Miele食器洗い機の購入を考えている方は、「国産のものと比べて何が違うの?」という疑問を持っていることが多いはず。
購入するなら、両者の特徴やスペックを十分理解してから、どちらを買うのかを決めるのがベストです。
この記事では、国産の食器洗い機とさまざまな性能を比較し、Miele食器洗い機が優れているポイントについて紹介します。
Mieleの独自機能や、設置するときの注意点についてもわかりやすく解説!
どちらを選べば良いか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Miele食器洗い機の魅力を7つのポイントで比較
国産の食器洗い機とMiele食器洗い機には、細かい性能面でどのような違いがあるのでしょうか。
ここからは、以下の7項目に分けて、Miele製品のおすすめポイントを解説します。
- 耐久性
- 容量
- 乾燥方式
- 電源
- 洗浄性能
- ドアの開閉タイプ
- カトラリー入れの形状
20年間の稼働を想定した耐久性の高さ
設置に手間のかかるビルドイン食器洗い機は、できれば故障が少なく、常に安定的に稼働する製品を購入したいもの。
Mieleが展開する食器洗い機シリーズは、国産と比べて耐久性がかなり高いという特長があります。
独自基準による厳しい耐久テストで品質をチェックしているため、製品クオリティは業界でもトップクラス。
食器洗い機の場合は、「性能試験」「バスケット荷重試験」「ドアの耐久性試験」「カトラリーバスケットの衝撃試験」など、細かい部分に至るまで数多くのテストを実施しています。
どの家電シリーズにおいても、20年毎日稼働させても同じパフォーマンスを発揮できる性能を備えており、製品の耐久性の高さが魅力です。
大量の食器を一度に洗浄できる大容量スペース
食器を収納する庫内スペースに関しても、国産製品とは大きく仕様が異なります。
国産の食器洗い機は、横幅が45cm程度のコンパクトなサイズが一般的。
収納スペースが少ないため、食器が多い場合は複数回に分けて洗浄を行う必要があります。
一方のMiele食器洗い機は、横幅60cmの大型サイズが標準モデルとなっており、大家族の食卓に並ぶ大量の食器でも一度に洗浄できます。
大容量を実現した秘密は、「給排水システムの位置」にあります。
国産タイプは本体の下に設置することが多く、そのぶんスペースが圧迫されがち。
Mieleの場合は、本体内部の横部分に内蔵されているので、想像以上にゆったりとしたスペースを確保できているのです。
余熱乾燥で優しい洗い上がりを実現
乾燥方式に関しても仕様に大きな違いがあります。
国産の食器洗い機は、温風を直接食器に当てる「強制乾燥方式」を採用しています。
時間効率が良く安定的に乾燥させられる反面、デリケートな食器類にはあまり良くないなどのデメリットも存在します。
Mieleの食器洗い機は、洗浄時に使った温水の余熱を利用する「余熱乾燥方式」を採用。
洗浄水の熱を再利用するのでエコ効果が高く、自然乾燥なので食器にも優しいのがポイントです。
また乾燥終了後に自動でドアを開く「AutoOpen乾燥」機能を搭載。
隙間から外の風を取り込み、自然乾燥のスピードをさらに早めてくれます。
節約効果が高いですが、食器の量によっては少し時間がかかりやすい難点もあります。
設置・稼働には200Vの電源が必要
国産食器洗い機の多くは、日本の住宅基準に合わせて100Vの電源で稼働するものがほとんど。
一方のMiele食器洗い機は、強力な洗浄効果を発揮するために200Vの電源を必要とします。
ちなみにV(ボルト)は一度に使える電気量を示しており、数値が高くなるほど短時間で強力な電力を使えます。
非常にパワフルな性能なので、たくさんの食器でも隅々まで洗浄することが可能。
搭載されている洗浄プログラムの豊富さも、200V電源による安定的・効率的な電力供給だからこそ実現するものです。
電源確保が困難な場合、追加工事を行わなければならないのがデメリット。
ちなみに、電気代は月にどれくらい電力を消費したか(電力消費量)によって決まるので、「V数が高い家電=電気代が高くなる」とはなりません。
Miele食器洗い機の節水・節電性能は業界トップクラスなので、月々お得な電気代で使用することができます。
3本のスプレーアームで高い洗浄能力を発揮
多くの国産食器洗い機がスプレーアーム1本で洗浄するのに対し、Miele食器洗い機は3本の長いスプレーアームを搭載しています。
効率的なノズル配置とあらゆる方向に水を放出する独自の技術により、高い洗い上がり性能を実現。常に最高の洗浄パフォーマンスを発揮できるのが強みです。
実際にMiele食器洗い機は、「ラインヴァール応用科学大学」の洗浄テストにおいて最高水準の性能が認められており、特に高温洗浄においては、洗剤を使わなくても高い除菌率を発揮することがわかっています。
フロントオープン式のドアで出し入れが便利
食器洗い機の開閉方法にも大きな違いがあります。
国産タイプは庫内を手前に引き出す「引き出し式」を採用しているのに対し、Mieleはドアが前面に90度まで開く「フロントオープン式」を採用。
フロントオープン式は、庫内のバスケットを引き出せる設計になっており、3段ある収納スペースをそれぞれ個別に引き出すことが可能。
出し入れしやすい体勢・方向から食器をセットできるのが魅力で、下から順番に収納する必要がある国産タイプと比べて使い勝手がかなり良くなっています。
カトラリー類は専用トレイにセットできる
カトラリーの洗浄方法は、国産タイプは「縦型」、Mieleは「トレイ型」を採用しています。
縦型は文字通りカトラリーを立てて収納・洗浄する方式。
束状にまとまるので1本1本に水が当たりにくく、汚れが残りやすい特徴があります。
一方のMieleは、3段バスケットの上段に独自技術を駆使した3Dトレイを搭載。スプーン・ナイフ・フォーク・箸・れんげなど、さまざまなカトラリーを形状ごとに一つずつセット。
専用トレイに丁寧に敷き詰めるので全方向から水が当たり、頑固な汚れでもしっかり落とせます。
安心と信頼のMiele食器洗い機で快適な生活を実現
この記事では、「Miele食器洗い機」と「国産食器洗い機」それぞれの違いについて、7つの項目を比較しました。
国産と比べて値段は張りますが、洗浄性能は文句なしのトップクラス。
食器洗い・食器ケアの手間が劇的に改善されるので、より快適なキッチンライフを送りたい人にとっては最高の選択となることでしょう。
シリーズによって搭載機能やデザインが大きく異なるので、気になる方はぜひMiele製品のラインナップを見てみてください。