Mieleランドリー製品の導入ガイド|買い替えと新築リフォームそれぞれの設置手順を解説

    理想的な洗濯ライフを実現できるMieleのランドリーシリーズ。

    新規購入や買い替えを検討している方は、「どのような手順で搬入するのか」「設置条件を満たしているのか」などの疑問を抱えていることも多いはず。

    この記事では、Mieleランドリー製品を購入してから、実際にどのような手順で自宅まで搬入するのかについて詳しく解説します。

    Mieleランドリー製品に買い換えるときの導入手順

    現在使用している洗濯機からMieleランドリー製品に買い換える場合は、搬入経路や設置方法、取り付け工事など、さまざまなポイントに気を配りながら購入を検討する必要があります。

    ランドリー製品のみを買い換えるときの導入手順について詳しく見てみましょう。

    【STEP1】購入する製品を決める

    商品を選んでいる様子

    まずは自宅に導入したいMieleランドリー製品を選ぶところからスタート。

    Mieleの公式サイトや商品カタログ、オンライン販売サイトをチェックして、ラインナップを確認しましょう。

    Mieleのランドリーシリーズは、

    • 洗濯機
    • 乾燥機
    • 洗濯乾燥機

    の3種類があります。

    2022年4月からはニューモデルが登場してさらに選択肢が広がったので、機能やスペックを比較しながら理想の機種を選んでみてください。

    実物を見て購入を検討したい方は、Miele直営店・販売店に足を運ぶのがおすすめです。

    【STEP2】自宅の下見で設置条件を確認

    ランドリールーム

    欲しい製品が決まったら、購入確定の前に自宅の下見を行い、実際に製品を搬入・設置できるかどうかを調べます。

    Mieleショールームで依頼した場合は下見の費用が無料になるので、実物を確認して購入を決めた方は、そのまま日程調整をしてしまうのがお得です。

    下見当日は、担当者が下記の5つのポイントを調べてくれます。

    搬入経路

    室内まで問題なく搬入できるかどうかを最初に確認します。

    階段の幅、エレベーターの有無、玄関の大きさなどをチェックし、置き場までの移動経路を確保します。

    設置スペース

    設置スペースの図

    搬入経路の確認がとれたら、次は設置スペースの確認に移ります。

    どの程度の設置スペースが必要になるかは、購入する台数や設置方法(単独床置き・ビルドイン・横並び・縦積み)などによって異なります。

    置き場の環境によって設置方法が制限されるケースもあるので、事前に推奨スペースや置き方を調べておきましょう。

    電気・電源

    Mieleランドリー製品を使用するには、200Vの電源が必要になります。

    置き場の付近に200Vに対応するコンセントがあるかをチェックし、ない場合は配線状況に応じて追加の工事を行います。

    給排水

    給排水設備の仕様も国産タイプとは異なるので、多くの場合追加工事が必要になります。

    給排水設備との接続スペースがあるかどうかも合わせてチェックします。

    床面の強度

    Mieleランドリー製品はかなりの重量があるため、設置場所によっては床面の補強工事が必要になります。

    毎日の稼働に問題なく耐えられるかどうかをチェックし、追加工事が必要な場合は、住宅の作りに適した補強工事の内容を決定します。

    費用は住宅の仕様や工事内容によって異なるので、事前に見積りを確認しておくことが大切です。

    なお、稼働によって床面に負荷をかけやすい洗濯機・洗濯乾燥機は、木造住宅の2階以上には設置できないので注意が必要です。

    【STEP3】取り外し・設置工事を開始

    設置条件の確認が終わったら、導入に向けて各種工事を行います。

    取り付け工事の日にちと時間帯を決めたら、いよいよMieleランドリー製品を自宅に搬入します。

    取り外し工事

    搬入に際してまず最初に行うのが取り外し工事。

    現在使用しているランドリー製品の取り外し作業を行います。

    取り外したランドリー製品が不要な場合は、産業廃棄物として適切に処理してくれます。

    リサイクル処理費は有料なので注意しましょう。

    電源・給排水・補強工事

    無事取り外しが終わったら、次は電源や給排水の工事を行います。

    200Vのコンセントを増設したり、給排水の仕様変更やスペースの確保を行ったりと、Mieleランドリー製品を導入するための最終準備工事を進めます。

    床面の補強が必要な場合はこのタイミングで工事を行います。

    取り付け作業

    各種工事が済んだら、いよいよ取り付け作業へ。

    専門のスタッフが搬入から設置までスムーズに対応してくれるので、見ているだけで大丈夫です。

    取り付け完了後は、稼働確認のために試運転を行います。

    基本的な操作方法やメニューの説明、日々のお手入れ方法などもこのときに教えてくれます。

    問題なく稼働することが確認できたら、導入フローは全て完了。

    不具合や故障などのサポートも万全なので、安心してMieleの洗濯ライフをスタートできます。

    新築・リフォーム時に新規購入するときの導入手順

    ビルトインされたMieleランドリー

    新築やリフォームのタイミングでMieleランドリー製品を購入する場合は、機種のスペックに合わせて設備工事を同時並行で行えるので、買い替えと比べて選ぶのが楽になります。

    新たにMieleランドリー製品を購入する場合の手順を確認しておきましょう。

    【STEP1】購入する製品を決める

    買い替えのときと同様に、公式サイト・カタログ・ショールームなどで自分に合ったMieleランドリー製品を探しましょう。

    設置条件やスペースは気にせずに、自由に好きな製品を選べるのが魅力です。

    理想の暮らしを想像して、予算に見合った製品を選んでみてください。

    【STEP2】工務店と相談しながら設置プランを検討する

    購入する製品を決めたら、次はランドリールームの設計プランを決めます。

    工務店の担当者と相談しながら、置き場所や設置方法などを決めましょう。

    機種のスペックに合った空間を逆算して作れるので、ビルドイン・横並び・縦積みなどの置き方も容易に実現できます。

    【STEP3】施工のタイミングで搬入・設置工事を行う

    綿密に設計プランを決めたら、あとは工事の完成を待つのみ。

    新築施工・リフォーム工事の流れで、製品の導入も一緒に行います。

    給排水・電源・床面補強などは、あらかじめ機種の仕様に合わせているので問題ありません。

    導入までのスケジュールは工事の規模によって異なるので、どの時期に搬入を行うのかを確認しておくとよいでしょう。

    新築・リフォーム工事が完了したら、晴れてMieleの洗濯ライフがスタートです。

    導入ガイドを確認してMieleランドリー製品を購入しよう

    ビルトインされたMieleランドリー

    今回はMieleランドリー製品の導入方法について解説しました。

    「買い替え」と「新築・リフォーム」のどちらかによって導入までの手順が変わるので、自分の状況と照らし合わせながら導入方法を確認してみてください。

    Miele製品の導入方法を簡単にチェックしたいという方は、公式が運営する「Miele設置診断」というサービスがあるので、こちらを利用するのもおすすめです。