木の持つ良さを引き出すブランド「ラ・ルース」の歩みと製品を紹介

la luz inc.イメージ

    ラ・ルース(la luz Inc.)は、木挽き物・箱根寄木細工・木象嵌・指物などの木工技術を組み合わせて、現代的なデザインのプロダクトを生み出す神奈川県・小田原の木工ブランドです。

    ラ・ルースでは、間伐材を多く用いることで、森林を育む環境づくりにも取り組んでいます。

    この記事では、ラ・ルースの特徴と、職人技から生み出される魅力的な製品ラインナップを紹介します。

    ラ・ルース(la luz Inc.)とは

    ラ・ルースは森林とともに歩み、大きな自然の循環の一端でありたいと活動するブランドです。

    そのため、木の良さを引き出し、無駄のない機能的な製品づくりをしています。

    ここではブランドの特徴を紹介します。

    地元の間伐材を使う製品づくり

    ラ・ルースでは、地元小田原の間伐材を積極的に使った製品づくりをしています。

    間伐材とは、森林の機能を維持したり、密集しすぎて木々の生育を妨げないよう伐採したりすることで生まれる、木材のことです。

    他にも、山に道をつくるために伐採した支障木も含まれます。

    間伐材は木の成長途中で伐採されたため、建築材として使用できないものも多い木材ですが、決して品質の劣る木材ではありません。

    ラ・ルースは間伐材を使うことで、小田原の自然の循環を守り、環境保護活動の一翼をになっています。

    木地挽きと小田原寄木の技をミックス

    ラ・ルースは間伐材を使い、木地挽きと小田原寄木の技をミックスした「ひきよせ」の技法を生み出しました。

    この技法を使えば、無垢材の1/3の木材で作れ、割れや節のある間伐材でも無駄なく使うことが可能です。

    この技法は、最初に間伐材を棒状に切りそろえ、並べて特殊なのりで接着して一枚の寄木板に加工します。

    その板を切り出し、さらに3つのパーツを切り抜き重ねて接着することで、歪みのない器のベースを作ります。

    そして木地挽きの技術を施し、美しい器に整えると完成です。

    ラ・ルースの歩みと評価されるデザイン

    ここでは、ラ・ルースのこれまでの歩みと、受賞歴について紹介します。

    地元小田原の自然を守りたい

    ラ・ルースは1994年に神奈川県小田原市で創業しました。

    小田原は海と山に恵まれた自然豊かな土地で、寄木細工で有名な箱根と同様、寄木細工や木象嵌などの木工技術の伝統を持つ地域です。

    30年のサーファー歴を持つ創業者の相田秀和氏は、地元小田原の自然を愛し、守りたいという想いから事業を立ち上げたそうです。

    その後、2012年には小田原市内の木地挽き工場を持ち、生産体制を拡大しています。

    ラ・ルースとはスペイン語で「光」

    ラ・ルース(La Luz)とはスペイン語で「光」を意味します。

    「光」は多くの人の生活になくてはならないもの、スペイン語は世界中で広く使われている言葉であり、多くの人の日常に関わるものという共通点があります。

    この社名には、国内生産へのこだわりながらもワールドワイドな視野に立つこと、魅力的な生活用品づくりを多くの人に提供したいという願いが込められています。

    高い評価を物語る受賞歴

    ラ・ルースの取り組みやプロダクトは、国内でさまざまな受賞歴を持ち、ヨーロッパなど海外からも高い評価を受けています。

    これまでの受賞歴は以下の通りです。

    2013年東京ビジネスデザインアワード優秀賞・テーマ賞ブランド計画
    2015年ウッドデザイン賞ソーシャルデザイン部門ポスト型貯金箱 ポストくん
    2015年ウッドデザイン賞ハートフルデザイン部門かまぼこつみき マルチカラー12枚
    2015年ウッドデザイン賞ライフスタイルデザイン部門ひきよせ 3段LL ボウルLL ヒノキ材
    2018年間伐・間伐材利用コンクールネットワーク会長賞受賞天然木シート
    2019年ウッドデザイン賞ソーシャルデザイン部門報徳の森プロジェクト

    ラ・ルースの製品ラインナップ

    ここでは、ラ・ルースの代表的な製品ラインナップを紹介します。

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    素材を無駄にしない「ひきよせ」

    「ひきよせ」は木製の器で、お椀からプレートまで15種類のアイテムがあります。

    素材はヒノキ材とウォールナット材から選べ、主に地元小田原の間伐材を使用。

    平安時代から伝わる木地挽きの技法と、特殊な接着技術を用いる小田原寄木の技を組み合わせる、ラ・ルース独自の技術でつくられています。

    モダンなデザインにより、木目の美しさと上品さを食卓に取り入れられます。

    木地挽きの技でつくる「寄せ木DON」

    「ひきよせ」と同じ技法でつくられる「寄せ木DON」は、木地挽きの技が冴える頑丈な大ぶりの器です。

    上品で美しいヒノキ材と、耐久性があり木目が際立つケヤキ材を使ってつくられています。

    ヒノキ材には2層の特殊な塗料を施してあり、食洗機にも使える耐久性・耐水性に優れた丼もの器として使用可能です。

    ただし、効果は永久ではないため、長く使うために再塗装をおすすめします。デザインは6種類あり、好みのフォルムから選べます。

    時計の読み方を覚えやすい「キッズクロック」

    小さな子どもが時計の読み方を覚えるためにつくられた、おしゃれな知育時計「キッズクロック」。

    木の盤に赤と青で数字や針がデザインされたタイプと、モノトーンでシンプルに仕上げられたタイプ、さらに赤と青と黒と白を組み合わせたタイプと3種類から選べます。

    ポップでスタイリッシュなデザインは、子ども部屋だけでなく、さまざまなシーンで活用できます。

    丸みが優しい「フォルムミラー」

    ラ・ルースの「フォルムミラー」

    ヒノキの間伐材でつくられた「フォルムミラー」は、外枠すべてに丸みのあるデザインが優しい印象を与えます。

    色はヒノキ材そのままの木目と色合いを活かしたタイプと、ビンテージ風の加工を施したタイプから選択できます。

    ミラーをセットする台座への置き方によって、縦と横の角度を変えられるため、場所を選ばず使えるミラーです。

    コロンとした花瓶「ウッドフラワーベース」

    木の台座にガラスボールが設置された「ウッドフラワーベース」。

    ガラスボールが1つのシングルタイプと3つのトリプルタイプ、木の色はナチュラルとブラウンから選べます。

    コロンとしたフォルムと美しい木目の組み合わせは、小さくても存在感抜群です。

    小さな植物を飾るだけで、可愛らしく演出できます。

    手になじむ八角の形「みつろう仕上げ箸」

    ラ・ルース「みつろう仕上げ箸」

    「みつろう仕上げ箸」は、木目や木の色合いがそのまま活かされる天然ワックス「みつろう」で仕上げられたお箸です。

    八角のフォルムは手になじみやすく、使いやすさが際立ちます。

    種類はサクラ、ヒノキ、タモ、マツがあり、それぞれ色や雰囲気が異なるため、好みのタイプを見つけましょう。

    OEMでさまざまな記念品も製作

    ラ・ルースは木工技術を活かし、OEMでさまざまな記念品も製作しています。

    店舗看板から家具・ノベルティなど、さまざまなジャンルの製品づくりを通して、小田原の木工技術を伝えています。

    以下はその一部です。

    • ウッドデザイン賞:賞状用額縁
    • 林野庁:脱炭素貢献企業への盾
    • 全国森林組合連合会:間伐材ヒノキ製シャーペン
    • サントリーホールディングス:「有言実行やってみなはれ大賞」盾とトロフィー
    • チャリティーサーフ大会TOA CUP:トロフィー
    • 中国(安陽)国際漢字大会:書の盾とスタンド

    ラ・ルースのプロダクトで木の良さを日々の暮らしで感じる

    ラ・ルースの製品イメージ

    ここまで、ラ・ルースの特徴と、職人技から生み出される魅力的な製品を紹介してきました。

    ラ・ルースは間伐材を使うことで、森林の機能を維持する取り組みを積極的に行いながら、おしゃれで使いやすいプロダクトを生み出し続けています。

    ラ・ルースの製品を日々の暮らしに取り入れて、木の良さ、ぬくもりを感じてみませんか。

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