睡眠の質を高めるベッドの選び方は?季節や生活と調和した寝具を選ぼう

    睡眠の質を大きく左右するポイントの一つがベッド選びです。

    「マットレスを高品質なものにすればよく眠れるようになる」といった単純な話ではなく、ベッドを部屋に置いたときの圧迫感や配置位置によっても睡眠環境は変わります。

    この記事では、良質な睡眠生活を送るためのベッドの選び方や、最適な大きさの指標、圧迫感を感じさせない配置のコツなどについて解説します。

    ベッドのサイズの種類

    一般的なベッドのサイズは大きく分けて6種類あります。

    サイズによって変化するのは幅のみで、長さはどのメーカーも195cm前後で設定しています。

    名称サイズ(幅)
    セミシングル約90cm
    シングル約100cm
    セミダブル約120cm
    ダブル約140cm
    クイーン約170cm
    キング約195cm

    すべてのサイズに「約」がついているのは、ベッドのサイズはメーカーごとに異なるためです。また、メーカーによっては独自のサイズを展開しているケースもあります。

    長さが約205cmになる「ロングサイズ」や、本来のサイズよりも一回り幅が広い「ワイドサイズ」などもあるため、体型にあったベッドを選択できます。

    ただしこれらの特殊サイズのベッドは、取り扱いメーカーが少ないのが難点です。

    大手のベッドメーカーであれば取り扱っていることもあるため、通常サイズより大きなベッドを探している人はラインナップを確認してみるのが良いでしょう。

    マットレスの種類

    ベッドを選ぶときに大切なのが、マットレスの種類です。

    マットレスの寝心地によって、ベッドの快適度は大きく左右されます。

    マットレスの種類は細かく分類すると無数にありますが、大きく分けるとコイルが入っているか・入っていないかの違いです。

    【コイルあり】ボンネルコイル&ポケットコイル

    コイルが入っているタイプは、2種類あります。

    • コイル全体を一体化させている「ボンネルコイルタイプ
    • コイルを一つずつ個別に入れてある「ポケットコイルタイプ

    ボンネルコイルは一部分が沈むと、それにつられるように全体が沈んでいくのが大きな特徴。床に布団を敷いた感覚で寝られます。

    一方でポケットコイルは圧のかかる部分だけ深く沈むため、体の凹凸に沿ってマットレスが支えるイメージです。

    【コイルなし】低反発&高反発マットレス

    コイルが入っていないタイプは、低反発高反発タイプに分けられます。

    低反発は弾力があり、堅さを感じるタイプです。「柔らかすぎる布団は好きではない」という人に向いています。

    一方で高反発は圧がかかると沈み込むような感覚が特徴。腰や首などマットレスと隙間ができやすい部分もしっかり支えてくれます。

    ただし寝返りが打ちにくい・密着する分布団に熱がこもりやすいといったデメリットもあります。

    ベッドフレームの種類

    ベッドフレームは各ベッドメーカーからさまざまなタイプが販売されています。

    とくに取り扱いが多いのが以下の5種類です。

    • キャビネットタイプ
    • ノンフレームタイプ
    • フラットタイプ
    • ロータイプ
    • 収納機能付きタイプ

    キャビネットタイプ

    ベッドルーム

    ヘッドボードが棚のようになっているベッドフレームです。

    読みかけの本や目覚まし時計を枕元に置いておきたい人におすすめです。

    コンセントもついているタイプなら、スマホの充電やランプの設置も可能です。

    ノンフレームタイプ(すのこベッド)

    ヘッドボードがなく、布団やマットレスを乗せる板に足がついただけのタイプです。

    すのこベッドとも呼ばれています。部屋をすっきり見せたい場合に選択されることが多いです。

    フラットタイプ

    ベッドルーム

    ヘッドボードに収納機能がなく、平らの板がついただけのタイプです。

    ノンフレームと同様にベッド周りをシンプルに見せられることに加え、枕が後ろにズレにくいというメリットがあります。

    ロータイプ

    ベッドルーム

    足が短く、地面に近いベッドフレームです。

    寝相が悪く転落の危険性がある人に適しています。

    また、家具の背が低いことで部屋をすっきりと見せる効果もあります。

    収納機能付きタイプ

    ベッド下に引き出しが付いたタイプです。

    本来ベッド下は無駄なスペースになりやすいため、デッドスペースを活かした収納が可能になります。

    反面、物を置きすぎることでベッド下の通気性が悪くなるデメリットもあります。

    ベッド選びのポイント

    実際にベッドを選ぶときは、さまざまな要素を考慮する必要があります。

    その中でも特に重視したいのが、「寝心地の良さ」と「部屋に置いたときのバランス」の2つ。

    ここからはベッド選びにおいて大切な要素を一つずつ解説していきます。

    マットレスを決める

    寝心地の良さを左右する一番の要素がマットレスです。

    マットレス選びは単純ではなく、「柔らかくてボリュームがあるタイプを選べばOK」…とは限りません。

    心地良さの感じ方は人それぞれなので、実際にさまざまなマットレスに寝てみてから判断していく方法がおすすめです。

    しかし、近くに寝具ディスプレイをしてるインテリアショップがない場合もあります。

    そんなときは、今の寝具で満たされている点と不満な点をリストアップしてみましょう。

    今の寝具に感じる欠点を補ってくれそうなマットレスタイプはどんなタイプか、また、そのタイプのマットレスは今の寝具の長所も持ち合わせているのか。

    消去法で選択肢を狭めていき、理想のマットレスにたどり着きましょう。

    ベッドサイズを決める

    ベッドサイズは寝心地の良さと部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。

    大きなベッドを選べば寝心地は良くなるかもしれませんが、圧迫感や窮屈さを感じてしまうかもしれません。

    その結果、ベッドは広々しているのになぜか落ち着かない…と感じてしまうことも。

    よほど広い部屋でない限り、ベッドサイズと部屋の開放感、両方を欲張るのは難しいでしょう。

    どちらかに比重を傾けるか、どちらも70点くらいのバランスで満足をするか、といったふうに、ある程度割り切って選択していくのがおすすめです。

    フレームデザインを決める

    ベッドの大きさと部屋の開放感を両立したい人は、フレームデザインで工夫をしてみましょう。

    ノンフレームやフラットフレームを選べば、ベッドサイズの大きさから生まれる圧迫感を軽減できます。

    ベッドが大きくてほかの家具が置けないのであれば、収納タイプのフレームを選ぶのも良い選択です。

    もちろん、「デザインが気に入っているから」という理由でベッドフレームを選ぶのもアリです。

    ベッドフレームに何を求めるのかをはっきりさせておくと、迷いにくくなります。

    重視するポイントを見定める

    マットレス・サイズ・ベッドフレームと、ベッド選びには迷うポイントがたくさんあるもの。

    それを回避する方法は、事前にそれぞれの項目の優先順位をつけておくことです。

    全てにこだわろうとすると中途半端になりやすいので、「何か一つを取るとしたら、これだけは絶対に譲れない!」という項目を明確にしておきましょう。

    優先順位が明確に固まっていれば、スペック比較などで迷ったときにも冷静に判断しやすくなります。

    ベッド配置のポイント

    ベッドルーム

    ベッドを選んだのなら、次はどこに置くのかを決めます。

    部屋を広く見せ、快適に眠れる場所を見つけるコツをお教えします。

    ドアからは距離をおく

    ドアを開いて1歩入ればすぐにベッド。

    疲れているときはそのまま倒れこめて良いかもしれませんね。

    しかし、そうでないときは部屋を狭く感じさせる位置になってしまいます。

    ベッドはドアから離し、なるべく壁際に置くのがおすすめ。

    床面積はなるべくまとめて見せた方が、部屋を広く感じさせることができます。

    壁にぴったりくっつけない

    壁にベッドをぴったりとくっつける配置は避けた方が良いです。

    特に窓のある壁に隙間なくくっつけてしまうと、結露によって発生した湿気がベッドに直に降りてきます。

    また隙間がないとカーテンがたわんでしまったり、コンセントに差しにくかったりといった弊害も発生しやすくなります。

    壁際にベッドを設置するのなら、壁から5cmほど離すのがおすすめです。

    朝日で目覚めたいなら窓近く

    人によっては朝日を浴びて気持ちよく目を覚ましたいという人もいるでしょう。

    当てはまる人は、窓の近くにベッドを置くのも良いですね。

    ただし、直射日光が顔に降り注がないように注意をしてください。日差しの強さが肌トラブルを発生させる可能性もあります。

    窓近くに配置するなら、カーテンやブラインドなどの日除けグッズとセットで配置を考えると良いでしょう。

    エアコンが直接当たらない位置を選ぶ

    夏や冬はエアコンを付けっ放しにして寝ることもあるかと思います。

    エアコンの風が直接当たる場所は、体を冷えすぎたり温めすぎたりするうえに、喉や肌を乾燥させてしまいます。

    エアコンの風が直接流れてくる位置には、極力ベッドを置かないようにしましょう。

    ほかの家具との距離

    ベッドとほかの家具との距離も大切です。たとえば開き戸のクローゼットのそばにベッドがあれば、扉の開け閉めに苦労してしまいます。

    チェストもベッドが邪魔で引き出しが開けずらい…なんて可能性も。

    家具と家具の間は、人が1人通れる60cm程度を目安にすると良いでしょう。

    良質なベッドならIWATAがおすすめ

    ベッドの種類や選び方などを紹介しましたが、どのメーカーの商品を購入すれば良いか迷ってしまう人も多いはず。

    ここからは、一推しのメーカー「IWATA」の特徴について紹介します。

    IWATAは190年にわたり快適な寝具を研究してきた、京都のメーカーです。

    定番人気のマットレス「ラークオール」は厳選した天然素材の特性を活かし、一年中快適な眠りを実現。クッション性に優れ、寝返りを打ちやすいつくりになっています。

    またクッションユニットの素材の組み合わせから、綴じ糸の色まで自身で選べるのも嬉しいポイントです。

    ラークオールのほかにも、野生のチンパンジーのベッドからインスピレーションを得て開発された「人類進化ベッド」など、魅力的な製品が揃っています。

    間違いのないベッド選びで快適な睡眠生活を

    ベッドルーム

    人間は生きてるうちの1/3を布団の中で過ごす、ともいわれています。

    そう聞くと、寝具選びを間違えたままでいるのはすごく損をした気分になりませんか?

    自分に合った正しいベッドを選択して、心地良い睡眠環境を作れれば、毎日をより快適に楽しく過ごせるはずです。

    この記事を参考にして、自分のライフスタイルにぴったり合った理想のベッドを探してみてくださいね。