キッチンは調理用具や各種家電、食材や調味料などでものが溢れてごちゃごちゃしてしまいがちです。
家の中でも特に生活感が出やすいうえ、LDKが一体となった空間の場合のキッチンは目を引く場所のひとつです。
今回は、いつもきれいにしておきたいキッチンに必要な家具や、あったほうが良い家具についてご紹介します。
さらに、おしゃれなキッチンにするための家具のポイントについても紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
キッチンに必要な家具の種類
キッチンになくてはならない家具にはどのような種類があるでしょうか。
キッチンに必要な家具の種類を詳しく解説します。
収納
キッチンに置く家具で絶対に必要なのが収納です。
収納家具がなければ、調理道具や食器、カラトリーなどを納めて置く場所がありません。
キッチンの収納は収納するものの量や種類によって形や大きさはさまざまです。
キッチン台(天板)
キッチン台(天板)も、キッチンに必ず必要な家具のひとつです。
キッチン台とは、キッチンにある作業台のことで、ステンレス製や人工大理石製のものが多く、さまざまなデザインのものがあるので、キッチンやLDK全体の雰囲気に合わせてぴったりなものを選びましょう。
ダイニングテーブル
リビングのローテーブルで食事をするという人以外には、ダイニングテーブルも必要な家具です。
ダイニングテーブルは食事をするためのテーブルで、キッチンのすぐ近くに設置することが多い家具です。
長方形や正方形、円形などさまざまな形やデザインのものがあります。
家族構成や好みに合わせて選びましょう。
ダイニングチェア
ダイニングテーブルと合わせてダイニングチェアも必要です。
ダイニングテーブルとセットで販売されていることが多く、セットの商品であればチェアの高さやデザインのテイストが合ってるので、トータルでのコーディネートがしやすくなります。
最近では、ダイニングチェアのデザインをあえてバラバラのものにする上級おしゃれテクニックを取り入れる方も増えています。
照明
キッチンが暗いと、包丁などの刃物を扱うときに手元が見えにくく危険なことも。
照明を設置して最適な明るさを確保する必要があります。
照明にもさまざまな種類があり、テイストに合わせて選ぶことができます。
おしゃれな間接照明やペンダントライトなどが人気です。
キッチンにあったほうが良い家具の種類
必要ではないけどあったら便利な家具の種類にはどのようなものがあるでしょうか。
キッチンにあったほうが良い家具の種類を解説します。
吊り下げ棚
吊り下げ棚とは、主に天井から吊り下げられている収納家具のことをいいます。
壁に直接取り付けられた棚板のことを吊り下げ棚ということもあります。
壁面などのデッドスペースを収納として活用できる吊り下げ棚は、あると便利な家具のひとつです。
どのようなものを収納したいかを考えてから大きさやデザインなどを検討すると良いでしょう。
カップボード
カップボードとは、カップやお皿などの食器類を収納するための食器棚のことです。
システムキッチンの横に並べて設置する食器棚です。
食器以外にも、電子レンジや炊飯器などの収納ができるタイプのカップボードや作業台としても使えるカップボードなどさまざまな形のものがあるので、目的やスペースに合わせてぴったりのものを見つけられます。
レンジボード
レンジボードとは、その名の通り主に電子レンジや炊飯器などの家電を収納するためのものです。
大型のキッチンボードを置くことが難しい場合や収納家具をたくさん置けない場合などに便利です。
電子レンジや炊飯器などは、使用頻度が高いうえに大きく場所をとってしまうため、どこに置けばいいかと悩む方も少なくありません。
レンジボードなら使わないときには収納しておけ、必要なときだけ引き出して使えるなど、限られたスペースを有効に活用できます。
キッチンワゴン
キッチンワゴンとは、調味料や常温保存できる食材などを収納しておける背の低いタイプのキッチン収納家具のことです。
稼働しやすいようにキャスターがついているものもあり、必要に応じて移動して使えます。
調理のためのサブの作業台などとしても活用できる、あると嬉しいキッチン家具です。
キッチンをおしゃれにする家具のポイント
さまざまな家具を配置して使いやすいキッチン。
せっかくならおしゃれな空間にしたいですよね。
キッチンをおしゃれな空間にするための家具選びのポイントをまとめました。
明るいカラーや木製家具を採用する
キッチンはLDKの中でも独立したコンパクトな空間なので、黒やモノトーンなどの家具でまとめてしまうとどうしても暗い印象になりがち。
明るいカラーや木製の家具を採用して明るい雰囲気にすると、毎日のお料理が楽しくなる空間になるでしょう。
家具や家電のテイストを統一する
おしゃれな空間を作りたいと思ったら、まずはどのようなテイストにしたいのかを明確にしましょう。
北欧風にしたいのか、ナチュラルな印象にしたいのか、モダンでシックな空間にしたいのかなど、叶えたいテイストによってどのような家具を選択すべきかが変わってきます。
キッチン台だけでなく周辺の収納家具やキッチン雑貨、食器などにこだわり統一感を持たせることで、キッチンをおしゃれに見せることができます。
造作の家具でワンランクアップ
キッチンの家具は既製品でもおしゃれで素敵なデザインのものが多く販売されていますが、自宅のテイストにぴったり合う家具を見つけることが難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
素敵だと思っても、「何か違うな…」と購入をためらってしまった経験がある方も少なくないでしょう。
そんな方におすすめなのが、自宅のキッチンに合わせて大工さんに特注でぴったりの家具を作ってもらうことです。
唯一無二の我が家だけの家具でワンランク上のおしゃれなキッチン空間が完成します。
おしゃれなキッチン家具で快適な生活を
キッチンは毎日使う生活するうえで欠かせない住宅設備です。
そんな毎日使うキッチンだからこそ、使い勝手もデザインのおしゃれさもとことんこだわりたいものですよね。
必要な家具の種類やあったほうが良い家具の種類などを紹介しました。
あったほうが良い家具は、各家庭の家族構成やライフスタイルによって大きく変わってきます。
どのような生活を送りたいか、そのためにはどのような家具が必要かなどを事前にしっかりと検討し、自宅にぴったりのものを選んでキッチンをおしゃれにコーディネートしてみてください。
家族構成やライフスタイルなどによって必要な収納の種類や量は変わってくるので、どのくらいの容量が必要か、どのような形の収納が必要かなどをしっかりと検討しましょう。