラワーポット「grow」シリーズ、北欧の植物の色に似合う釉薬の色が魅力の小サイズの植木鉢「bloom」シリーズがあります。
大地を感じる存在感が魅力「ハサミポーセリン」
長崎県波佐見町で伝統的につくられてきた波佐見焼と、ロサンゼルス在住のデザイナー篠本拓宏のコラボレーションによるブランド、ハサミポーセリン。
シンプルで無駄のない円柱形の植木鉢は、自然を感じさせる色と肌触りが魅力です。
素地を活かしたナチュラル(ベージュ)とマットな黒のタイプは、加工していない表面のザラつきを活かしています。
透明感のある釉薬をかけたグレーは、表面にツヤがあり、スッキリとした印象が特徴です。
優しい雰囲気を演出できる「バーズワーズ」
バーズワーズは、「自分たちが作り出すものも鳥のさえずりのように、人の心や体に優しく伝わっていくものにしたい」をコンセプトにしたインテリアブランド。
8種類のサイズ展開のある「アートストーン」シリーズの鉢植えは、色はブラックとグレーの2色展開です。
屋内でも屋外でも使える素材を使い、直射日光や紫外線、変色など変化が起きにくいため、長く使えるのが魅力です。
おしゃれでかわいい雰囲気をつくりたいなら、鳥や花などの模様が隙間なく配置された「パターンドカップ」を選ぶのもおすすめ。
カップとして使えるのはもちろん、ペン立てやミニ鉢植えなどインテリアにも使える便利なアイテム。
小さなサボテンや多肉植物を植えれば、よりキュートなお部屋に仕上がります。
八角形の独特なフォルム「KIKOF」
東京を中心に活動する「KIGI」と、滋賀県の職人が集まる「マザーレイクプロダクツ」が共同で立ち上げたキコフ。
伝統工芸と産地の技術を使って、現代的なデザインを加えるプロダクトを製造しています。
キコフを特徴づける八角形のフォルムは植木鉢にもデザインされ、独特なフォルムですが、手づくりの温かさを感じさせる趣があります。
琵琶湖の自然を感じさせる4種類のカラーバリエーション、6種類のサイズ展開、プランターやハンギングポットもあり、自分に合った方法で植物を楽しめるようになっています。
おしゃれな植木鉢で北欧インテリアを完成させよう
ここまで、北欧テイストの空間に合う、おしゃれな植木鉢のブランド12選を紹介しました。
素材や色合いはブランドによって特徴があります。
また、屋内・屋外向きのものもあるため、用途によって選択してください。
日常生活に植物を取り入れて、北欧テイストの空間をおしゃれに演出しましょう。
重量も軽いため、使いやすいのも魅力です。