「カーテンの洗濯はめんどくさそう」「自宅で洗えるの?」カーテンのお手入れは日常的にしないので、このように感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、自宅で手軽に洗う方法を知っていれば、この悩みは解消します。
今回は自宅でカーテンを洗濯する方法や干し方、洗う頻度を詳しく解説します。
カーテンを洗濯したことがない方でも、最後まで読んでいただければすぐに実行できるため、ぜひ参考にしてください。
目次
カーテンを洗濯する重要性
そもそも、なぜカーテンを洗う必要があるのでしょうか。
理由は主に3点です。
- 汚れにより、部屋が薄暗い雰囲気になる
- 汚れが蓄積すると落ちにくくなる
- 蓄積した汚れ部分に日光が当たると、生地が痛み、繊維が傷む原因になる
カーテンの汚れには屋外からの汚れ(排ガス、花粉など)と、部屋から発生する汚れ(ホコリ、たばこのヤニ、調理時の油や煙、生活臭など)があります。
また、冬に発生する結露を吸い込んでそのまま放置すれば、カビになることも。
毎日見ていると気づくのが難しいですが、それらの汚れは黄ばみや黒ずみに変化します。
汚れを放置していると、住まいや家族の体に悪影響を与えるため、定期的な洗濯が必要です。
カーテンを洗濯する頻度は?
カーテンの洗濯頻度と洗濯に適した時期は、下記を参考にしましょう。
- 厚手のカーテン(ドレープ)
年1回/春~夏 - レースカーテン
年2~3回/春~秋、年末大掃除の時期
カーテンの洗濯は気温が適度に低く、快晴が続くタイミングであれば、乾きやすくカビの発生を防げます。

ひんぱんに洗濯してしまうと生地を痛めてしまうため、汚れが気になる場合は、部分洗いや除菌効果のあるスプレーで対処して生地の劣化を防ぎましょう。
カーテンを洗濯する前の注意点
ここからはカーテンを洗う前の注意点をご紹介します。
下記3点に気をつければ、カーテンは自宅で手軽に洗えますよ。
洗濯表示を確認する

まずは、洗濯表示を確認しましょう。
見るポイントは以下2点です。
自宅で洗えるかを確認する
まずは、自宅で洗えるかを確認しましょう。
「洗濯機マーク」「手洗いマーク」が表示されていれば自宅で洗えます。
「洗濯機マーク」の場合は、洗濯機の設定を弱い水流にして洗ってください。
ただし「洗濯機マーク」があっても、目立たない場所を引っ張り生地が弱っていると感じれば手洗いが良いこともあります。

カーテンは常に紫外線にさらされているため、想像以上に生地が傷んでいることがあるからです。カーテンに触れながら見極めてください。
デリケートな素材か色落ちするかを確認
水洗いできるカーテンであっても、洗うと色落ちしたり縮んだりするカーテンもあります。
もし洗濯機で洗う場合はネットに入れ、「ドライコース」「おうちクリーニングコース」「おしゃれ着コース」などのコースで洗ってください。
また、無理に洗濯機で洗わず、手洗いやクリーニングを活用するほうが良いこともあるので、表示をしっかり確認しましょう。
フックを外す
カーテンを洗う際は、付属のフックを外しましょう。
カーテンフックが付いた状態で洗うと生地が傷み、破れてしまう恐れがあるからです。
外した際にフックが汚れているならば、つけ置き洗いをするのもよいでしょう。
落とせる汚れは先に落とす
カーテンの表面には汚れがたくさん付着しているので、そのまま洗濯するのはおすすめできません。
まずは、ホコリを掃除機やはたきを使用して落としましょう。
カーテンに黒ずみやカビが付着している場合は、下記を参考にしてください。
シミ・汚れ・カビが付いている場合
軽度な黒ずみやカビがついている場合は、カーテンの裏面にタオルをあてて、洗剤を付けたブラシで軽くたたきます。

汚れがタオルに移ったタイミングで、ぬらしたタオルでカビ部分をたたき、汚れを落としましょう。
重度のシミ・汚れが付いている場合
重度の汚れの場合は、酵素系漂白剤を使用しましょう。
ただし、酵素系漂白剤を使えば汚れは落ちやすくなりますが、カーテンの素材によっては劣化や変色する可能性もあります。
必ず洗濯表示を確認して使用できるか判断してください。
利用できる場合は、汚れている箇所に酵素系漂白剤をスプレーし、上記と同様にタオルとブラシを用いて汚れを落としていきます。
また、大きめのたらいや洗濯おけに濃い洗剤を入れてつけ置き洗いをするのもよいでしょう。
カーテンの洗い方

では、ここからは実際の洗濯方法を洗濯機の場合と、手洗いの場合に分けて紹介していきます。
カーテンを洗濯機で洗う場合
まずは、洗濯機で洗う場合をご紹介します。
手順は3ステップで行います。
1:カーテンを洗濯ネットに入れる
カーテンはジャバラ状に畳み、大きめで細かいメッシュのある洗濯ネットに入れましょう。
ジャバラ状に畳むことで洗剤がまんべんなく行き渡り、生地を痛めることなく劣化を最小限に抑えられるからです。
汚れが気になる部分を表にして畳めば、落ちやすくなります。
また、大きめのネットは、シワになるのを避けられ、水流により生地が乱れにくくなるためおすすめです。
2:洗濯表示に従って適切な洗剤を入れる
カーテンの種類によっては、デリケート素材や特殊素材を使用しているものもあります。
洗濯洗剤は「中性洗剤」「おしゃれ着用洗剤」を選びましょう。
一般的な衣類用洗剤は、収縮や色落ちの原因になるからです。
汚れがひどい場合は漂白剤を入れると効果的です。
しかし、素材によっては漂白剤が使用できないものがあります。
抗菌・防臭効果のある柔軟剤を併せて使用すると、洗濯ジワや静電気を防ぐ効果があるのでおすすめです。
3:選択コースを選ぶ
カーテンを洗濯機で洗う際は、「手洗いモード」「ドライモード」など弱い水流で洗いましょう。
そうすることで、生地の劣化を抑えられます。
また、コースが選べる洗濯機であれば、下記も考慮してください。
- 水量は最大容量に設定する
- 水温は常温もしくは40度以下のぬるま湯にする
- 脱水する場合は30秒程度に設定する
カーテンを手洗いで洗う場合
手洗いの場合は、上記に加えて気をつけるべき3つのポイントがあります。
手洗いのポイント1
まずは、約30度以下の水を張ります。
この時、カーテンがつかるぐらいの容量が必要なので、浴槽や大きめの容量がある洗濯おけを使用しましょう。
その後カーテン素材に適した洗剤を入れます。
手洗いのポイント2
カーテンを洗う際は「押し洗い」をしましょう。
もみ洗いだとシワの原因になるからです。
手や足で優しく押しながら洗い、汚れた水を流して再度水をためます。
泡が出なくなるまでこれを繰り返し、洗剤が残らないように洗いましょう。
手洗いのポイント3
脱水は洗濯機洗いの場合と同様、約30秒が目安です。
必ず洗濯ネットを使用して脱水しましょう。
カーテンの干し方

洗濯機、手洗いどちらの場合も最後に行う工程です。
ここからはドレープカーテンとレースカーテンの干し方をご紹介します。
レースカーテンを干す場合
レースカーテンは、シワを伸ばしながらカーテンレールにかけて乾かしましょう。
カーテンの重みで洗濯シワが伸び、形を整えながら干せるからです。
この時、なるべく直射日光が当たらない場所や時間帯を選んで干すのがおすすめです。
扇風機やサーキュレーターなどを使用するなど、部屋に湿気がこもらない工夫をすると早く乾きます。
ドレープカーテンを干す場合
ドレープカーテンを干す場合は、物干し竿2本を使用し、M字にかけて干しましょう。
水を含んだドレープカーテンは重量が増すので、カーテンレールを使用して干すと負担がかかり、壊れる原因にもなります。
干す場所は、なるべく風通しがよい日陰にしてください。
コツを知れば、カーテンは自宅で手軽に洗濯できます

カーテンは洗う頻度が低いため、洗濯となればめんどくさく感じるものです。
しかし、おしゃれ着を洗う感覚と似ているので、意外に簡単に洗えます。
近年人気の高性能洗濯機ならば、ドライクリーニングが必要なデリケート素材などでも、洗いながら総合的にお手入れできるものもあります。
手間をかけず簡単にカーテンを洗うなら、家電を変えてみるのもよいでしょう。
カーテンを洗えばお部屋全体が明るく感じられます。
ぜひ洗濯方法をマスターして、室内を気持ちのいい空間にしてくださいね。