「部屋の壁をおしゃれにしたい」「壁のインテリアコーディネートは難しそう」壁のインテリアに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実は壁に飾ったり色を変えたりなどのテクニックを駆使すれば、壁面インテリアのハードルは下がります。
この記事では壁をおしゃれに魅せるコツや実例を紹介します。
魅せる壁になるインテリアのコツ
壁をおしゃれに魅せるコツは3点あります。
1つでも取り入れることで、部屋全体の印象が完成度の高いものになりますよ。
色味・テイストに統一感をもたせる
壁に装飾する際は、家具や床壁の色味やテイストに統一感をもたらすことが大切です。
色味やテイストが異なると部屋全体が落ち着かない印象になり、壁の装飾によりマイナスの効果をもたらすためです。
北欧テイストならば、くすみカラーの明るい壁紙にナチュラルな色味の家具がおすすめ。
モノトーンテイストならば、ホワイトやグレーの壁紙に深みのある家具を取り入れると、調和のある空間になります。
空間にメリハリを出す
空間にメリハリを作る際は「バランス」と「余白を作る」ことを意識しましょう。
メリハリを作ると部屋の印象が洗練された雰囲気になるためです。
例えば壁にポスターや写真を複数枚貼る場合、貼る位置や家具とのバランスを考えることが重要です。
またオブジェを置くときは、空いているスペースを埋めるように置くのではなく、余白を作るとゆとりのある空間につながります。
フォーカルポイントを意識する
フォーカルポイントとは、「部屋の中で人の視線が集中する場所」です。
壁面は何もしなければのっぺりとした印象になりやすい場所。
壁に部屋の印象が決まる要素が1つでもあるだけで、ワンランクアップした空間になります。
例えば、お気に入りのアートやオブジェを飾るとよいでしょう。
壁にアクセントを装飾すれば視線が高い位置に集められるため、天井を高く見せる視覚効果も期待できます。
壁をおしゃれにするアイデア
壁をおしゃれにするアイデアはすぐ取り入れられるものもあれば、試行錯誤が必要なことも。
ここでは、壁をおしゃれにできる主なアイデアを3点紹介します。
壁紙や内装材で色味・質感を変える
新築やリフォームなどで床や建具を決める際は、壁紙や内装材にこだわりましょう。
壁の一面だけ色や質感を変えれば、インテリアにメリハリが生まれておしゃれな空間を実現できるためです。
壁材には調湿機能や消臭効果がついた素材もあるため、快適に過ごせる効果も期待できます。
注意点は、どの壁に取り入れるかを考慮すること。
壁全面に施してしまうと圧迫感を与える恐れがあります。
壁の中で装飾が映える1番効果的なポイントを見つけてみましょう。
下記は取り入れるとよいアイテムの一例です。
- カラークロス
- エコカラット
- タイル
- 珪藻土
壁を装飾する
時間や手間をかけずに取り入れやすいアイデアは、壁を装飾することです。
オブジェやアートを飾れば、お気に入りのものに囲まれる空間ができるため日常に彩りを添えられます。
装飾するにあたってポイントは2点あります。
- 装飾するインテリアの数や向き、飾り方を工夫すること
- 装飾を目線より高くすること
少し工夫するだけでもメリハリが生まれて部屋の印象が変わり、広さと奥行きを感じられます。
事前に理想のイメージを思い描いておくことをおすすめします。
棚を取り付ける
壁に収納棚やシェルフタイプの棚を取り付けるメリットは、「収納が増える」「DIYで個性が出せる」ことです。
魅せる収納にすればおしゃれな空間になり、隠す収納にすれば清潔感を演出できます。
こだわりが強い方ならば、収納をDIYするのもよいでしょう。
サイズやデザインを好みのものにできて個性が出せるためです。
棚を取り付けるにあたっての注意点は、耐荷重を考慮すること。
収納するものが決まっている場合は事前に確認しておきましょう。
おしゃれな壁のインテリア実例
おしゃれに魅せる壁は実例から取り入れればイメージがわきやすくなります。
上記のコツやアイデアが取り入れられているので、インテリアの参考にしてください。
写真やポスターを飾って個性をだす
写真やポスターを飾ることは1番気軽にできます。
額に入れたりマスキングテープで装飾したり、壁のレイアウトが楽しめるでしょう。
ファブリックパネル・タペストリーを活用
北欧テイストがお好みなら、ファブリックパネルを壁面に取り入れると華やかな印象に。
お気に入りのテキスタイルがあるならば、ハンドメイドにより唯一無二の空間を作り出せます。
色味を揃えるか、アクセントカラーにするかで雰囲気が変わります。
壁掛けの観葉植物・花器を飾ってボタニカル感を
壁に観葉植物を飾ると、温かく動きのある雰囲気を演出できます。
特に、ピクチャーレールがある壁が飾りやすいため活用してみましょう。
ウォールステッカーやシールで手軽に可愛さを！
ウォールステッカーやシールは手軽にできるのが魅力。
気分や季節に合わせて壁をデコレーションできるため、子どもと一緒に楽しめるアイテムです。
ウォールシェルフでカフェのような雰囲気を
ウォールシェルフはすぐに取り付けられて、おしゃれ度がアップするアイテムです。
素材はアイアンや真鍮、木製などさまざま！
形も四角や丸、八角形など種類が豊富なので、テイストに合わせて選択できる点も魅力です。
大胆なオブジェで視線を集めて
思い切って個性的なオブジェを取り入れれば視線が一気に集まり、メリハリのある空間が生まれます。
設置には、動きや流れを意識しながらバランスも考えましょう。
鏡を使って奥行きをもたらす
鏡を壁面に飾ると奥行きを感じられるため、圧迫感を感じず室内が広々とした印象になります。
鏡のサイズやフレームの素材・形などデザインは豊富にあるのでお好みのテイストに合わせて選びましょう。
有孔ボードを活用して壁のアレンジを広げる
壁面に有孔ボードを設置すれば、装飾しにくい箇所でもインテリアの幅が広がります。
ホワイト以外にもブラックや木目調の有孔ボードもあるので、部屋のイメージに合ったものを選びましょう。
壁を時計に変えておしゃれ度アップ
壁にインパクトのある時計を装飾するのもおしゃれ。
小さな子どもがいる家庭であれば、学習ツールとしても使えます。
照明を利用してムーディーな雰囲気を
壁のインテリアに照明でライトをあてるのもよいでしょう。
部屋がギャラリースペースのような雰囲気になり、大人っぽさを演出できます。
趣味を魅せてかっこよさを演出！
壁面を活用して趣味の物をあえて魅せるアイデアは、インパクトがあるのでおしゃれです。
自転車やキャンプギアなど、好きなものに囲まれる空間は日常に潤いをもたらし、個性の強さも演出できます。
ニッチカウンターを設けてさり気なさを演出
ニッチカウンターとは、壁のへこみを作って利用する棚のことです。
スペースを取らずにさりげないおしゃれ空間を実現できます。
へこみの幅を広げれば収納にもなるので、新築で建てる方は取り入れてみてはいかがでしょうか。
壁面収納や飾り棚で魅せる収納を！
壁面は魅せる収納に適している場所です。
壁一面を思い切って棚にすれば、収納も増えてお気に入りのアイテムで個性を演出できます。
部屋のセンスは壁のインテリアで決まる！変幻自在な空間を遊んでみよう
壁のインテリアは難しそうに感じますが、好みのイメージを持ってテクニックさえ知っていれば手間や時間をかけず楽しめます。
新築で建てる際は、家具やテイストを選ぶように、壁のカラーや装飾にこだわると、部屋の印象が引き締まってインテリアも際立ちます。
壁を彩って、お気に入りに囲まれた暮らしを楽しみましょう。
壁の色を考える際も、まずは色調やテイストを決めましょう。