アドモンターってどんなブランド?上質な空間を作れるアドモンターの特徴・魅力・仕上げ事例を解説

    快適な住まいを作るには、素材、特に木材にこだわるのが一番の近道です。

    特に視覚や触覚などの五感を感じる要素が強ければ、快適さに加えて上質な空間が生まれます。

    しかし種類は数多くあり、何が良いのか悩んでしまいますよね。

    今回は100%オーストリア産のフローリングを取り扱う高級建材ブランド、アドモンターをご紹介します。

    無垢材を住宅に取り入れたい方は必見!ぜひ参考にしてください。

    アドモンターってどんな木材?

    アドモンタのフローリングを使用した家

    ヨーロッパで古くから愛されている高級建材メーカーのアドモンター。

    約900年以上の歴史と伝統をもち、100%オーストリア純国産を守ってきたブランドです。

    アドモンターは天然木がもつ意匠性や品質を最大限に活かし、その製品は床・天井・壁・ドアなどに使われています。

    アドモンターでは約900年以上、無垢材そのものがもつ特性を建材に取り入れているため、どの世代からも愛される時代を超越したデザインが魅力的です。

    また、機能面は、床・天井・壁に使っても安定性のある建材のため仕上がりが美しく、四季に合わせた快適な空間をもたらします。

    独自の3層構造技術で、無垢材のソリやねじれを抑えられているため、床暖房にも使用できます。

    ナチュラルな内装にも、都会的なスタイルにも合うデザインと品質も特徴です。

    アドモンターはデザイン性と機能面の良さを融合させることで、まさに大自然のような空間を演出できる点が魅力だといえるでしょう。

    さらにアドモンターは職人技術も優れており、さまざまな製品を生み出しています。

    独自のアイデアやデザインを生み出しながら、少なくとも15の手作業による品質管理によって、仕分けから出荷までの工程を丁寧に重ねているのです。

    COVA

    日本では床材として使われることが多く、「世界で認められた本物のフローリング」として人気が高い建材だといえるでしょう。

    アドモンターの特徴とメリット

    オーストリアの大自然が育んできたアドモンターの建材。

    製品はすべて高品質であり、長期的な保証と最高レベルの顧客満足度を自負しています。

    下記でその特徴4点をご紹介します。

    9樹種・20種類のバリエーション

    アドモンタの木材種類

    アドモンターの一番の特徴は豊富なバリエーションです。

    木の色味は4種類(明るい・暗い・グレー・茶色がかった)から選べ、組み合わせは約20種類もあります。

    さまざまな構造や強度、等級があるので、ニーズに合わせてオーダーメイドも可能。

    アドモンターの建材を使用すれば、唯一無二の住宅に仕上がるでしょう。

    下記では床・ドア・壁や天井のバリエーションをそれぞれご紹介します。

    アドモンターの床材

    床材は天然木を日常に取り入れやすいので、日本ではさまざまなコレクションが取り入れられています。

    特に床材はデザイン性と機能面が伝わりやすい場所なため、見た目や質感を重視しオリジナル性を出したい方にはおすすめです。

    • 木の種類
      9種類(オーク・トウヒ・クルミ・モミなど)
    • 敷設
      5種類(山型・ヘリンボーン・ひし形など)
    • 仕上げ
      4種類(ナチュラルオイルの自然な仕上がり・天然オイルなど)

    アドモンターのドア

    アドモンターのドアは、床や壁と天井が調和しオリジナル性をもたらす点が特徴です。

    高品質のドアヒンジを採用し、マグネットラッチ付きのドアロックで、静かに閉まるドアです。

    • 木の種類
      4種類
    • 基本構造
      内開き・外開き・引き戸を選択

    アドモンターの天井・壁

    アドモンターの天井や壁材は、天然木のデザインを活かしつつ機能面にも特化しています。

    吸音性もよく、表面は木材の質感をしっかり残しているデザインです。

    音響の建材は画一的なものが多くありますが、アドモンターならば再生木材を使用したものやウッディー感が強いものなど、さまざまな種類があります。

    視覚的にも吸音の性能としても、インテリアデザインとして最適な建材です。

    • 木の種類
      6種類(オーク・カラマツ・トウヒなど)
    • デザイン
      ドット・線型・プレミアム
    • 構造
      4種類(クロス・起毛など)
    • 仕上げ
      ナチュラルオイル仕上げ・ホワイトオイルド仕上げ

    床暖房・フラットな仕上がりが可能

    アドモンタのフローリングを使用した家

    上記でも述べましたが、アドモンターは床材として人気があります。

    理由のひとつは無垢材でありながら、床暖房に対応しているタイプがあるからです。

    アドモンターの床材は、独自の3層構造が大きな特徴。

    COVA

    これにより無垢材のそりやねじれを最小限に抑えられ、熱に強い機能が備わるので床暖房が使用できる構造なのです。

    また、3層構造はフラットな張り上がりも可能にしています。

    無垢材は通常120ミリメートルで幅広タイプと言われている中、3層構造により幅広最大158ミリメートルを実現できる商品もあります。

    これは、抜群の寸法安定性を誇るアドモンターならではの技術。

    幅が広ければ、木目の美しさが一層引き立ち、仕上がりに高級感をもたらします。

    ただおしゃれであるだけではなく、人気の秘密は機能面にもあるといえるでしょう。

    時代を超越したデザイン

    アドモンターは約900年以上続く老舗建材メーカーです。

    しかし現代でも、その進化は止まりません。

    例えば、今の時代に合わせたアースカラーをコンセプトにしたデザインを打ち出したり、新しい材料の開発と革新的な建築材料を評価する賞を受賞したり、まだまだ歴史に名を刻み続けています。

    大自然が育んできた創造性のある木材を、最大限に発揮させているデザインが長年愛されている秘密なのです。

    持続可能な森林から生まれた品質

    アドモンターの製品はPEFC認証を受けた森林の木材を使用しています。

    PEFC認証とは、「使用されている木材が持続的に管理された森林からのものである」と証明されていることです。

    つまりその森林から採取できるのは毎年成長する分だけであり、だからこそ高級建材だといわれています。

    希少価値の高い木材なので、インテリアとして使用するのはもちろん、目では見えない健康的な室内環境が保証されているともいえるでしょう。

    アドモンター木材の注意点

    アドモンタのフローリングを使用した家

    アドモンターは天然木であることから、無垢材の温かみや木の種類によって異なる表情などを感じられて、使い込むほど風合いが豊かになる点が特徴です。

    しかし湿度の変化によりソリが生じたり、仕上げによってはキズができたりすることもあるでしょう。

    したがって、定期的なメンテナンスが不可欠です。

    アドモンターから、普段用・お掃除用の「クリーン&ケア」、乾燥気味のときに使用する「メンテナンスオイル」の2種類があります。

    アドモンターの製品は耐久性が高く、寿命も長いので、メンテナンス剤を使い分けてお手入れすれば、より一層愛着もわきますよ。

    アドモンターの家づくりで無垢材の魅力を取り入れよう

    アドモンタのフローリングを使用した家

    無垢材は知られていても、外国産の高品質なメーカーは意外に知られていないものです。

    しかしアドモンターなら歴史もあり、幅広い年代から愛されている建材なので品質は間違いありません。

    アドモンターの製品を家の一部分に使用するだけでも、快適さと上質さを兼ね備えた居住空間を実現できます。

    TIMBER YARDは「木の家プレミアムパートナー」でもあるので、信頼した木材しか扱っておりません。

    アドモンター木材を使った家づくりに興味がある方は、ぜひ気軽にお問合せください。