温かい光を放つPH 3/2 ペンダントの魅力|特徴やコーディネート事例も紹介

    3枚のガラスシェードとまっすぐな支柱で構成されたPH 3/2 ペンダント。

    場所を選ばずに使えるシンプルなデザインで、多彩なスタイルの空間にフィットする形も魅力的ですが、まぶしさが抑えられたやさしい光も大きな特徴です。

    今回は機能的なセンスが光るPH 3/2 ペンダントの魅力や特徴、コーディネート方法を紹介します。

    おしゃれで便利な照明を探している人や照明の配置に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

    PH 3/2 ペンダントとは?

    ※ここに画像 欧・デンマークのブランド「Louis Poulsen(ルイス・ポールセン)」から発売されているペンダントライトです。

    生涯において200種類以上の照明をデザインしたデンマーク人デザイナーのポール・ヘニングセンが手がけました。

    PH 3/2 ペンダントのPHはデザイナーの頭文字から取り、3/2は分数ではなくシェードの大きさを表現したもの。

    PH 3/2の3は直径28.5cmのメインシェード、PH 3/2の2は2・3番目のシェードの組み合わせを表しています。

    グレアをなくしたPHランプの基本形

    PH 3/2 ペンダントは不快なまぶしさ(グレア)をなくしたPHランプの基本形です。

    グレア(glare)とは日本語では「眩輝(げんき)」「眩惑(げんわく)」と呼ばれる現象で、不快感や物の見えにくさを生じさせるまぶしさのことをいいます。

    またグレアをなくし心地よい光を実現する秘密は、すべてのシェードの内側に施したフロスト加工にあります。

    これによって放たれる光はシェード内でやわらかく反射され、まぶしさが抑制された優しい光が空間に広がるのです。

    光のグラデーションを実現させた特殊な曲線

    PH 3/2 ペンダントのシェードには、巻貝のカーブやひまわりの種の配列と同じ「対数螺旋」という特殊な曲線が付けられています。

    対数螺旋のカーブはどの角度から光が当たっても同じ角度で反射するため、自然で美しい光のグラデーションを作ることができるのです。

    またPHランプのシェードの形は、美しいグラデーションの実現を追い求めたポール・ヘニングセンの傑作。

    何度も繰り返して行われた光の計算とテストの結果、まぶしさの抑制や光の反射などの諸条件をクリアする最良のフォルムが完成しました。

    それぞれの空間に合わせて選べる3カラー

    PH3/2の種類

    PH 3/2 ペンダントには3つのカラーバリエーションがあります。

    • クールでスタイリッシュな雰囲気の「ブラック・メタライズド
    • つややかな光沢とエレガントな色合いが美しい「シルヴァー・クローム
    • 時間が経てば経つほど味わい深くなる「真鍮メタライズド

    なかでも真鍮メタライズドは2019年に新しく登場したカラー。

    きらきら輝くゴールドが使い込むほど味を出し、経年変化も楽しめるカラーだと注目を集めています。

    組み合わせると上品な統一感になるPHシリーズ

    PH 3/2 ペンダントとほかの照明を組み合わせたいときは、同じPHシリーズのものを選ぶと統一感のある空間を作り上げることができます。

    PHシリーズには、正確に配置された72枚の羽が格調高い雰囲気を作り出す「PH アーティーチョーク」や、豊富なカラーバリエーションがうれしい「PH 5」、直径40cmサイズの8枚のシェードが特徴的な「PH スノーボール」など、100種類以上のラインナップを揃えています。

    とくにPH 3/2 ペンダントはシェードのデザインやサイズが同じPH 3/2 テーブルと組み合わせると、よりシンプルで上品な統一感が演出できるのでおすすめです。

    PH 3/2 ペンダントの導入事例を紹介

    吊るすだけでさまになり、おしゃれな雰囲気を楽しめるPH 3/2 ペンダント。

    組み合わせや位置を工夫すれば、さらに洗練された空間を作ることができます。

    そこでPH 3/2 ペンダントのデザインや使いやすさを活かしたコーディネート方法を3つ紹介しましょう。

    お好みのライトと組み合わせてダイニングに

    PH3/2がある空間

    PH 3/2 ペンダントは低い位置に吊るしても目が疲れにくいため、ダイニングテーブルの上に設置して食事や家族団欒の時間をゆっくり楽しむのにうってつけです。

    複数の照明を合わせる場合は、先ほど紹介したPH 3/2 テーブルを選ぶとよいでしょう。

    また個性的な空間にしたい場合には大きさや色の違うペンダントライトをランダムに組み合わせたり、高さをジグザグにずらして吊るしたりすると、遊び心のあるコーディネートになり楽しいダイニングスペースを作れます。

    形が大きく違うペンダントライト同士を組み合わせるときは、コードの長さを調節してシェードの下端の高さを合わせると、程よい統一感を演出できておしゃれにきまります。

    ペンダントライトで寝室を広く見せる

    PH 3/2 ペンダントから広がるグレアのない優しい光は、リラックスしたい寝室の明かりにピッタリです。

    ペンダントライトは天井から吊るすため、ベッドサイドにフロアライトを置くスペースがない場合、サイドテーブルを広く使いたい場合にも適しています。

    また吊すときに見える長いコードによって天井が高く見えたり、照明を置かない床や壁をすっきり見せたりと、寝室が広く見えるような嬉しい効果も期待できるでしょう。

    PH 3/2 ペンダントで吹き抜け空間の魅力を引き立てる

    PH 3/2 ペンダントは別売りのコードリールを使うとコードの長さを自由に調節できるため、照明選びの難しい吹き抜けの空間や天井の高い部屋でも活躍します。

    シェードが白いため圧迫感がなく、部屋の開放感を損なう心配はいらないでしょう。

    北欧空間の主役になれるPH 3/2 ペンダントを取り入れよう

    PH3/2がある空間

    今回はPH 3/2 ペンダントの魅力や特徴、コーディネート方法を紹介しました。PH 3/2 ペンダントを1つ吊り下げるだけで特別感のある雰囲気を作れます。

    さらに多種多様なライトや家具と合わせ、配置を工夫することでよりおしゃれで過ごしやすい空間にコーディネートできるでしょう。

    デザインと快適な使いやすさが魅力のPH 3/2 ペンダントをお部屋に取り入れて、北欧空間の主役にしてみませんか。

      ABOUT US
      cova
      「五感」と「空間提案」をテーマとする建築士。職人の手仕事が感じられるモノや空間は、視覚的な美しさだけでなく、触れた感触が心地よかったり、そこでの食事の味や音の響きにまで影響を与えるもの。机上で完結しない、現場でのインスピレーションを大切にしています。