知性的でシャープなPK80|絵になる美しさの魅力と導入事例を紹介

    PK80は繊細なスチール製の脚部に、まるで浮かぶように乗ったシンプルな四角い座面が美しいデイベッド(Day Bed)です。

    無駄のないモダンなデザインと、高級で品のある美しさが共存する研ぎ澄まされたフォルムが特徴です。

    この記事ではスタイリッシュで上品なPK80について、特徴やコーディネート事例を紹介します。

    PK80とは?

    PK80は1957年に「ポール・ケアホルム」によってデザインされたデイベッドです。

    「E.コル・クリステンセン」で生産されていましたが、ケアホルムが51歳という若さで亡くなったあと、1982年からはデンマークの家具メーカー「フリッツ・ハンセン」が製造と販売を引き継いでいます。

    PK80は1930年にドイツの建築家「ミース・ファン・デル・ローエ」がデザインしたバルセロナカウチからインスピレーションを得て作られました。

    デザインの美しさと機能性をあわせもつ好例として、2004年にMoMA(ニューヨーク近代美術館)の展示室用のベンチに採用されています。

    シンプルで汎用性の高いフォルム

    PK80は背もたれのないまっすぐな1枚の座面と、スチール製の脚部のみで作られています。

    徹底した無駄のないデザインで、360度どの角度からでも使うことができます。

    縦幅は80cm、横幅は190cmとゆったりした寸法で、座面は一つひとつのマス目にパイピングを施しています。

    また中材に豚毛を使用し程よい柔軟さで体を快適に支えるPK80は、座るだけでなく横になることもでき、ソファとしてもベッドとしても使えるのが特徴です。

    座面と脚部の間には塗装仕上げの合板を挟んでおり、しっかりと座面を支えています。

    スチールと木材、皮の3種の異素材を絶妙なバランス感覚で組み合わせた、モダンなイメージの中に柔らかな優しさを感じさせる見事な造形美です。

    高さは30cmとシートを低く設定しています。

    リラックススペースとして程よく圧迫感を与えず、どこに置いてもすっきりと空間に溶け込む汎用性の高いフォルムが魅力でしょう。

    空間に合わせられる豊富なファブリック

    PK80の脚部はサテン仕上げステンレスフレームの1種類に固定されていますが、座面の素材はキャンバス地と5つのレザー(革)の全12種類の豊富なカラー展開となっています。

    • キャンバス
      ナチュラル
    • オーラレザー
      ブラックブラウン/ブラック/コニャック/ウォルナット
    • エンブレイスレザー
      チョコレート/コンクリート
    • グレースレザー
      ブラック/ダークブラウン/ウォルナット
    • ナチュラルレザー
    • ラスティックレザー

    子どものいるご家庭などはキャンバス生地を選ぶと、高級過ぎずカジュアルな雰囲気の空間を演出できるでしょう。

    一方でグレー系である「コンクリート」はどの部屋にもなじみやすく、高級な北欧の印象を与えます。

    シャープなブラック系は、インテリアのポイントとして優美でモダンな空間を作り上げるため現代的な空間を希望する人におすすめです。

    日本では公共施設でよく用いられるPK80

    PK80のある空間

    PK80は座面が広く、多くの人が腰をかけるのに適していることから、日本では公共施設や企業のラウンジでよく使われています。

    また通常のベンチは40cmほどの高さが多いなか、PK80は30cmと低め。

    展示物や周囲の空気感を際立たせられるため、国立新美術館をはじめ美術館にも多く採用されています。

    シンプルな美しさの見た目だけでなく使い心地も考えられており、座っても横になったときも快適な座面の柔らかさを感じられるでしょう。

    本場北欧では一般家庭のリビングやエントランスで使われることも少なくありません。

    PK80は生活に寄り添った家具として多岐にわたるシーンで愛されています。

    PK80の導入事例を紹介

    数々のアートスペースに採用されている美しいPK80の導入事例を紹介します。

    公共スペースに使われることが多い反面、シンプルなデザインのためご家庭でも汎用性が高いPK80ですのでぜひ取り入れてみてください。

    ほかの椅子と合わせてリビングに

    PK80のある空間

    PK80は座面が低く空間を圧迫しないことから、ほかの椅子と合わせても周囲に溶け込みます。

    とくにケアホルムがデザインしたPK22やPK31との相性が抜群です。

    それぞれ小ぶりなサイズ感のため、日本のリビングに並べて置いても統一感のある空間になるでしょう。

    ソファの代わりとして

    PK80のある空間

    一人暮らしならソファの代わりとしても活躍するPK80。

    普段はソファとして使い、疲れたときは横になってゆっくりとした時間を過ごせます。

    余計な装飾のないPK80はそのままでも高級感のある北欧の雰囲気を楽しめますが、お気に入りのクッションやおしゃれなブランケットでアレンジすれば、「自分だけのPK80」としてさらに愛着が湧くでしょう。

    仕事部屋のリラックススペースとして

    PK80のある空間

    近年では家で仕事をする人も増え、仕事部屋にいる時間が多くなっているかもしれません。

    仕事部屋の壁際にPK80を置いておけば、疲れたときに一息ついたり新しいアイディアを考えるスペースとして利用したりと自由に使えます。

    壁にはお気に入りの絵やアートオブジェクトを飾れば、仕事部屋に自分だけのリラックスできる空間を作れるでしょう。

    汎用性の高いデイベッドPK80で北欧チックな空間に

    PK80のある空間

    この記事ではどこに置いても絵になる、凛とした美しさが際立つPK80について紹介しました。

    徹底したミニマリズム思考で研ぎ澄まされたモダンなデイベッドは、長く使えば使うほど愛着のわく上品なデザインです。

    彫刻のような美しさと実用性をもったPK80で、部屋を北欧チックな空間にしましょう。

      ABOUT US

      さときちセールスマネージャー
      大手住宅メディア出身の工務店オタク。工務店の家づくりの魅力を広めるために東京から2時間かけて通勤。趣味は愛犬キャバリアと北欧家具を愛でること。最近の悩みは椅子を買いすぎて妻に「あなたは何人家族ですか?」と言われること。