おうちでリラックス!アウトドアリビングにもおすすめのハンモック特集

    布やネットの両端を吊り下げたハンモック。
    ゆらゆら揺れる様子を見るだけで、眠気を誘うようなハンモックがあったら素敵だと思いませんか?

    木や柱に吊り下げるタイプが有名ですが、専用スタンドがあったり、チェアの形をしていたり、実は色々なタイプがあるのです。
    見たらきっと欲しくなる!最近のハンモック事情を見ていきましょう。

    ソファや椅子にはない「ハンモック」の魅力って?

    リビングルームに吊られたハンモック
    https://www.the-hammock.com/

    ハンモックのルーツは、中南米のメキシコ辺りにあると言われます。
    とても暑く、サソリなど、有毒生物が生息する過酷な環境で、少しでも快適に眠れるように生み出されたと言われます。

    ソファや椅子のように地についていないので不安定ですが、風通しがよく、体全体を包み込んでくれるので、体が痛くなりにくいと言われます。ゆりかごのように赤ちゃんを寝かしつけるのに使ったり、キャンプなどに持って行けたり、地面に固定されたソファや椅子とは違った快適さを与えてくれます。

    ハンモックにもいろんな種類がある

    木の樹皮を編んで作って木に吊り下げたのがハンモックの由来とされますが、最近ではどんどん進化して、木や柱が必要ない「自立型」や椅子のように使える「ハンモックチェア」も登場しています。

    生地も木の樹皮ではなく、コットンやナイロンなど、好みや使い方でさまざまなタイプが選べます。

    室内でも便利な「自立型ハンモック」

    自立式のハンモックが置かれた部屋

    自立型ハンモック」とは専用のスタンドに吊り下げるタイプ。
    ハンモックを吊り下げる場所を探す必要がなく、屋内でも屋外でも、ハンモックを置くスペースさえ確保できればどこでも設置できます。

    折りたたんで持ち運び簡単なタイプを選べば、気軽に旅行にも持って行けます。
    自立型は比較的大きいタイプが多いため、設置する場所に入るか事前に確認しましょう。

    屋外には向かないコットンやキャンバス生地などが多いですが、吊り下げる場所が少ない室内に向いています。

    キャンプで大活躍「吊り下げ式ハンモック」

    リビングルームにあるハンモック
    https://www.the-hammock.com/

    専用スタンドのない「吊り下げ式ハンモック」は、木や柱くくりつけて吊り下げるタイプです。
    ハンモックを吊り下げる場所を探す手間はありますが、スタンドがない分、持ち運びが楽。

    キャンプなどで人気のアイテムです。
    注意が必要なのは、取り付ける場所。ハンモックに寝そべった時の重さに耐えられるか確認してから取り付けましょう。

    包まれる安心感「ハンモックチェア」

    部屋の中心にあるハンモック
    https://www.the-hammock.com/

    ハンモックチェア」とは、寝そべるのが目的のハンモックと違って、座るためにデザインされているものです。ハンモック同様、自立型と吊り下げ式があります。

    椅子に長時間座っていると腰などが痛くなってくることがありますが、ハンモックチェアは体の広い部分に体重が分散される効果があるため、”体が痛くなりにくい”と言われます。

    生地の素材もさまざま!

    景色のいいテラスにある自立式のハンモック

    コットンやネット、ナイロン、パラシュート生地など、ハンモックの生地はバラエティ豊か。

    安定感と寝心地を重視するなら、断然継ぎ目のない一枚布がおすすめ。

    でも、一枚布はコットンやキャンバス生地が多いため、アウトドアで使いたいのなら、継ぎ目があっても軽くて強度のあるナイロンやパラシュート生地が良いでしょう。
    速乾性があって濡れても安心です。

    通気性に優れたネット生地は、ボタンなどが引っかからないように気をつける必要はありますが、雨に濡れても乾きやすく、全身を包んでくれるような居心地です。

    ハンモックを選ぶときの注意点

    いろいろなハンモックが吊られた様子

    ハンモックはただの布やネットではありません。
    使う場所やサイズなどに合わせて、色々なタイプが売られています。

    どんな点に気をつけてハンモックを選ぶか、ポイントを解説します。

    置く場所とハンモックのサイズを測ろう

    ソファなどと同様に、ハンモックをインテリアとする場合は、置く場所とハンモックのサイズを測って、その場所に入るか確認しておく必要があります。

    縦のサイズが決まったところで、幅を決めるのも大事です。
    ひとりで使うのか、数人で使うのか、子どもも使うのかという可能性を考えれば、サイズも割り出されて行きます。

    目安としては、ひとりだと約140cm、ふたりの場合は約200cmです。

    幅が狭いとコンパクトで持ち運びが楽ですが、幅広い方が安定感は高まります。
    子どもも使うのであれば、大きめのサイズを選びましょう。

    耐荷重を確認しよう

    ハンモックを見る時は、”耐荷重の確認も必要“です。
    ハンモックには耐荷重の表記があるので、のる人の体重を考えて購入し、使う時は表記された重さ以上の重量をかけないことが大事です。

    用途にあわせて種類を選ぼう

    ハンモックを選ぶ時は、どんな目的で使うか考えてみましょう。
    キャンプや旅行へ持って行くのであれば、コンパクトに折りたためる吊り下げ式ハンモックを、家のインテリアとして使うなら、自立型やハンモックチェアを選ぶのが無難でしょう。

    前述したように、アウトドア用にするか屋内用にするかで生地も決まります。

    おすすめのハンモックブランド

    ハンモックは、先住民インディオが1000年以上前から使ってきた歴史があるものの、ここ10〜20年で、家のインテリアやキャンプ用品として、色々な商品が登場しています。

    評価の高い国内外のハンモックブランドを紹介します。

    王道ブランド「Vivere」

    Vivereのハンモック
    https://vivereltd.com/

    Vivere社は、ハンモック好きに名の知られたハンモックメーカーです。

    メキシコ旅行でハンモックに出会った創始者がブラジルにハンモックを発注してから十数年、今やハンモックの販売から家具のデザインまで行っています。

    人気商品は大人ふたりがすっぽり入るという自立型ハンモック。
    組み立てと持ち運びが簡単なのに、安定感も寝心地も抜群という口コミが広がり、売り切れ続出です。

    時代とともに変化している「TOYMOCK」

    TOYMOCKのハンモック
    https://www.instagram.com/toymock_official/

    「TOYMOCK」は、生活雑貨メーカーが居心地よさを追い求めて作ったハンモックブランドです。

    時代や人々のニーズに合わせてハンモックのデザインも進化。
    生活スタイルに合わせてハンモックモードとチェアモードに変えられる2WAYのポータブルハンモックなど、欲張りな現代人のニーズに合った商品を生み出しています。

    初心者におすすめ「シフラス」

    シフラスのハンモック
    https://lifeonproducts.co.jp/brand/sifflus/

    気軽にアウトドアが楽しめるブランド「シフラス」が提供するのは、日常に溶け込む贅沢な生活。

    「シフラス」でおすすめのハンモックは、チェアやハンガーラックにとしても使える3WAYタイプ。

    ハンモックを使ってみたいけど、もし使わなくなったら?という疑問を持つ人でも、他の使い方ができるのなら安心です。アウトドアでもインテリアとしても楽しめるのが嬉しい商品です。

    ハンモックのある家でリラックス時間を過ごそう

    ハンモックの吊られた木

    吊り下げタイプだけでなく、自立型やチェアタイプ、形が変化する3WAYタイプまで、どんどん進化しているハンモック。

    布やネットの両端を吊り下げただけなんて、なんだか原始的…と思っていた方も、だまされたと思って一度寝そべってください。虜になって、ハンモックから離れられなくなるかもしれません。

    タイプや生地、サイズを見て、お気に入りの一点を見つけてくださいね。