北欧デザインのソファを日常的に使ってみたいけれど、どのソファを選んだらいいか迷ってしまうと悩む人も少なくないでしょう。

自宅のリビングに北欧デザインの名作ソファを置くと、一気にセンスを感じさせる上質な空間になり、日常生活が特別なものに感じられます。

そこでこの記事では、北欧デザインのソファおすすめ17選を紹介します。

お気に入りのソファを見つけ出すための手掛かりとして、ぜひ参照してください。

コンパクトで愛嬌のあるフォルム「CH72」

ハンスJ.ウェグナーがデザインし、1952年にコペンハーゲンで発表された名作ソファ。

熊が手を広げているようなフォルムの「ベアチェア」シリーズの小ぶりなタイプです。

家具職人の高度な技術が活かされた木製フレームの美しさと、アーム部分にもファブリックが張地加工されたスレンダーなフォルムが特徴です。

丸みのある愛らしいデザインのソファに座ると、包まれるような安心感を得られます。

ソフトな座り心地のエレガントなソファ「CH162 / CH163」

「CH162 / CH163」は1965年にハンス J.ウェグナーがデザインし、2013年に復刻されました。

直線的で角張ったフォルムと、クッションに羽毛とウレタンフォームチップを採用したソフトな座面を組み合わせたことで、印象的な美しい佇まいの意匠を実現しています。

さらに、柔らかさと適度な反発のある心地よい使用感をあわせ持つソファです。

レイアウトが自由にできる「EMBRACE SOFA」

10個のモジュールで構成されるエンブレイス・ソファ。

それぞれを自由に組み合わせたり、単独で使用したり、使う人の生活に合わせてレイアウトを変えられるのが特徴です。

しっかりした木製フレームと、ファブリックのパイピングが強調されたデザインが、直線的で安定した印象を与えます。

座面はゆったりとした心地よさのあるクッションが採用されています。

コロニアル時代に影響を受けた繊細なフォルム「OW149-2」

オーレ・ヴァンシャーが1964年に手がけた、コロニアルシリーズの2人掛けソファ。

18世紀の英国家具の影響を受けたデザインが優美で魅力的です。

シンプルで細いフレームが、繊細ながらも軽快な印象を与えますが、各パーツのバランスによって強度を保つ優れた構造を実現しています。

耐久性を兼ね備えたこのソファは、ホテルのロビーなどでも採用されています。

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2022.01.18

シンプルさと張地のバリエーションが魅力「3300シリーズ」

アルネ・ヤコブセンがSASエアターミナル用にデザインしたソファ。

1人掛け、2人掛け、3人掛けの種類があり、張地のカラーや素材を幅広いバリエーションから選択できます。

スチールパイプ製の細いフレームと肉厚なクッションの組み合わせが特徴のこのソファは、シンプルでシャープなフォルムが魅力的です。

ヤコブセンが設計を手がけた邸宅でも採用されています。

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2021.09.13

エレガントで現代的なデザインが魅力「リッソーニソファ」

イタリア人デザイナーのピエロ・リッソーニがデザインした現代的なフォルムのソファ。

リッソーニは「人間のためにデザインをするべきで、特定の機能や目的のためだけのデザインはしない」というデザイン理念を持ち、このソファで体現しています。

直線的な輪郭ながらも、ふっくらとした柔らかなクッションのラインが、ソファの快適さを示しています。

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2021.09.30

クッションを組み合わせたデザイン「アルファベットソファシリーズ」

ピエロ・リッソーニがレゴブロックにインスパイアされてデザインしたモジュールソファ。

大きなクッションで構成されたフォルムが特徴的です。

張地のファブリックに多彩なバリエーションがあり、取り外しも可能です。

目を引く丸みのあるフォルムは座っても沈み込みすぎず、腰や背中の負担を軽減してくれるため、リラックスするには最適なソファです。

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2023.09.02

アームの曲線がエレガントなソファ「ファウン」

デンマーク語で「抱擁」を意味する名称がつけられたソファは、スペイン人デザイナーのハイメ・アジョンとフリッツ・ハンセンのコラボレーションにより誕生しました。

曲線が美しい背もたれからアームにかけてのフォルムと、丸ボタンが印象的なクッションの組み合わせが、優美で独創的な印象を与えるデザインが魅力的です。

張地のタイプによってはクラシックな雰囲気も楽しめます。

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2021.08.23

インテリアのタイプを選ばない「ルネソファ」

デザイナーのハイメ・アジョンが生み出した彫刻的なモジュールソファ。

座面タイプは、2人掛けから6人掛けのL字型のコーナーまであり、使うシーンによって選べます。

どの角度から見ても美しく柔らかなフォルムのため、空間のどの位置においても映えるでしょう。

北欧のモダンなインテリアにも、南欧風の明るい雰囲気にも合わせやすいソファです。

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2021.08.23

計算されたサイジングとデザインが魅力「PK31™」

デンマークの家具デザイナー、ポール・ケアホルムの代表作。

得意とするスチールとレザーの組み合わせが美しくデザインされたソファです。

緻密なサイジングが特徴で、1人掛けは周囲のサイズを76cmに統一し、座面の高さは半分の38cmに設定するなどセンスとバランスが絶妙。

スチールのベースも独特のデザインで、存在感抜群のソファです。

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2021.11.23

どのテキスタイルも似合う「キキソファ」

1960年にイルマリ・タピオヴァーラがデザインした「キキシリーズ」のソファ。

ミニマルでコンパクトなサイズのため、さまざまな空間に合わせやすいのが特徴です。

断面が楕円形のスチールベースは、バウハウスの金属加工の影響を受けており、直線的なデザインが目を引きます。

シンプルなデザインだからこそ、張地の色や素材によって、全く異なる印象を持たせられるのも魅力です。

ベッドにもソファにもなる考え抜かれたデザイン「710デイベッド」

1993年にアルヴァ・アアルトがデザインした、バーチ材の曲木技術「L-レッグ｣を応用したシリーズです。

L-レッグのベースの上に木製のフレームを設置した頑丈な構造で、マットレスや背面クッションを置くことで、ベッドやソファとしても使えます。

軽量で組み立ても簡単なため、移動しやすく、生活スタイルに合わせてフレキシブルにレイアウトが可能です。

日常生活を豊かにするデザイン「Mogensen ソファシリーズ」

デンマークを代表する家具デザイナー、ボーエ・モーエンセンの代表作で、1962年に自邸用にデザインされたソファです。

直線的で肉厚な重厚感のある印象ですが、日常で使用するための実用性を重視する理念を基にデザインされています。

流行を感じさせない機能美を追求したソファは、大使館や政府のオフィスなど、世界中の幅広いシーンで使用されています。

ヒンジ付きの個性的なデザインソファ「The Spoke-Back Sofa」

スポークバックソファは、ボーエ・モーエンセンが大親友のハンス J.ウェグナーと共同デザインで生み出したソファです。

片側のアームにヒンジを付けて外側へ開くユニークなデザインが特徴で、デイベッドとしても使用できます。

スポーク（丸い棒）を縦に並べた構造による高い背面と深い座面に、高品質なクッション材を合わせることで、包み込まれるような座り心地が楽しめます。

エレガントで調和の取れたデザインの名作ソファ「No.1」

ボーエ・モーエンセンによってデザインされたモダンな名作ソファ。2014年に生誕100周年記念として復刻しました。

木製のフレーム、斜めにデザインされたアーム、丸みのあるボタン付きクッションによって構成され、ゆったりとして安定した印象を与える外観です。

背面と座面のクッションは簡単に取り外せるためお手入れがしやすく、使いやすさを考慮したデザインです。

日本と北欧の美意識を感じさせる「N-S02」

1988年、高級マンションのリノベーションプロジェクトのためにデザインされたカリモクケーススタディのモジュラーソファです。

肉厚なブロック型のクッションは、シンプルで柔らかい印象を与えます。

複数のパーツを組み合わせられるため、日本の住宅にレイアウトしやすいデザインが魅力です。

木のフレームには伝統技術が施され、天然素材を活かす北欧と日本の美意識を感じさせます。

機能性と安定感を持ち合わせたデザイン「N-S01」

幅広いアームにテーブル機能を持たせた利便性の高いソファ。

1950年代の大衆化が進んだデンマーク家具デザインからヒントを得て生み出されました。

パーツ同士の接合部を埋め込んで強度を保つ、日本の伝統的建築技法から着想した構造を採用。

ファブリックの選択肢も豊富で、さまざまなインテリアに合わせやすいでしょう。

限られた空間でも使いやすいデザインが魅力です。

北欧ブランドのソファで上質な空間を楽しもう

ここまで、北欧デザイナーが生み出す名作ソファのおすすめ17選を紹介しました。

北欧インテリアのイメージにあるナチュラルさやモダンさだけでなく、美意識に裏付けられた独自性や機能性をあわせ持つのが、名作ソファの魅力でしょう。

ぜひお気に入りのソファを見つけて、居心地のいい、上質な空間を楽しんでください。