Miele電気オーブンを使いこなそう!便利な調理モードと機能をまとめて紹介

    ビルトインタイプならではの大容量かつパワフルな性能を持つMieleの電気オーブン。

    多彩な調理モードでどんな料理でも作れてしまう反面、調理モードの種類を知らないと宝の持ち腐れになってしまうケースがあります。

    この記事では、Mieleオーブンをもっと使いこなしたい方に向けて、便利な調理モードの数々を一挙に紹介します。

    オーブンシリーズに搭載された調理モードはなんと20種類以上!

    各モードの正しい使い方を覚えれば、より手の込んだ料理にもチャレンジできますよ。

    自動プログラムだけではもったいない?

    Miele電気オーブンでも特に便利な調理モードのひとつが「自動プログラム」。

    食材の種類に応じて自動的に焼き加減や時間を調節してくれるので、毎日の調理でよく使っているという方も多いでしょう。

    大きな鶏肉はもちろん、パンやケーキまで作れてしまう便利なモードですが、これだけを使い続けるのは少しもったいないもの。

    • こんがりと焼き目をつける「上部加熱」
    • サクッとジューシーな食感に仕上げる「モイスチャープラス」
    • 乾燥・発酵・低温調理までこなせる「特別プログラム」

    など、電気オーブンには充実の機能が数多く搭載されているのです。

    料理の腕をさらに上げたいなら、食材に応じて調理モードを使い分けるのが鉄則!複数の調理モードを使いこなしてこそ、電気オーブンの実力を100%引き出せるのです。

    電気オーブンの便利な調理モードを一挙に紹介

    ここからは、電気オーブンで便利に使える調理モードを紹介します。

    家庭料理に使える基本モードはもちろん、お菓子作りや焼き目付けに適した特殊な調理モードまで、押さえておきたい機能の数々を一緒に見ていきましょう。

    特に電気オーブンならではの調理モードや独自機能をピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてください。

    熱風でこんがり焼き上げる「熱風加熱プラス」

    熱風加熱プラスを使用している様子

    「熱風加熱プラス」は、ベーキングやロースト料理に幅広く使える汎用性の高い調理モード。

    上部・下部のヒーター熱に加え、ファンによって庫内全体に熱を行き渡らせるので、高い温度を長時間キープできるのが特徴です。

    温度のムラが少ないので、全棚に食材を置いて同時に調理できるのが魅力。

    ふっくら・サクサク・ジューシーな焼き上がりになるのはもちろん、鍋ごと入れれば炊き込みご飯や煮込み料理も作れちゃいます。

    少量の料理なら「熱風加熱エコ」なども選べるので、あらゆる調理シーンにしっかりと対応してくれます。

    伝統的なオーブン調理「上下加熱」

    昔ながらのレシピを再現したい方にぴったりなのが「上下加熱」。

    ファンによる熱風を加えず、上部・下部に搭載されたヒーターの熱のみで焼き上げる伝統的なオーブン調理です。

    調理に少し時間がかかりやすい反面、じっくり焼き上げるオーブンならではの見た目と食感を楽しめます。

    温度を低く設定してローストビーフを作ったり、懐かしのレシピにチャレンジできたりと、作れる料理の幅がさらに広がります。

    お菓子やケーキ作りに最適「熱風ベーキング」

    熱風ベーキングを使用している様子

    お菓子作りが好きなら、ぜひ活用したいのが「熱風ベーキング」。

    キッシュやフルーツタルト、自家製パンなどに適した温度設定で、サクサク食感の生地に焼き上げます。

    クッキーやケーキといったベーキング全般に使えるのはもちろん、たくさんのせたトッピングをカリッと香ばしく焼きたいときにも便利!

    簡単操作でスイーツ作りがみるみる上達していく嬉しいモードです。

    パリパリ食感を楽しめる「オートロースト」

    大きめの鶏肉や塊肉などを焼くときに便利な「オートロースト」。

    最初に230度近くの高温で表面を一気に焼き上げ、その後に低温でじっくりと火を通します。

    外はパリパリ、中は肉汁が溢れるジューシーな食感を楽しみたいときにおすすめ。

    ワンタッチで本格ロースト料理が完成するので、お祝いイベントやパーティーシーンにも最適です。

    分厚い肉もバッチリ焼き上げる「熱風グリル」

    強力なグリルヒーターとファンを組み合わせた「熱風グリル」は、骨つきのTボーンステーキなど、分厚い肉を芯まで焼きたいときにおすすめです。

    通常のグリルに熱風を加えた急速加熱により、鶏肉・鴨肉・豚すね肉・ロール肉など、あらゆる肉料理をジューシーで柔らかな食感に仕上げます。

    美味しさはもちろん、時短効果も期待できるMieleならではの調理モードです。

    一度に大量の肉を焼ける「フルグリル」

    一度の調理でたくさんの肉を焼きたい場合は、「フルグリル」を選ぶのがおすすめ。

    庫内の上部ヒーターとグリルヒーターを稼働させ、まさに全方位からのオーブン熱で豪快に焼き上げます。

    ヒーターの数が多いので焼きムラも少なく、違う種類の肉を並べてもこんがりと焼き上がります。

    少量のステーキやソーセージなどをサクッと焼きたい場合は、エネルギーを抑えた「エコノミーグリル」も選択可能。自宅でバーベキュー気分を味わいたい方にはぴったりのモードです。

    多彩な調理が可能になる「特別プログラム」

    通常のオーブン調理ではできないさまざまな機能が搭載されているのが「特別プログラム」。

    操作パネルから希望のメニューを選択すれば、乾燥・発酵・解凍・低温調理など、あらゆる特殊調理が可能になります。

    自家製のドライフルーツを作ったり、温度管理が難しいイースト生地を発酵させたりと、より幅広い種類の料理にチャレンジできます。

    焼き目をつけるならコレ!「上部加熱」

    上から焼き目をつけたいときにぴったりな「上部加熱」は、実は電気オーブンのみに搭載された便利な調理モードです。

    食材の表面にこんがりと焼き色をつけて、見た目の美しさと食感をアップ!

    最後のひと仕上げに便利なモードで、見た目にもこだわる本格料理を作りたい方にはぴったりです。

    トッピングのみをこんがり焼きたい場合や、グラタン調理にも使える汎用性の高さも特徴です。

    鍋料理や湯煎でも使いやすい「下部加熱」

    庫内下部に搭載されたヒーターのみを稼働させる「下部加熱」は、二重鍋を使った加熱調理などに適した調理モードです。

    通常のレンジ加熱のように使用できるほか、ケーキやキッシュ、ピザなど、分厚いパン生地の底面のみを焼きたいときにも重宝します。

    水を張ったトレイを下段棚にセットすれば、プリンや茶碗蒸しを作ることもできます。

    蒸気でジューシーな食感を実現「モイスチャープラス」

    モイスチャープラスのプログラムを使用している様子

    ヒーターとファンによるオーブン調理に加えて、仕上げにスチーム噴射を行う「モイスチャープラス」。

    電気オーブンに独自搭載された目玉機能のひとつです。

    庫内の蒸気と空気の流れを最適化し、均一な焼き上がり・うるおい感・焼き色など、独特な食感と見た目を楽しめます。

    蒸気の注入量・タイミング・時間などは、食材や調理方法によって細かく調整できるのがポイント。

    パン生地はふんわりと仕上がり、肉類は柔らかくジューシーな食感になります。

    また、「熱風加熱プラス」「熱風ベーキング」「オートロースト」「上下加熱」など、数ある調理モードと自由に組み合わせできるのも魅力です。

    例えば熱風ベーキングと組み合わせれば、生地のサクサク感をキープしつつ、上にのせたトッピングのみをしっとりと仕上げることも可能です。

    ほかにも、脂身の多いロースト肉にスチームを噴射して余分な脂肪を落とすなど、アイデア次第で自由度の高い使い方ができます。

    電気オーブンを導入するなら、絶対に使いこなしたい機能のひとつといえるでしょう。

    ユーザープログラムでよりスムーズな調理を

    料理を作る頻度が多い家庭の場合は、「調理モードがたくさんあるのは分かったけど、毎回メニューを選択するのが面倒で…」と感じてしまうことも多いはず。

    そんな方におすすめなのが、お気に入りのメニューを保存できる「ユーザープログラム」です。

    紹介した調理モードは、機能・温度・プログラム時間にいたるまで、すべてユーザープログラムによって保存できます。

    毎日作る料理やお気に入りメニューがあるなら、一度保存しておけばいつでも引き出しが可能に!

    時間の節約になるのはもちろん、料理の工程がさらにスムーズになります。

    電気オーブンの性能を最大限に引き出そう

    オーブンで調理している様子

    今回はMieleの電気オーブンに搭載された調理モードについて紹介しました。

    まずは押さえておきたい基本モードを中心に紹介しましたが、このほかにも便利な調理モードや機能がたくさんあります。

    自分が難なく使えそうなモードから試していくと、料理の実力がメキメキと上がっていくことがわかるはず!

    ぜひMieleの電気オーブンを導入して、本格的な焼き料理にチャレンジしてみてくださいね。