注文住宅では新築時に庭づくりも同時に進められるので、外観や室内を含めてデザイン性のある庭が実現します。
とはいえ、実際に庭づくりに着手する際、作り方が分からず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
今回は、厳選したおしゃれな庭の施工事例14選をご紹介します。
最後まで読めば作りたい庭のイメージがわき、庭づくりが楽しめるはず!
庭の活かし方、作り方にお困りの方は必見です。
目次
- 1 庭をおしゃれに活かした施工事例14選
- 1.1 シンボルツリーは庭のトレンド
- 1.2 庭を最大限活用するならウッドデッキを
- 1.3 自然石テラスでモダンな雰囲気に
- 1.4 アウトドアリビングとして外空間を贅沢に味わう
- 1.5 プライベート空間が満喫できる中庭
- 1.6 狭小地でも安心!ライトコート
- 1.7 心ゆくまでリラックスできるバスコート
- 1.8 和とモダンを感じられる日本庭園風の庭
- 1.9 家の機能性を高めるなら縁側がある庭
- 1.10 安心・安全を求めるなら芝生の庭
- 1.11 ローメンテナンスなアクセントコンクリートの庭
- 1.12 ロックガーデンでデザインを楽しむ
- 1.13 愛車を愛でるならビルトインガレージ
- 1.14 省スペースでも可能!ガレージデッキ
- 2 新築でおしゃれな庭を作るなら、理想のイメージを描くことから始めよう
庭をおしゃれに活かした施工事例14選
庭は日常に彩りを与え、設計次第で機能的な空間になります。
広さや立地に関わらず、まずは理想の庭を以下でイメージしてください。
シンボルツリーは庭のトレンド
庭のエクステリアとして人気があるシンボルツリーは、1本植えるだけでも存在感を放ちます。
また、樹種によって異なる印象を与える点も魅力です。
シンプルな雰囲気にしたいならオリーブやユーカリ、南国のリゾート感を演出するならココスヤスなど。
夜はシンボルツリーをライトアップすれば美しい演出が室内から望めます。
庭を最大限活用するならウッドデッキを
庭にウッドデッキを設ければ、汎用性のある空間が生まれます。
デッキ上でお家キャンプやテントサウナ、バーベキューなど屋外で過ごす目的がある方におすすめ。
天然木を選べば木の温かみを感じられ、素足で過ごせます。
また、パーゴラはウッドデッキと相性がよいエクステリアです。
日よけの目的はもちろん、デザイン性のあるものを選べば庭がラグジュアリーな空間になります。
自然石テラスでモダンな雰囲気に
自然石テラスとは、デッキにタイルや薄い石板を敷いたテラスのこと。
モノトーンで統一すればスタイリッシュにまとまり、モダンテイストの外観に馴染みます。
雨風や日光にも強い素材なのでメンテナンスの手間もかかりません。
アウトドアリビングとして外空間を贅沢に味わう
近年注目されているアウトドアリビングとは、室内と庭やテラスを繋げて気軽に屋外で過ごせるスペースのこと。
室内のフローリングと同じ色味を選んで大きめの窓を設ければ、空間に広がりが生まれて開放感を演出できます。
プライベート空間が満喫できる中庭
建物や壁に囲まれている中庭は、プライベートな屋外空間を満喫できるため近年のトレンドです。
例えば、外からの視線を浴びやすい平屋でも、中庭なら気にせず外干しできます。
また、ロの字型にして季節の移り変わりを感じられるシンボルツリーを植えれば、どの部屋からも庭を望めるのも魅力的。
テーブルセットを置くだけでセカンドリビングにもなり、自分の時間を満喫できる空間が広がります。
狭小地でも安心!ライトコート
ライトコートとは中庭の一種ですが、採光や通風を取り入れる目的に特化しています。
そのため、狭小地や住宅密集地に家を建てる方にはおすすめです。
比較的すっきりした装飾が中心ですが、効率的に採光や通風を確保できます。
心ゆくまでリラックスできるバスコート
バスコートとは、浴室からつながる屋外空間であり、「浴室専用の中庭」といえます。
自宅で露天風呂のような気分が味わえるため、贅沢なバスタイムで疲れを癒やすことも。
眺めがよい場所に家を建てるなら、その景色を借りて唯一無二のバスコートをつくるのもよいでしょう。
また、設計次第で物干し場やアウトドアリビングとしても活用できるなど、汎用性が高い中庭といっても過言ではありません。
和とモダンを感じられる日本庭園風の庭
日本庭園風の庭は、和風テイストやモダンテイストの外観と相性がよいのが魅力です。
室内からの目線に合わせた植栽を取り入れたり生け垣で目隠ししたりなど、緑を多めにすれば趣のある庭が完成します。
また、モダンテイストを強めにするなら苔庭にタイルを敷くなど、和と洋の要素を取り入れればシックにまとまります。
家の機能性を高めるなら縁側がある庭
縁側のメリットは居住部分の室温を快適な温度に調整でき、開口部の広さにより風通しよくできることです。
背が高い植栽を植えて生け垣を設ければ趣のある庭になり、美しい景色を室内に取り込むことも可能。
モノトーンの外観なら縁側の木目が映えるため、庭を含めたデザインによりジャパンディスタイルが完成します。
安心・安全を求めるなら芝生の庭
芝生を敷いた庭は、子どもやペットがいるご家庭にとって安心・安全な庭になります。
芝生なら素足で歩けて、転んでも大怪我につながることはないでしょう。
また、日光の照り返しや泥や土の跳ね返りもないため快適に過ごせます。
子どもを外でおもいっきり遊ばせたい家庭やドッグランを作りたい方にはおすすめです。
ローメンテナンスなアクセントコンクリートの庭
庭は土でなければいけないという決まりはありません。
コンクリートの庭なら耐久性が高く、雑草が生える心配はないでしょう。
また、手入れは水洗いやほうきで掃くだけです。
カラーコンクリートやデザインコンクリートを取り入れてモノトーンカラーでまとめると、モダンな庭が完成します。
ロックガーデンでデザインを楽しむ
ロックガーデンとは、大小さまざまな石や岩を使って作る庭園の一つです。
岩や石に植物を組み合わせれば、ナチュラルかつクールな雰囲気に。
多少雑草が生えても荒れた様子に見えないため、デザインとして楽しめます。庭の小道周辺に配置すれば、おしゃれな庭になりますよ。
愛車を愛でるならビルトインガレージ
庭にビルトインガレージを設ければ、愛車を好きな時に好きなだけメンテナンスできます。
また、雨に濡れずに出入りでき、愛車を雨風や紫外線から防げる点もメリット。
敷地に高低差がある土地や広めの中庭を配置できるなら、リビングから愛車が眺められる設計も可能です。
省スペースでも可能!ガレージデッキ
庭は欲しいけどスペースが確保できない場合は、ガレージデッキを検討するのもよいでしょう。
ガレージデッキとは、カーポートの上にデッキを備え付けた仕様であり、1階は車庫、2階は庭として空間を有効活用できます。
リビングを2階に配置し、デッキスペースにウッドデッキを設ければセカンドリビングの役割も果たします。
スペースが増えて開放感を味わえるので一石二鳥です。
新築でおしゃれな庭を作るなら、理想のイメージを描くことから始めよう
庭のある暮らしは日常に彩りを添えるだけでなく、設計次第で機能的なスペースになります。
新築時に庭づくりをするなら、まずは理想のイメージを膨らませることが大切です。
家族のライフスタイルや趣味に合わせた設計なら、庭がなくてはならないスペースになるでしょう。