おしゃれなバルコニーインテリアの作り方|家具選びのポイントも解説

    注文住宅でつくる広いバルコニーは、インテリアにこだわって有効に活用したいものです。

    とはいえ「屋外に家具を置いても問題ないのだろうか」「おしゃれに仕上げるにはどうしたらいいのだろう」といった疑問をもっている人もいるでしょう。

    この記事では、おしゃれなバルコニーインテリアの作り方について解説します。

    屋外用の家具選びのポイントについてもまとめているので、バルコニーを第二のリビングとして活用したい人は、ぜひ参考にしてください。

    バルコニーインテリアの魅力

    バルコニーインテリアの一番の魅力は、自宅にいながら開放感を味わえることです。

    太陽の日差しや風に当たりながらのんびり過ごせば、日頃の疲れを忘れてリフレッシュできるでしょう。

    だんご

    またテーブルやチェア、ソファなどの屋外用家具をバルコニーに置くことで、家族や友人と特別な時間を過ごせます。

    バルコニーインテリアの4つのポイント

    バルコニーインテリアの魅力を活かした、おしゃれな空間をつくるには、押さえておきたいポイントが4つあります。

    1:インテリアのテイストを統一する

    バルコニーインテリアをおしゃれに仕上げるなら、テイストをそろえるのが基本です。

    ウッドデッキやラタンの家具でリゾート風にまとめるのか、テーブルとチェアを組み合わせてカフェ風に仕上げるのかなど、理想のイメージを決めましょう。

    またバルコニーがリビングの延長にあるなら、室内のインテリアとのバランスも意識すると、統一感がアップします。

    2:屋外用家具を使う

    バルコニーインテリアに取り入れる家具は屋外用を選択してください。

    部屋の中で使っていないからといって、室内用の家具を屋外で使うのは劣化の原因につながるため避けましょう。

    屋外用家具は雨や風、紫外線に強い素材が使われていたり、加工が施されています。

    雨でぬれてしまっても拭き取るだけなど、メンテナンスが簡単なのも特徴です。

    とはいえ屋外用家具であっても、何もしないでいると劣化の進行を早めます。

    基本的に屋外用家具は雨にぬれても問題ありませんが、雨カバーなどで対策するとより長持ちするでしょう。

    また屋外用家具は軽いものが多いので、台風のときなどは飛ばされないよう室内に移動させたほうが安心です。

    3:プライバシーを確保する

    バルコニーインテリアでは、プライバシーの確保も大切です。

    前面に道路がある場合、家族団らんの様子やひとりでくつろいでいるところを、ほかの人に見られる可能性があります。

    安心して過ごすために、前面道路とバルコニー部分を生け垣やフェンスで仕切って、外からの視線をカットしましょう。

    4:屋外電源を設ける

    バルコニーインテリアを存分に楽しむなら、必要に応じて屋外電源を設けましょう。

    バーベキューなどをしたい場合、電気式のグリルやホットプレートが使えると便利です。

    さらにおしゃれなインテリアには照明も欠かせません。

    必要な電源の位置や個数、配線などを施工会社と相談しておきましょう。

    屋外用家具の選び方

    この章では、屋外用家具の選び方を解説します。

    いろいろな素材と加工があり、それぞれ特徴が異なります。

    予算や目的に合うものを取り入れるのがポイントです。

    素材

    屋外用家具の素材は大きく以下の3つに分けられます。

    1. 樹脂系
    2. 金属系
    3. 木材系

    1:樹脂系

    樹脂系の屋外用家具には「ポリプロピレン」と「ポリエチレン」の2種類あります。

    メリットデメリットこんな場合におすすめ
    ポリプロピレン価格が安い。
    防水性に優れている。
    軽いので移動させやすい。
    直射日光に当て続けると劣化しやすいので、小まめに片付ける必要がある。予算を抑えたい。
    家から海が近い。
    屋根がしっかりしている。
    ポリエチレンデザインの種類が豊富。雨ざらしでも劣化しにくく、燃えにくい。価格は少し高め。デザインにこだわりたい。
    耐久性を重視したい。
    バルコニーで調理する機会がある。

    2:金属系

    金属系の屋外用家具は3種類に分けられます。

    メリットデメリットこんな場合におすすめ
    アルミ価格が安い。
    3種類の中で一番サビにくい。
    軽いので移動させやすい。
    軟らかく曲がったり凹んだりしやすいので、取扱に注意が必要。予算を抑えたい。
    出しっ放しにしたい。
    スチール少し重い。
    アルミよりも硬くて丈夫。
    防錆処理(ぼうせいしょり)などが必要。アンティークな雰囲気が好き。
    ステンレス少し重い。
    サビに強い。
    耐久性に優れている。
    価格が高い。いい物を長く使いたい。

    3:木質系

    木質系の屋外用家具は耐久性や耐水性に優れています。

    特にチーク材を使ったものがおすすめです。

    素材自体に油分があり、雨などの水分を弾きやすいため、お手入れしやすいのが魅力的。

    また傷が付きにくいのもうれしいポイントです。

    デメリットとしては、価格が高いことです。

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    加工

    屋外用家具は汚れても水で洗い流せるように、加工されています。

    主な加工方法の種類は、下記の3つです。

    1. 撥水加工
    2. 耐水加工
    3. 防水加工

    使うときだけ屋外に出したい人は、撥水加工されたものがおすすめです。

    価格が控えめで購入しやすいメリットがあります。

    だんご

    反対に家具をバルコニーに出しっ放しにしたい場合は、耐水加工や防水加工が施されたタイプを選びましょう。

    バルコニーインテリアのコーディネート実例

    広いバルコニーは、ラウンジチェアやソファといった大型家具もレイアウトできるのが魅力です。

    この章では、バルコニーインテリアのコーディネート実例を紹介します。

    テイストの好みや、使うシーンに合わせて取り入れてみてください。

    ダイニング風の空間で食事を楽しむ

    バルコニーに家具を置いている様子

    バルコニーで食事を楽しみたいなら、テーブルとチェアをレイアウトして、ダイニング風にするのはどうでしょうか。

    だんご

    高さの違う植物をいくつか置いたり、照明使いにこだわったりすると、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出できます。

    家具をゆったり配置して眺めを満喫

    屋外家具を置いている様子

    バルコニーからの眺めを重視したい場合は、リビング風にコーディネートしましょう。

    サイドテーブルとチェアをレイアウトするだけで良いので、広いバルコニーをゆったり使いたい人に最適です。

    アームレスト付きのチェアを選べば、ひとりでのんびりくつろげます。

    ラタンの家具で統一し、リゾート風にまとめても良いでしょう。

    ローテーブルとソファでラウンジ風

    屋外家具がある家

    バルコニーのスペースに余裕があるなら、ローテーブルとソファを置き、ホテルのラウンジ風にレイアウトするのもひとつのアイデア。

    家族や友人と、リラックスしながら食事や会話を楽しめます。

    ソファにクッションやブランケットをプラスして、よりくつろげる空間に仕上げるのもおすすめです。

    バルコニーインテリアで特別な時間を過ごそう

    バルコニーに屋外家具を置いている様子

    自宅にいながら開放的な気分を味わえるのが魅力のバルコニーインテリア。

    家具選びやプライバシー対策などポイントを押さえておけば、特別な時間と空間を存分に楽しめます。

    インテリアにこだわったおしゃれなバルコニーで、特別な時間を過ごしましょう。

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