家周辺の治安はどう見極める?環境を調べる方法とチェックポイントを紹介

    家を建てたいと思った場合、まずは土地探しから始める方が多いでしょう。

    住みたい街や職場との距離、子育てのしやすさなど、土地選びの基準はいくつかありますが、その中でも特に気になるのが治安ではないでしょうか?

    この記事では、家を建てる地域の治安を見極める方法や、安心安全な土地を選ぶためのチェックポイントを紹介します。

    まずは現地を歩いてみる

    住宅街の道
    Photo by Louis Paulin on Unsplash

    現代はインターネットで欲しい情報をすぐに調べることができますが、周辺環境を確認するには、現地を実際に歩いてみるのが一番です。

    家周辺を歩きながら、

    • 近隣にはどんな人が暮らしているのか
    • ゴミ置き場はきちんと掃除されているか
    • 壁などへの落書きはないか

    などを確認しましょう。

    実際に歩くことで、素敵なお店や感じの良い公園などを見つけられることもあります。

    駅までの距離を確認する

    公共交通機関で移動することが多い人は、駅から近いことが住まいの条件になっているという場合もあるでしょう。

    しかし、駅の周辺にはマンションやアパートが密集しており、注文住宅のような一戸建ては、駅から少し離れた土地に建てられることが多いです。

    駅から離れている土地の場合、駅から住宅のある場所までバスで移動するというケースも少なくありません。

    その場合は、駅まで行くバスの停留所がどこにあるのか、運行時間なども合わせて確認しておくとよいでしょう。

    駅までが徒歩圏内という場合は、実際に駅までの道のりを歩いてみましょう。

    できれば、通勤の時間帯に歩くことをおすすめします。

    その理由は、駅までの道のりに踏切・信号・急な坂道・歩道橋などがある場合、通勤の妨げになる場合もあるからです。

    ちなみに、徒歩圏内というのは、歩いて10分程度の距離のことを指します。

    お店・銀行・郵便局などの有無をチェック

    スーパーやコンビニなどの商業施設が徒歩圏内にあると便利です。

    商業施設だけでなく、銀行や郵便局、病院などの生活施設も近くにあると安心なので、合わせてチェックしておくとよいでしょう。

    商業施設などを確認する際は、営業時間や、駐車場があるかどうか、また混雑状況などもチェックしておくと便利です。

    子どもがいる場合は、幼稚園・保育園・学校の位置も確認しましょう。

    駅の確認と同様、家から目的地までのルートを実際に歩き、交通量や所要時間などをチェックしてみてください。

    周辺道路の交通量なども要確認

    移動が車という場合は、家周辺の道の混雑状況などもチェックしておくとよいでしょう。

    実際に車を運転して、渋滞状況を確認しておくと役に立ちます。 道路状況は、曜日・天候・時間などによって異なります。

    日時を変えて確認するか、それができない場合は、近隣の人に状況を伺ってみるという方法もあります。

    確認時は、一方通行や車が進入できない道、行き止まりなども合わせて確認しておくと安心です。

    小さい子どもがいる場合、幼稚園・保育園・学校をはじめ、行動範囲内の道も確認しておきたいもの。

    • 道には横断歩道があるか
    • 歩道が整備されているか
    • 道路の見通しがよいか

    などもチェックしておきましょう。

    また、家周辺の道で「ゾーン30」という標識を探してみてください。

    これは住宅街などに見られる標識で、自動車より歩行者を優先させる生活道路に設けられている交通安全対策の一つです。

    定められたゾーン(区域)では、最高速度が時速30㎞の速度規制を実施しています。

    昼間だけでなく夜道も歩いてみる

    夜の街並み
    Photo by Pedro Lastra on Unsplash

    家の周辺環境を確認するときは、昼間だけでなく夜道も歩いてみることをおすすめします。

    特に、神社や公園、広い駐車場などは要注意。

    昼間は閑静で良い雰囲気だと思っても、夜道では人通りが少なかったり、公園の木々で見通しが悪いと感じることもあります。

    また、街灯が少ない、暗いというのは実際に夜に歩いてみないと気づきにくいことです。

    住所ごとに定められた用途地域を確認する

    現在は家周辺にパチンコ店やゲームセンターなどがなくても、将来近隣にこれらの出店がないとは限りません。

    不安な場合は、家を建てる住所の用途地域を確認しましょう。

    用途地域とは

    計画的な市街地を形成するにあたって、市街化区域内の各エリアの特性や、街づくりの目的に合わせて指定される地域区分です。用途地域は、用途に合わせて13種類に分けられています。種類ごとに建築できる建物の用途や容積率、建ぺい率などの建築規制が定められています。

    地域区分は大きく分けると、住居系・商業系・工業系の3つのタイプがあります。

    住居系は、住環境が優先されている地域です。

    用途地域の表記であれば、第1種住居地域や準住居地域なら、パチンコ店やゲームセンターといった風俗店の営業許可が下りないので、近隣に風俗店が出店する可能性はないでしょう。

    用途地域については、都道府県や市区町村の窓口や自治体のサイトでも調べることができます。

    ネットでも治安の情報を確認できる

    せっかく家を建てるのであれば、長く快適に安心して暮らしたいものです。

    そのためにも治安を見極めることは重要です。

    また、その地域の自然災害などのリスクも知っておくと安心です。治安情報や自然災害のリスクはネットでも公開されているので、該当エリアの情報を事前にリサーチして参考にしましょう。

    犯罪情報マップ

    犯罪情報マップは、犯罪の発生地域・発生時間・発生率などがまとめられた地図のことです。

    住民に安心して暮らしてもらうために、防犯情報として役立ててもらうことを目的としています。

    女性や子どもに対する声かけの事案のほか、身近な犯罪の発生状況が地図上に表示されています。

    交通事故発生マップ

    交通事故発生マップは、各地域の交通事故の発生状況が地図上で一目で確認できるほか、死亡事故の発生状況や概要が毎週更新されています。

    特に小中高校への通学を控えている子供がいる場合は、交通事故発生率が高い道の近くを避けて土地を探すなどの判断ができるようになります。

    ハザードマップ

    ハザードマップは、自治体ごとに発表されており、洪水・津波・高潮・土砂災害・火山など、自然災害の発生リスクを知ることができます。

    国土交通省が運営している「ハザードマップポータルサイト」を検索してチェックしましょう。

    治安など家周辺の環境は実際に現地を歩いて確認しよう

    住宅街を走る電車
    Photo by Neethu George on Unsplash

    今回は、家周辺の治安の見極め方と環境を調べる方法を紹介しました。

    家を建てる地域の治安は、快適な暮らしのための重要な要素の一つです。

    確認する方法はいろいろありますが、おすすめは、実際に家周辺を歩いてみること。明るい時間だけでなく、時間を変えて見てみることで、その地域の治安を把握できます。

    合わせてネットで治安情報やハザードマップも確認して、より良い土地環境を見極めてみてくださいね。

      ABOUT US

      さときちセールスマネージャー
      大手住宅メディア出身の工務店オタク。工務店の家づくりの魅力を広めるために東京から2時間かけて通勤。趣味は愛犬キャバリアと北欧家具を愛でること。最近の悩みは椅子を買いすぎて妻に「あなたは何人家族ですか?」と言われること。