ロウソクの灯りが優しく室内を照らしてくれる「キャンドルインテリア」。
部屋の雰囲気がぐっとおしゃれになりますが、初めて取り入れる場合はどんな飾り方をすれば良いのかイメージが湧きにくいこともあると思います。
この記事では、そんなキャンドルインテリアをたっぷり楽しむ配置のコツや注意点について、幅広くお伝えします。
目次
キャンドルインテリアとは?
キャンドルインテリアとはその名の通り、キャンドル(ロウソク)を取り入れた室内装飾のこと。
日本では、キャンドルインテリアというと部屋づくりにこだわりのある人が取り入れる印象ですが、北欧をはじめとするヨーロッパ諸国では、古くからキャンドルを灯りとしてだけでなく、インテリアの一部として愛されてきました。
特に北欧デンマークはキャンドルの消費量が世界一。
日の入りが早く夜の時間が長いことから、キャンドルの灯りを癒しの要素として生活に取り入れる習慣が根付いています。
この記事で紹介するキャンドルスタンドやキャンドルホルダーは、ロウソクのある生活をする中で人々が生み出した知恵の結晶です。
機能的かつおしゃれに部屋を彩るキャンドルインテリアに、ぜひあなたも挑戦してみてください。
キャンドルインテリアの3つの魅力
キャンドルインテリアにはどのような魅力があるのでしょうか?
おすすめのポイントを3つに絞って解説します。
小さな炎がリラックス効果を演出
キャンプファイヤーや暖炉で揺れる炎を、ずっと眺めていたくなったことはありませんか?
炎の揺れには「1/fゆらぎ」と呼ばれる一定ではないリズムがあり、それが人体のリズムと共鳴することで、人間は癒やしを感じるのだそうです。
儚げに揺れるキャンドルの灯りを生活に取り入れれば、ストレスを感じているときでも手軽にリラックスできるかもしれません。
光と影を操るインテリアを楽しめる
照明の光量を抑えてキャンドルに火を灯せば、まるで影絵のような光と影の世界が現れます。
例えば、キャンドルを壁際に飾ったり、複数置いて並べたりすると、壁面や接地面に優しく光を反射します。
使い方次第で間接照明のようにもなるキャンドルで、あたたかみのあるインテリアを楽しみましょう。
ナチュラルテイストと相性抜群
キャンドルの淡いオレンジ色は、特に木目やベージュなどを基調とした部屋の雰囲気にマッチします。
つまり、ナチュラルテイストな部屋と相性抜群だということ。どちらも元々自然界に存在する素材や色であるというのも、その理由かもしれません。
シンプルなナチュラルインテリアはもちろん、ロッジ風や北欧風など、工夫次第でさまざまなテイストにキャンドルインテリアを合わせることが可能です。
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キャンドルインテリアの注意点
おしゃれで魅力たっぷりのキャンドルインテリアですが、通常のインテリア小物や照明器具とは違った注意点がいくつかあります。
ここでチェックしておきましょう。
火の消し忘れに注意する
実際に火を使うキャンドルだからこそ、火の消し忘れには注意が必要です。
スタンドやホルダーなどを使えばある程度安全面は担保されますが、材質や状況によっては突然割れてしまい、火事につながる場合もあります。
つけっぱなしにすることは避け、必ず部屋を離れる前や就寝前には火を消しましょう。
燃えやすい物を近くに配置しない
キャンドルを生活の中に取り入れる場合、引火にも注意が必要です。
例えば窓辺でアロマキャンドルを焚いている間に、近くのカーテンやドライフラワーといった可燃物に火が移ってしまうことも…。
キャンドルの周囲にはスペースを広めに取り、火事のリスクを極力減らして楽しみましょう。
数の増やしすぎに気を付ける
形状や種類、香りまでさまざまなキャンドルには、つい集めたくなる魅力があります。
しかし凝ったキャンドルは一つひとつの価格が高めなので、どれを手元に置くか吟味の必要が出てきます。
また、キャンドルの数がありすぎると、上部に溜まったほこりの掃除や、キャンドルスタンド・ホルダー等周辺グッズの掃除など相応に手間もかかるので注意が必要です。
子ども・ペットがいる家庭は置き場を工夫
小さな子どもやペットがいる場合は、手の届かない場所・時間帯での使用をおすすめします。
万一火がついたキャンドルが落下した場合、火事だけでなくやけどなど怪我のおそれもあります。
キャンドルを焚くのが難しそうな場合、LEDキャンドルもおすすめです。
実際の炎の揺れのような不規則な動きが再現されているものもあり、本物さながらの臨場感が体験できます。
初心者向け!キャンドルインテリアのアイデア6選
ここでは、初めてキャンドルインテリアを取り入れる方にぴったりな飾りつけのコツを6つ紹介します。
お部屋の状態と照らし合わせながら、ぜひ参考にしてみてください。
種類の異なるキャンドルを組み合わせる
キャンドルには、縦長の「テーパーキャンドル」や円柱形の「ピラーキャンドル」、それを短くした形の「ボーティブキャンドル」など、さまざまな形状があります。
また、色・香りのついたものや、中に天然素材を閉じ込めた「ボタニカルキャンドル」など、デザインもさまざまです。
すべての形を揃えず、あえて複数の種類を取り入れれば、キャンドルを飾った一角が華やかに。
見た目にも楽しくリラックスタイムを過ごせますよ。
キャンドルスタンドに入れておしゃれに飾りつけ
「キャンドルスタンド」とは、キャンドルを立てておくための燭台のこと。
ヨーロピアンなインテリアならクラシカルなものもいいですが、部屋の雰囲気に合わせて、豆皿風や木製のものなどを選んでみるのもおすすめです。
お気に入りのインテリア雑貨と一緒にアレンジ
お気に入りの雑貨とキャンドルを合わせれば、インテリアがさらに魅力的になります。
例えば、かわいいLEDライトとキャンドルを合わせれば、一角がまるでイルミネーションのように輝きだします。
石や貝殻などのコレクションがあるなら、キャンドルの灯りで照らし出すのもおしゃれな配置です。
組み合わせ自由度の高さがキャンドルインテリアの魅力ですが、ほかの雑貨の近くで飾る場合はくれぐれも引火に注意してください。
「TIMBER YARD」の公式ショップなら、LEDライトを使用したキャンドル風雑貨も豊富に揃っています。火を使わないので子どもが居ても安心。ほのかな灯りを演出したい方にはおすすめです。
キャンドルカバーを付けて炎の模様を楽しむ
「キャンドルカバー」には、上からかぶせるもの、下から支えるものなどさまざまなタイプがあります。
カバーとなるガラスの形状や表面の模様によっては、接地面に炎の模様が放射状に美しく広がるものも。
小さな炎の明るさを増幅させ、まるで間接照明のように辺りを照らすキャンドルカバーは、一つは持っておきたい便利なインテリアアイテムです。
キャンドルホルダーで壁掛け設置にチャレンジ
キャンドル全体を包み込む「キャンドルホルダー」の中には、壁掛けタイプのものもあります。
小さなティーライトキャンドル向けから円筒形のボーティブキャンドル向けまで形状はさまざま。
一つのキャンドルホルダーでいくつものキャンドルが設置できるようになっているものもあります。照明に近い状態で使いたいならおすすめのアイテムです。
LEDキャンドルで組み合わせをさらに自由に
安全に使用できるLEDキャンドルですが、最近ではさまざまな形が登場しています。
すぐに燃え尽きるティーライトキャンドルや、大きくて値が張るピラーキャンドルなど、普段自分では買わないタイプをLEDで揃えて、本物のキャンドルと組み合わせるとアレンジの幅が広がります。
癒しのキャンドルでお部屋を一味違った雰囲気に
この記事では、キャンドルインテリアの魅力や注意点、おすすめの取り入れ方などについて解説しました。
火事や引火に気をつける必要はありますが、見ているだけで心が落ち着く癒しのキャンドルは、インテリアアイテムとしてとても優秀です。
まずは一つ、部屋の雰囲気に合うキャンドルを購入して、その魅力を体験してみてくださいね。
今回紹介したキャンドルインテリア事例は、「TIMBER YARD」の公式ショップにある商品で演出できます。おしゃれな北欧家具や雑貨も豊富に揃っているので、気になる方はぜひラインナップを覗いてみてくださいね。
贅沢な癒しのキャンドルタイムは、やすらぎの時間や過ごし方を意味する「ヒュッゲ」の考え方にも大きく影響を与えており、近年注目を集めている北欧ライフスタイルの一つになっています。