クールでおしゃれな印象を演出できる照明として、北欧インテリアには欠かせない存在となっている「トルボー」。
一見するとシンプルで珍しくないデザインのように思えますが、不思議と空間に落ち着きを与え、人を魅了する良さが詰まっています。
今回はトルボーの特徴や魅力、導入事例、代表作トルボーペンダント以外の製品シリーズについて紹介します。
目次
トルボーとは
ルイス・ポールセンが販売を手掛けるトルボーは、控えめで可愛らしいデザインが人気です。
トルボーは、北欧の照明デザイナーである「ポール・ヘニングセン」がデザインした街路灯をヒントに作られた照明です。
派生シリーズも種類が多く、多彩な使い方を楽しめます。
リビングはもちろん、廊下や玄関、水回りなど、配置パターンは非常に豊富。また、屋外用のトルボーで家の外観を彩る使い方もできます。
トルボーシリーズは4種類
一般宅やインテリア雑誌でも頻繁に登場するトルボー。
天井からぶら下げるペンダントタイプの印象が強いですが、屋外で使用できるタイプもあります。
場所に合わせて選べる製品ファミリーの数々を見てみましょう。
カラー・サイズ展開が豊富なトルボーペンダント
一般によく知られているのが、トルボーペンダントです。
カラー展開は定番のブラック・ホワイト以外にライトグレー・ブルーグレー・ローズグレーがあります。
さらにサイズも使用用途に合わせて3サイズあり、ブラックとホワイトは大きな2サイズも加えた全5サイズ展開です。
電球の種類も選べるため、カスタマイズの幅は広いといえます。
また、トルボーペンダントは、パステルカラーを選んでも、派手すぎない印象にできるのが魅力です。
どのタイプもくすみがかった色合いをしているため、色を多く取り入れても落ち着いた空間を作れるのです。
乳白グラスが美しいトルボーグラスペンダント
ペンダントタイプには、乳白グラスを使用した製品もあります。
トルボーペンダントがカジュアルなイメージなら、トルボーグラスペンダントは上品な印象。
シェードは三層の吹きガラスでできており、柔らかな光を作ります。
モダンな空間にほんの少しラグジュアリーな空気感を加えたいという方におすすめです。
壁面用ならトルボー155ウォール
トルボー155ウォールは、外壁用のライトです。
カラーは以下の2色展開。
- ブラック
- アルミ
マットな素材を使用していることから、玄関周りに落ち着いた印象を与えてくれます。
屋外用として作られていますが、室内インテリアの間接照明としての使用も可能です。
ガーデン使用のトルボー155ボラード
トルボー155ボラードは、エントランスまでの道中や花壇を照らすガーデンライトとして開発されました。
下向きに明かりを落とすため、夜でもうるさすぎない光源として活用できます。
自由なデザインを実現するシンプルなフォルムが魅力
トルボーの製品ファミリーは、全て癖がなくシンプルなデザインで統一されています。
ナチュラルな空間はもちろん、都会モダンなインテリア、カフェ風、ブルックリンスタイル、ホテルライクなど、さまざまなテイストのインテリアにぴったりと馴染みます。
どのインテリアと掛け合わせてもほどよい存在感を演出し、空間のアクセントとなる照明です。
単体・複数どちらでも映える
トルボーのデザインは突き抜けた部分がありません。
一見欠点のようにも思えますが、言い換えれば人・場所・組み合わせを選ばずにインテリアを作りやすいということ。
単体で使えばトルボーの落ち着いた印象を活かせますし、複数で組み合わせれば、ほどよく存在感を主張するインテリアに。
トルボーを取り入れたインテリアで悩むことは少ないといえます。
トルボーのコーディネート事例を紹介
空間を選ばずどこに設置してもしっくりと馴染むトルボーですが、インテリアとして取り入れるのであれば、少しばかり個性を演出してみるのもありです。
トルボーの良さを活かせる導入事例で、自分らしいトルボーの活用方法を見つけてみましょう。
色違いを並べて個性的な照明に
カラフルなトルボーを並べることで、トルボーの素朴なかわいらしさが強調されます。
色をたくさん使ってもくどくならないトルボーの魅力を引き出しつつ、空間のアクセントにもなるアイデアです。
遊び心溢れるインテリアにチャレンジしたい方にはおすすめです。
主張しすぎない玄関照明として
玄関の照明計画は難しいとされています。
滞在時間が少ないので明るくする必要はないものの、暗すぎては家全体のイメージダウンに繋がります。
トルボーの照明は上部は照らさないため、明るすぎず暗すぎない光を作ります。
間接照明との相性が良く、組み合わせることでほっとする癒しの玄関作りが叶うでしょう。
高さをずらして奥行きを出す
トルボーに高低差を出しながら複数個使用することで、空間にリズムが生まれます。
ダイニングやキッチンなど、人が集まりやすい場所にはおすすめの取り入れ方です。
優しく照らされることで料理が美味しそうに見え、食事や調理が楽しくなる効果も期待できます。
トルボーで照明計画をもっと自由に楽しもう
トルボーは癖がなく、どのような空間にも馴染むデザインが魅力です。
取り付ける数の調整をすることで、理想的な照明計画が叶うでしょう。
色の選択肢も多いトルボーで、空間のバランスとインテリア性を両立させた照明演出を楽しんでみてください。