年末年始に向けてお手入れしよう!Mieleランドリーシリーズの掃除・メンテナンス方法を徹底解説

    一度購入すると手放せなくなるMieleの洗濯乾燥機。

    あまりの快適さと洗濯ケアの楽しさに、ついつい本体のお手入れを怠っている方も多いのではないでしょうか?

    より長く快適に使いたいなら、お手入れや掃除、メンテナンスをこまめに行うことが大切です。

    いくらパワフルな性能で頑丈でも、一切掃除をせずに使い続けていれば、徐々にパフォーマンスは落ちてしまいます。

    この記事では、Mieleランドリーのお手入れ方法を「日常編」「大掃除編」に分けて詳しく解説します。

    年末年始や生活が切り替わるタイミングなら必見!

    ぜひこの機会に、Mieleランドリーのお掃除テクニックを学んでください。

    毎日使う洗濯機は日々のお手入れが重要!

    お手入れプログラム

    毎日同じパフォーマンスで稼働し続けるイメージがあるMiele洗濯機ですが、日々のお手入れを怠っていれば、洗濯性能が落ちたり、故障の原因となる不具合が起こったりします。

    特に洗濯と乾燥を日に何度も繰り返す洗濯乾燥機タイプであれば、汚れ・カルキ・カビ・ゴミが発生しやすくなります。

    Mieleのランドリーシリーズは、殺菌力が高い高温洗浄や、強力な専用洗浄剤、庫内洗浄プログラムなど、数々のメンテナンス機能を備えていますが、それでも油断は禁物です!

    KAORI

    普段のこまめなお手入れと、年に数回のメンテナンス(本体の大掃除)を欠かさずに行うことが、Miele洗濯機と長く付き合うコツです。

    【日常編】こまめなお手入れでずっと綺麗をキープ

    ここでは、Miele洗濯乾燥機の日々のお手入れ方法を解説します。

    お手入れの頻度・場所・掃除ノウハウなど、重要なポイントを押さえておきましょう。

    意外に汚れやすい?「洗剤ディスペンサー」

    洗剤ディスペンサーを引き出している様子

    洗剤ディスペンサーとは、液体洗剤や柔軟剤を入れるスペースのこと。

    低温で洗濯したり、頻繁に液体洗剤を使ったりしていると、内部にカビや細菌が発生しやすくなります。

    こちらは簡単に引き出して丸洗いできるので、洗濯頻度に応じて掃除しましょう。

    掃除する場合は温水をかけながら優しく洗い、中の汚れやぬめりをとります。

    また、もうひとつ忘れてはいけないのが、洗剤ディスペンサーにある引き出し枠の掃除。

    こちらも小さな汚れが入りやすいので、細めのボトル用ブラシなどで洗剤の残りカスなどを取り除きましょう。

    自動洗剤投入システム「Twin Dos(ツインドス)」機能しか使っていない場合でも、庫内に溜まった湿気で細菌が発生する可能性があります。

    そのため、定期的に開け閉めして状態を確認することが大切です。

    洗濯槽は「庫内洗浄プログラム」で簡単お手入れ

    庫内洗浄プログラムを実施している様子

    洗濯機本体も同じく、低温洗濯や液体洗剤の使用で細菌が発生しやすくなります。

    嫌な臭いや細菌の主な原因は洗濯槽ドラム。

    掃除に便利なのが、高温の水で洗濯槽ドラムを洗浄してくれる「庫内洗浄プログラム」です。

    日々の使用で繁殖しやすい細菌は熱に弱いため、高温水の洗浄でほとんどを殺菌できます。

    ワンタッチで設定可能なので、忙しい生活の中でも簡単にお掃除できるのが嬉しいところ。

    ついお手入れをサボってしまった場合でも、汚れがひどい場合はディスプレイに「衛生インフォメーション」のアラートが表示されるので、掃除を忘れる心配もありません。

    「ドアガラス」の周辺は柔らかめの布で拭き掃除

    ドアガラスを拭いている様子

    洗濯・乾燥で汚れが溜まりやすいポイントのひとつが、ドアガラス周辺です。

    特にドアガラスの内側部分は、定期的に石鹸水や中性洗剤で優しく拭き洗いしてください。

    また、ドアパッキンの溝にも細かいゴミが溜まりやすいので、開けたときに合わせてチェックするのがおすすめです。

    なお、本体内外の掃除には、Miele機器全般に対応した万能クロス「Micro Cloth(ミクロクロス)」(1,430円)がおすすめ。

    高品質のマイクロファイバー製で、乾拭き・水拭きどちらにも対応。

    頑固な汚れでも難なく拭き取ります。

    KAORI

    60度の温水洗浄に約500回耐える耐久性があり、使用後はMiele洗濯機に入れてそのまま洗濯・乾燥させられる便利なアイテムです。

    乾燥機付きならお手入れ必須!「糸くずフィルター」

    糸くずフィルターをはずしている様子

    洗濯乾燥機モデル、またはヒートポンプ式衣類乾燥機を使用している場合は、糸くずの処理が必須です。

    乾燥時には多くの糸くずや繊維のかけらが舞い散るので、糸くずフィルターの掃除はほぼ毎日行う必要があります。

    乾燥機の場合は、プログラム終了後に上段・下段のフィルターをそれぞれ念入りに掃除しましょう。

    糸くず取りプログラム

    また、洗濯乾燥機タイプでは、「Rinse out fluff(糸くず取り)プログラム」を使用するのが便利。

    乾燥機能を使用したときは、次回の洗濯の前にプログラムを実行し、洗濯槽の目詰まりを防ぎましょう。

    【大掃除編】頑固な汚れは半年〜1年毎にまとめてお掃除

    ここでは、半年から1年の期間で定期的に行いたいお手入れの数々を紹介します。

    年末年始の大掃除や長期旅行前のタイミングで、今までに溜まった汚れをまるっと落としましょう。

    洗濯槽ドラムの汚れをまとめて落とす「インテンスクリーン」

    インテンスクリーンでお手入れしている様子

    洗濯槽ドラムにこびりついた頑固な汚れを落とすなら、Miele製品専用の庫内洗浄剤「インテンスクリーン」を使用しましょう。

    こちらは粉末タイプの洗剤です。

    庫内を空にした状態で、予備洗いなしの「コットン60°C」以上のプログラムを選択して使います。

    普段の掃除では落としにくい汚れにアプローチできるのはもちろん、消臭やカルキ除去の効果もあります。

    推奨頻度は1年に1〜3回程度。

    洗剤を撒いてプログラムを選択したら掃除完了なので、大掃除も簡単に終わりそうですね。

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    カルキの嫌な臭いがしたらコレ!「ディスケーラー」

    カルキとは水道水に含まれる塩素成分のことで、長期間洗濯機を使用することで必ず蓄積していくものです。

    カルキ独特の嫌な臭いがしてきたら、カルキ除去剤「ディスケーラー」を使いましょう。

    こちらもMiele製品専用の洗剤で、1回の使用につき1本を使用します。

    予備洗いなし・90°C以上のプログラムを選択。

    一度使用するだけで、嫌な臭いと頑固な水垢をきれいさっぱり洗浄してくれます。

    カルキ汚れは目視で確認しにくいので、大掃除のタイミングでほかの掃除と一緒に行ってしまうのがおすすめです。

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    洗剤詰まりのリスクを減らす「ツインドス」容器のお手入れ

    ツインドス

    自動洗剤投入システム「Twin Dos(ツインドス)」を使用している方は、こちらも定期的にお手入れする必要があります。

    使用期間が空いたり、専用洗剤以外の洗剤・柔軟剤を使用したりしている場合は、ホース内に洗剤が粘着して詰まりを起こす場合があります。

    掃除はMieleの洗浄プログラムで自動的に行えますが「TwinDosコンテナ」というオプション付属品を使用する必要があります。

    空のコンテナにある印まで水を入れ、本体にセットしたら洗浄プログラムをスタート。

    洗浄後に洗剤コンテナ2つを新たにセットしたらお掃除完了です。

    定期的に汚れをチェックしたい「給水フィルター」

    Miele洗濯乾燥機には、給水バルブを保護する「給水フィルター」が備えられています。

    汚れやゴミを除去するために、こちらも大掃除のタイミングでお手入れしましょう。

    最初に止水栓を止めたら、取扱説明書を参考にゴムパッキンと給水フィルターをくぼみから外し、それぞれを掃除します。

    元に戻して水漏れがないかを確認したらお掃除完了!

    ちなみに給水フィルターは、6ヵ月程度でチェックをすることが推奨されています。

    給水の中断が頻繁に発生するようになったら取り替えを検討してみてください。

    臭いや水漏れの原因を排除「排水フィルター」の掃除

    排水フィルターをはずしている様子

    排水フィルターは、洗濯機・洗濯乾燥機の下部にある器具のことで、洗濯の際に発生する繊維・髪の毛・ゴミなどが溜まりやすく、長期間掃除しないことで悪臭や水漏れの原因となります。

    排水フィルターの掃除方法①

    まずはフィルターの扉下に浅めのトレイを用意し、フィルターを外した際の水がこぼれない様にします。

    排水フィルターの掃除方法②

    次にゆっくりとフィルターを緩めて排水、水の流れが止まったらフィルターを完全に取り外します。
    *予想以上に排水されるので注意

    排水フィルターの掃除方法③

    内部のごみや汚れを掃除しフィルターを正しく押し込み締め付けたらお手入れ完了です!

    掃除に必要な道具は、ゴム手袋・柔らかい掃除ブラシ・スポンジ・ぞうきんなど、日常的に水回り掃除で使うものでOK。

    お手入れすることでより製品を長く快適に使用することができるので、まずは出来るところから少しずつお手入れをしましょう!

    これって不具合?異変を感じたら「Mieleコンタクトセンター」を頼ろう

    日常のお手入れで異変を感じたら、まずは取扱説明書のFAQをしっかり読み込みましょう。

    小さな不具合のほとんどは操作ミスや仕様を理解していないことが原因なので、FAQの手順にしたがって進めれば解決することがあります。

    ディスプレイにエラーが表示されたら、まずは自分で対処してみてください。

    それでも解決しない場合は、「Mieleコンタクトセンター」に連絡しましょう。

    Miele製品を知り尽くしたプロによる充実のサポートを受けられます。

    Mieleコンタクトセンター
    受付時間:9:00〜17:00(月〜金)
    固定電話:0120-310-647
    携帯・スマートフォン:0570-096-300
    メールでのお問合せはこちら

    日々のお手入れで最高のパフォーマンスを維持しよう

    今回は、Mieleランドリーシリーズのお手入れ方法について詳しく解説しました。

    庫内洗浄・水回りの掃除・糸くずの処理など、毎日の小さなケアの積み重ねで高いパフォーマンスを維持できます。

    いつもは掃除をサボっている方も、年末年始や大掃除のタイミングでしっかりお手入れしてみましょう。

    Miele専用洗剤は「Miele Shop Chiba(ミーレ・ショップ千葉)」の公式オンラインストアからも購入できるので、ストックしておきたい方はぜひこちらもチェックしてくださいね。