埋め込み収納でおしゃれな空間に!デザインや機能性、設置する際のポイントを解説

埋め込み収納のイメージ

    注文住宅で間取りや内装設備を検討する時、収納スペースを適所に設けるのは大切なポイント。

    限られたスペースを有効に活用できる埋め込み収納は、おしゃれな空間を演出でき、家具を減らせる利点があります。

    この記事では、埋め込み収納の特徴や注文住宅に設置する時のアイデア、取り入れる際のポイントについて詳しく解説します。

    埋め込み収納とは?

    埋め込み収納は、壁の中に埋め込んで作る収納のことを言います。

    埋め込むことで狭い空間にも収納を増やせ、スペースを有効に使えるメリットがあります。

    また、家具を減らせることでお部屋を広々と使えるのも魅力でしょう。

    壁面に作る窪みのスペースは、絵画や骨董品、お花などを飾るアートな空間づくりにも応用でき、インテリアのアクセントにも効果的です。

    埋め込み収納の特徴

    壁の中に埋め込むため、オープンな「見せる収納」タイプのデザインが埋め込み収納の特徴です。

    ディスプレイラックのような壁面は、収納と趣味を活かせるスペース作りにもぴったりで、窪みが空間にユニークな印象をプラスするでしょう。

    上段は飾り棚、下段は収納量を考慮した扉付きの収納をつけるなど、異なる収納を組み合わせた設計も注文住宅の家づくりに人気です。

    埋め込み収納に適した設置場所と施工パターン

    キャビネットやサイドボード等の家具を置くよりも空間を広く使える埋め込み収納。

    お住まいに適した設置場所と施工パターンを知ることで収納イメージが具体的になり、効率的な家事動線も作れます。

    6つの埋め込み収納をご紹介しましょう。

    リビングやお部屋の壁面本棚

    リビングは住まいの中で家族の生活の中心になる場所。

    来客時もリビングに案内することが多いため、おしゃれなインテリア空間を作りたいもの。

    奥行きが浅ければ構造にも影響が出ず、本やCDなどのデザインが見えるようディスプレイしたり、趣味の小物や家族の写真を飾るコレクション棚を設けられるなど、目を楽しませてくれるしょう。

    読書が趣味の方は、埋め込み収納による本棚をお部屋に設けると収納のお悩みが解決し、スペースを有効に生かした壁面本棚が実現します。

    印象的な玄関を演出するニッチ

    壁面の一部を浅く窪ませて作る空間は「ニッチ」と呼ばれ、玄関や廊下、リビングなどで飾り棚として使用されることの多い埋め込み収納です。

    小物やアート作品をディスプレイするのに適したスペースが作れ、印象的な空間を演出できます。

    玄関にニッチを設けると奥行きが出て、広く感じられるのもポイントです。

    トイレや洗面所の小物収納

    トイレや洗面所のサニタリー空間は、トイレットペーパーや洗面小物、タオルなど、アイテムが豊富です。

    使用頻度が高く、扉を開け閉めする必要のない実用性を求められる場所であることから、埋め込み収納は最適のアイデアで、限られた面積の中に最大限の収納スペースを設けられます。

    キッチンのスパイスラック&調理器具収納

    キッチンの壁に埋め込み収納を設置すると、スパイスラックに十分な広さを確保でき、シンクやコンロ周りがすっきりします。

    おしゃれ見えも抜群でキッチンスペースが華やかになるでしょう。

    お鍋や調理器具が多く収納にお困りのご家庭にも埋め込み収納はおすすめ。

    KAORI

    壁面の内側に収納できるため調理スペースを邪魔することなく瞬時に取り出せる利便性があり、収納と効率の両方を満たしてくれます。

    寝室や子供部屋にプラスするアートな空間

    寝室は、ベッド側からの視界や背面に間接照明のある埋め込み収納を設けることで目にも優しい落ち着いた雰囲気が作れます。

    お部屋のイメージに合わせた絵やキャンドル、時計などを飾るのにもぴったりで、壁面を浅く窪ませるだけでアートな空間が設けられます。

    子ども部屋にも同じ方法を取り入れれば、学校やスポーツ大会などで貰う賞状やトロフィー、ミニカーやカードなどを飾るギャラリースペースになるでしょう。

    階段ヨコを活用した本棚や趣味の棚

    階段横の壁はデッドスペースを有効に使えるため、埋め込み収納に適しています。

    本やCD、スピーカーやフィギアなどのコレクションコーナー、ご家族のフォトギャラリーなど、個性的な空間が作れるでしょう。

    いつも目にする場所に大切なものを置くことで心が和みます。

    埋め込み収納を取り入れる際のポイント

    有効な収納スペースをもたらす埋め込み収納ですが、家づくりに取り入れる際に知っておきたい3つのポイントがあります。

    住宅の設計前に施工会社へ相談する

    壁を彫り込む工事を必要とする埋め込み収納は、家の構造を無視して設置することはできません。

    場所によっては設置が難しい場合もあります。

    奥行きの深いものや、床から天井まで一面を使った大きな収納などは家全体の間取りにも関わるため要注意!

    断熱性や遮音性、耐火性が低くなるケースもあり、設置場所には十分な打ち合わせが必要です。

    理想的な埋め込み収納を作るためにも、設計前に施工会社へ相談し、希望を伝えるようにしましょう。

    収納する品物に合ったサイズ設計にする

    収納は、沢山作れば便利というものでもありません。

    サイズが適当でないため使いこなせず中途半端になっているスペースがあると、構造上、丸見えであることから雑多なイメージを出すことも。

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    それを避けるためには収納計画を立て、何を収納するかを明確にして品物を効率よく収納できるサイズ設計にすることが重要です。

    間接照明を埋め込むこともできる

    飾り棚として使用する場合、間接照明を一緒に設置すると意匠性がアップします。

    間接照明の光が置くものを照らし、魅力的なインテリアスペースとなるでしょう。

    廊下や玄関、階段スペースなど、そのエリアに取り付ける照明スイッチとオン・オフを連動させることでライトの付け忘れや消し忘れを防げます。

    埋め込み収納がデッドスペースにならないよう注意!

    収納量をアップし、おしゃれな空間が作れる埋め込み収納ですが、長いスパンで有効に使えるものでなければデッドスペースになりかねません。

    • 子どもが小さい頃はおもちゃの片付けスペースだったけれど、今は何に使えばよいか分からない
    • 高い位置に設けたため出し入れしづらく、掃除もしづらくて後悔している
    • 奥行きが中途半端で使いづらい

    このようなお悩みは少なくないもの。

    せっかく費用をかけて作る埋め込み収納ですから、収納するものを明確にし、大きさを十分検討した上で、長く使用できる収納を設けることが大切です。

    注文住宅で理想の埋め込み収納を実現しよう

    ここまで、埋め込み収納の特徴や注文住宅に設置する時のアイデア、取り入れる際のポイントについて解説してきました。

    イメージされている間取りにどのような収納を設けるのが効果的か参考にしてください。

    長いスパンで使いやすい埋め込み収納を取り入れて、理想の家を実現しましょう。