小さい中庭を取り入れて日常に彩りを!メリットや活用方法、注意点を解説

    「中庭がほしいけど広さ的に厳しい」「小さい庭だとメリットはある?」戸建てに中庭を作りたくても、このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

    実は、中庭は設計次第で狭小地でも作れて、暮らしに彩りを与えます。

    この記事では、小さい中庭のメリットや施工の工夫、活用方法を詳しく解説します。

    敷地がなくて中庭を諦めている方必見!

    小さい中庭ならではの強みがあるため、ぜひ参考にしてください。

    小さい中庭のメリット

    中庭の見えるダイニング

    一般的に中庭の広さは6畳ほどが理想とされています。

    しかし、3畳~4.5畳ほどでも中庭を作るメリットが十分あるのです。

    まずは、小さい中庭のメリット4点をご紹介しましょう。

    都市部や狭小地でも採光と通風が確保できる

    中庭は、広さに関係なく密集した住宅街や狭小地でも光と風を効率的に取り込めます。

    小さい中庭であっても、庭に面する窓を開ければ部屋全体に風を送り込めて、外からの光を取り入れられるのです。

    特に都市部や狭小地は、外からの視線が気になり、大きな窓が作りにくいことがあります。

    さらに、北向きの部屋は光が入りにくく、窓を設けても活かされないことがあるでしょう。

    しかし、中庭に面して南向きの窓を取り入れれば、プライバシーと採光・通風を両立できるのです。

    採光や通風に悩んでいる方こそ、小さい中庭を取り入れるメリットがあるといえます。

    空間に奥行きが感じられる

    中庭

    どの部屋からも庭が望める設計にすれば、小さい中庭でも奥行きを感じられる空間になります。

    なぜなら、中庭を挟んだ向こう側の部屋も見渡せるからです。

    実際の面積よりも広く感じる視覚効果があり、庭に面する窓が多いほど一層開放感を与えます。

    メンテナンスしやすい

    中庭は広さに関わらずメンテナンスが必須。

    小さい中庭だと全体に目が届きやすいため、メンテナンスしやすい点がメリットです。

    一方、中庭が広ければ管理の範囲が広く手間もかかります。

    例えば、ウッドデッキの定期的なメンテナンス・植物の水やりや落ち葉の片付け・設備の手入れなどが挙げられます。

    KJ

    「中庭は欲しいけど管理できるか心配」という方には、小さい庭はおすすめです。

    インテリアをおしゃれに仕上げられる

    中庭

    小さい中庭は面積が狭い分、インテリアをまとめやすくおしゃれな世界観を演出できます。

    さらに、庭づくりが手軽にできるのです。

    例えば、パティオならタイルやウッドデッキを敷くだけでおしゃれに仕上がります。

    小さい庭だからこそ手軽にお気に入りのインテリアを取り入れやすく、自然を取り入れたプライベート空間を作り込めます。

    小さい中庭を作る工夫

    中庭を作るには、ある程度の面積が必要です。

    とはいえ、小さい庭であれば設計の工夫次第で作れます。

    主に意識する点は以下2点です。

    リビングの一部として考える

    一般的に、中庭はセカンドリビングとしても活用できます。

    しかし、十分な面積がなければ、庭を諦めてリビングにする方もいるでしょう。

    この問題を解決するためには、「リビングの一部に庭がある」間取りにすること。

    例えば、リビングに15畳確保できるのであれば、そのうちの3.5~4畳を中庭にする考え方です。

    食事は室内のダイニングでとり、中庭ではくつろいだり遊んだりする場所として活用する方法です。

    KJ

    そうすれば、中庭でありながらリビングスペースを兼ねているため、採光・通風も叶うプライベート空間になりますよ。

    間取りはコの字型・L字型が理想

    L型の中庭

    十分な敷地面積がなくても間取りをコの字型かL字型にすれば小さい中庭は作れます。

    • コの字型
      コの字型に家を建て、真ん中に中庭を作る間取りのこと。3方が壁に囲まれているため、それぞれに窓を設ければ効率よく採光を取り入れられ、適度な開放感を与えます。敷地面積をあまり必要とせず、できる限りプライベート空間を確保したい方にはおすすめ。一方で、家の方角や周囲の建物の高さに配慮が必要であるため、設計士と念入りな計画が必須です。
    • L字型
      建物をL字型に建てて、2辺の壁に中庭を作る間取りのこと。コンパクトな間取りでも取り入れやすいメリットがある一方、2方向からの視線が入ります。しかし、目隠しを施せばまるで中庭のような作りになり、開放感を重視したい方にはおすすめです。

    小さい中庭を作る際の注意点

    上記のように、小さな庭は施工次第で作れるとはいえ、注意点もあります。

    ここからは小さな庭ならではの注意点4つをご紹介します。

    中庭の目的を決めておく

    中庭の目的さえ決めておけば、「広さ」「必要な設備」「インテリア」などすべてが決まるといっても過言ではありません。

    目的がなく庭を作ってしまうと後悔する恐れも。

    例えば、採光目的か家族団らんかでは必要なものは変わります。

    団らんであれば、ソファかチェアか・テーブルの有無・デッキか芝生かなど決めなければいけません。

    日当たりのシミュレーションを念入りにしておく

    室内に取り込める日当たりのシミュレーションは肝心です。

    1日や季節単位での時間帯・光の量・入る場所を把握すれば、窓選びや位置を判断できる材料になります。

    さらに、中庭を囲む壁面の高さやひさしの長さも検討できます。

    KJ

    効果的な採光を取り入れるためにも、設計士と相談しながら中庭を作りましょう。

    窓選び・位置を熟考する

    上記が決まれば、窓の大きさや性能、配置を熟考してください。

    採光や通風だけでなく、家の断熱性や耐震性にも関わるからです。

    中庭の窓の数は開放感につながる一方、熱の出入りが多くなり、構造上耐震補強が必要になる場合もあります。

    小さい中庭であっても、窓のサイズや性能は重要です。

    さらに、おしゃれな雰囲気にしたいなら配置も大切。

    採光・通風を考えながらバランスを考えるとよいでしょう。

    具体的なメンテナンス方法を考える

    中庭を作る際は、目的をはっきりさせた上で、手入れ方法や頻度をあらかじめ考えましょう。

    例えば、シンボルツリーは約1畳分あれば庭らしい雰囲気になりますが、木の特性を把握して選択することが重要です。

    1年中葉をつける常緑樹は、落ち葉を片付ける手間がかからない一方で、日陰になりやすいことも。

    落葉樹だと冬は落ち葉を片付ける手間がありますが、日差しを取り入れられます。

    中庭の目的とメンテナンス頻度を考えておけば、庭づくりの失敗を防げます。

    小さい中庭のおしゃれな活用事例

    小さい庭は、小さくても中庭のメリットが得られるだけではなく、活かし方次第で暮らしに潤いを与えます。

    ここからは、小さい庭の活用事例をご紹介しましょう。

    家の中で四季を感じる中庭

    L型中庭

    小さくても庭のインテリアを統一すれば、おしゃれで四季を感じる中庭になります。

    例えば、パティオのようにタイルやウッドデッキを敷き、季節の花を植えて楽しむ。

    日本庭園を意識して盆栽を置いたり白砂利をしきつめたりなど。

    小さくてもどの部屋からも庭が見られるようにすれば、いつでも風情ある庭を愛でられます。

    子どもやペットが安全に楽しめるプライベート空間

    中庭のある家

    プライベートが確保される中庭は、子どもやペットの遊び場として活用できます。

    小さくても陽の光や風を感じられるので、安心してのびのび過ごせるスペースに。

    カフェの雰囲気でホッと一息

    キッチン横に庭を配置しカウンターテーブルを置けば、まるでコーヒースタンドのようなおしゃれ感!

    テーブルとチェアだけなら4畳あれば十分の広さです。

    4~6畳の広さならばソファを置いて、カフェテラス空間の完成。

    KJ

    カフェ風のインテリアで統一すれば、一層くつろぎ空間が広がります。

    ハンモックで自然浴

    中庭

    在宅ワークが中心なら、ハンモックを設置して自然浴はいかがでしょうか。

    外の風に心地よく揺られることでリラックス感が増し、自然のゆらぎ効果は集中力を高めます。

    オンオフを気持ちよく切り替えられますよ!

    小さい中庭があるだけで暮らしが豊かに!

    中庭のある家

    敷地がさほど取れない場合は、「庭を作るのは難しそう」と思いがちです。

    しかし、中庭は広さに関係なくメリットがあり、小さいからこそ活かし方は無限。設計の工夫次第で中庭は作れるのです。

    TIMBER YARDでは、お客様の目的に合った中庭を作れます。

    「土地が狭いけど中庭を作れるかな?」とお悩みでしたらお気軽にご相談くださいね。