紅茶を嗜むティータイムは、忙しい日常をごきげんに変えてくれます。
お家ティータイムなら気負わず手軽に楽しめて、暮らしに取り入れやすい点が魅力です。
とはいえ、ティータイムを特別な時間にするなら雰囲気づくりが大切です。
今回は、お家でのティータイムを彩るアイテム・過ごし方・空間づくりのポイントをご提案します。
上質なティータイムは自分へのご褒美。最後まで読めば、今日から手軽に上質な時間が過ごせますよ。
目次
そもそもティータイムとは?
ティータイムの発祥は、18世紀イギリス貴族の食生活です。
当時の貴族は、19〜21時は社交として観劇やオペラ鑑賞が日常であり、その後が夕食時間とされていました。
その結果、昼食と夕食の間が長くなり、空腹を満たすために紅茶を飲みながらサンドイッチやお菓子を食べる習慣が広まったのです。
現在、イギリスでは生活の中にティータイムが根付いており、休憩や食事中、食事の合間など1日に6〜7回紅茶を飲むのだとか。
イギリス人にとって、ティータイムは紅茶を飲みながら心と身体を落ち着かせ、幸福感を味わえる時間なのです。
ちなみに、日本のティータイムは午後2時〜5時が主流です。
優雅なティータイムを彩るアイテム
日常の中でほっと一息つけるティータイム。
そんなひとときを彩る5つのアイテムをご紹介します。
「テーブルクロス」で雰囲気づくり
テーブルセッティングに花を添えるテーブルクロス。
白いコットン・リネン・レース素材なら格式高いティータイムになり、テーブルランナーを重ねれば特別な時間にふさわしい演出ができます。
また、カップを置く時の音を和らげ、テーブルを保護する効果もあります。
お気に入りの「ティーカップ&ソーサー」
手軽にティータイムを愉しむなら、季節や気分に合わせてティーカップとソーサーを選びましょう。
ソーサーとセットならエレガントな統一感が生まれ、その佇まいだけで優雅な気持ちになります。
また、ティーカップの口の形状は、紅茶の香りを愉しむために広がりをもたせているのが特徴。
ティーカップ&ソーサーにこだわれば、五感を心地よく刺激するティータイムになります。
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素材で愉しむ「ティーポット」
ティーポットは「ジャンピング」が起こりやすい、大きめで丸型がおすすめ。
ジャンピングとは、茶葉がお湯の中で浮いたり沈んだり動き回ること。
紅茶の味と香りの決め手となる現象です。
大きくて丸型なら、より香り高く美味しい紅茶が淹れられます。
また、ティーポットの素材選びも大切です。
陶器なら厚みによりお湯の温度が下がりにくく、高温で淹れる紅茶に適しています。
繊細なガラス製であれば、茶葉の動きや色変化を見て穏やかな気持に。
紅茶を淹れる時間が愛おしく感じますよ。
自分へのご褒美「軽食・お菓子」
時間帯や紅茶に合わせて軽食やお菓子を添えれば、ティータイムが極上の時間になります。
一般的に、スコーン・サンドイッチ・ケーキなどが定番です。
その他なら、以下の組み合わせもおすすめです。
- ストレートティー×和菓子(どら焼き・羊羹・大福など)
- ミルクティー×濃厚で甘みのある焼き菓子(フィナンシェ・シュークリーム・チョコレートケーキなど)
- フレーバーティー×風味が同じお菓子(アップルティーにはアップルパイを、アールグレイにはレモンケーキをなど)
上質さを求めるなら「コンポート・ケーキスタンド」を
高脚付きの器であるコンポートや2段タイプのケーキスタンドは、置くだけでエレガントなティータイムを演出できます。
コンパクトなのでテーブルにも気軽に置きやすく、素材やデザインによって雰囲気を変えられる点も魅力です。
アンティーク感を出すなら陶器や銅製を、上品な輝きを出すならガラス製を選ぶなど。
コンポートやケーキスタンドにこだわってお菓子を盛り付ければ、上質なティータイムになります。
お家ティータイムの過ごし方
ティータイムは紅茶を嗜む時間であり、「どのように過ごすか」がポイントです。
ここからは、お家でのティータイムの過ごし方や楽しむヒントをご紹介しましょう。
友人と会話を愉しむ
友人を家に招いて過ごすティータイムは、おしゃべりが花を咲かすもの。
楽しい時間を過ごすきっかけづくりになり、日頃の忙しさからも開放されるでしょう。
また、お菓子を持ち寄って一緒にお皿に盛り付けたり、お気に入りの紅茶をシェアし合ったりなど、外で過ごすよりもお互いがリラックスできる魅力もあります。
友人とお家でゆっくり語り合うティータイムは、かけがえのない時間になるでしょう。
贅沢なひとり時間を満喫する
自分のためだけに紅茶を淹れる時間は、至福のひととき。
お取り寄せした特別なお菓子にお気に入りの紅茶を合わせるなど、心と体を満たす工夫をすれば贅沢なひとり時間が過ごせます。
さらに、心身を労うティータイムは教養を磨く要素になります。
気になっていた映画を観たり、忙しくて読めていなかった本を読んだりなど、ティータイムは知識を得られる時間でもあるのです。
すきま時間で手軽に愉しむ
ティータイムはまとまった時間がなくてもできるのが魅力の一つ。
30分前後であっても、アイテムが整っていれば上質な時間になります。
ポイントは、ティーカップと紅茶のフレーバーをいくつか用意しておくこと。
気分や時間帯に合わせて選ぶ楽しみにより、すきま時間が特別な時間に変わります。
お家で至福のティータイムを!空間づくり4つのポイント
優雅でリラックスしたティータイムを過ごすなら、空間づくりが重要です。
ここからは、ティータイムを意識した家づくりのポイントを4点解説します。
カラーやインテリアテイストを統一する
落ち着ける空間づくりは、室内のカラーやインテリアテイストを統一させることが大切です。
使用するカラーは3色に抑えて同系色にすれば、まとまった印象を与えます。
また、インテリアテイストは「モダンテイスト」「北欧テイスト」「ナチュラルテイスト」などさまざま。
テイストに合わせて家具や照明を選べば、優雅で非日常を感じられるティータイムになるでしょう。
屋外のスペースを活用する
屋外のスペースを活用すれば、ワンランクアップしたティータイムが過ごせます。
例えば、庭にウッドデッキを設ければ、外の風・鳥の鳴き声・朗らかな日差しなど、五感で楽しめるティータイムになるのです。
1人ならテーブルセットを、大人数ならアウトドア用のレジャーシートを広げれば、身も心も気軽にリフレッシュできます。
キッチン周りの収納を充実させる
キッチン周りに壁面収納やパントリーを設ければ、増えてくる食器類や茶葉の出し入れもスムーズになり、紅茶を淹れる設備が整います。
また、室内空間をスッキリ見せる効果があるため、穏やかな気持ちでティータイムできるでしょう。
収納のポイントは、「見せる収納を意識する」こと。
お気に入りのティーカップや茶葉の缶をあえて見えるように整えれば、それだけでおしゃれなインテリアの一部になります。
狭いスペースを活用する
キッチン横やリビング階段の下など、2畳ほどのスペースでも上質なティータイムが過ごせます。
ハイテーブルとチェアを置けばカフェのような空間になり、小さな窓を設ければ外の景色に想いを馳せる時間に。
狭い空間だからこそ、自分だけの世界に浸れるティータイムスペースが実現します。
ティータイムがもたらすひとときは彩りと空間デザインで決まる
ティータイムは、紅茶とともにほっと一息できる至福のひととき。
友人との会話を愉しんだり、内省の時間に浸ったりなど、現代人になくてはならない時間です。
そんな特別な時間をお家で過ごすなら、彩りを添えるアイテムと空間づくりは欠かせません。
新しい家で日常にティータイムを取り入れたい方は、ぜひご紹介したアイテムと家づくりのポイントを参考にしてくださいね。
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最近では、家ならリラックスしてティータイムを満喫できることから、「お家ティータイム」が注目されています。