Miele食器洗い機の洗剤の種類はいくつある?専用洗剤の効果や使い方を解説

    革新的な機能を数多く搭載したMieleの食器洗い機。

    多彩な洗浄プログラムや性能の高さに目が行きがちですが、注目したいのは、専用洗剤の種類の豊富さ。

    「食器類のトータルケア」を理念に掲げるMieleは、専用洗剤の研究開発に並々ならぬこだわりを持っています。

    この記事では、Miele食器洗い機専用洗剤の種類や効果、使い方について詳しく解説します。

    Mieleの専用洗剤は種類が豊富!

    Mieleの食器洗い機がほかと比べて優れているポイントは、自社製品専用の洗剤を開発していること。

    単に質が良い洗剤というだけではなく、Miele食器洗い機のパワーを最大限に引き出す成分配合や工夫を随所に盛り込んでいます。

    仕様にマッチした専用洗剤だから、洗浄・乾燥の仕上がりが常に均一なものになるのも魅力。

    もちろん市販の洗剤も使えますが、よりきめ細かい洗い上がりを求めるなら、専用洗剤を使うのがおすすめです。

    Mieleが販売している専用洗剤は全部で6種類。

    大まかにカテゴリー分けをすると以下の3つに分類できます。

    • 食器洗い機用洗剤
    • 乾燥仕上げ剤
    • 庫内洗浄洗剤

    ここからは、洗剤シリーズそれぞれの特徴や効果について紹介していきます。

    ワンタッチで適量の洗剤を自動投入!「Power Disk(パワーディスク)」

    オートドスを使用している様子

    Mieleの開発技術の結晶とも言えるのが、自動的に洗剤を投入してくれる「Power Disk(パワーディスク)」です。

    使い方は簡単で、食器洗い機の扉裏にある専用スペースにセットするだけ。

    洗浄プログラムを選択すると、センサーが汚れ度合いや食器の量を感知し、最適なタイミングで適量の洗剤を自動的に投入。

    KAORI

    頑固な汚れをしっかりと落とす活性酵素やグラス保護成分を配合しており、どんなプログラムを使っても最高の洗い上がりを実現します。

    1個で約20回前後(※ECOモードを使用)の洗浄に対応できるので、その都度洗剤を入れる必要がなく、付け替えの手間も少なくすみます。

    エントリーモデルおよび45cmシリーズには自動投入システムが搭載されていないため、スペックを比較するときは注意しましょう。

    手軽に使えるタブレット洗剤「Ultra Tabs(ウルトラタブ)」

    ウルトラタブを使用している様子

    手のひらサイズの小さなタブレット洗剤が「Ultra Tabs(ウルトラタブ)」。

    こちらはMiele食器洗い機の全機種で使用できる汎用性の高いシリーズです。

    長年に渡って洗剤メーカーと共同で開発に取り組み、洗浄パフォーマンスを最大化する独自の成分配合に辿り着きました。

    自動モードからケアモードまで、どんなプログラムにもバッチリ対応。

    高温水を使って短時間で洗い上げる「クイックパワーウォッシュ」との相性は特に抜群です。

    使い方はとても分かりやすく、扉裏にある洗剤ケースに入れるだけで準備が完了。

    あとは自動的に洗剤が投入されます。

    KAORI

    水溶性の素材で包まれているので、袋を開けずにそのまま入れられるのも嬉しいポイントです。

    余熱乾燥をより美しく仕上げる「リンスエイド」

    リンスエイドを使用している様子

    「リンスエイド」は、余熱乾燥の仕上がりを上質なものにする液体の乾燥仕上げ剤です。

    洗浄成分は含まれていないので、専用洗剤とセットで使う必要があります。

    余熱乾燥の効果を促進し、汚れ・水垢・水滴跡を残さない、輝くような洗い上がりを実現します。

    グラスの腐食を防止する保護成分が含まれているので、デリケートな食器類のケアにも最適。

    タブレット洗剤と同様、扉裏にある投入口に液体を入れることで使用できます。

    乾燥工程にもこだわりたいという方におすすめの1本です。

    清潔な洗浄環境を実現する「庫内洗剤シリーズ」

    Miele食器洗い機のお手入れはとても簡単。

    汚れの種類に応じて専用の庫内洗剤を使うことで、お手軽にセルフケアができます。

    ここからは、状況に応じて選べる3つの庫内洗剤について紹介します。

    軽い汚れ落としに最適「ディッシュクリーン」

    ディッシュクリーンを使用している様子

    庫内洗剤の中でも最も簡単に使えるのが、「ディッシュクリーン」。

    庫内の汚れ・臭い・水垢の除去に効果があり、軽めの汚れであればこれ1本で全て解決します。

    使い方
    1. 庫内を空にする
    2. ディッシュクリーンのキャップを外した状態で上段バスケットに逆さ向きでセット
    3. 標準プログラム(水温55度)をスタート
    4. 洗浄完了
    KAORI

    ドアパッキンの弾力と柔軟性を回復させる効果もあるので、定期的なお手入れとしてこまめに使っていくのがおすすめ。

    稼働頻度にもよりますが、大体年に4〜5回使用することで、常に清潔な庫内環境を維持できます。

    頑固な汚れをしっかり落とす「インテンスクリーン」

    インテンスクリーンを使用している様子

    より強力な洗浄効果を求めるなら、「インテンスクリーン」を使うのがおすすめ。

    ディッシュクリーンでは落としきれないひどい汚れや、油汚れに対して効果を発揮します。

    強力な洗浄性能でバクテリアを死滅させ、菌の繁殖を防いでくれる効果もあります。

    使い方
    1. 庫内を空にする
    2. 庫内にインテンスクリーンの粉を撒く
    3. 75度の高温洗浄プログラム「インテンシブ」をスタート
    4. 洗い終わるのを待ち完了

    使用目安は年に1〜3回ほど。

    目に見えて汚れがひどい場合にはぜひ使いたい強力な洗剤です。

    嫌な臭いの原因カルキ汚れをしっかり取り除く「カルキ除去剤」

    カルキ除去に特化した庫内洗剤「ディスケーラー」。

    KAORI

    すでに紹介した2つの庫内洗剤にもカルキを除去する効果はありますが、より強力な洗浄力を求める方はこちらを選びましょう。

    カルキとは水道水に含まれる塩素成分のことで、長期使用によって庫内にゆっくりと定着します。

    放置すると独特な嫌な臭いの原因になり、食器に付着して料理の味わいも損なわれる厄介なもの。

    こちらも定期的にケアしていくことが大切です。

    使い方
    1. 庫内を空にする
    2. 庫内にカルキ除去剤の粉を撒く
    3. 高温洗浄プログラム「インテンシブ75℃」をスタート
    4. プログラム終了後完了

    汚れの種類に応じて最適な洗剤を選ぼう

    Miele食器洗い機の専用洗剤シリーズは、汚れの種類によって選べる選択肢の多さが魅力です。

    様々な機能に最適化されたこだわりの洗剤を使えば、上質な仕上がりを実感できるはず。

    光り輝く食器を見れば、料理シーンがさらに楽しくなること間違いなしです。

    多彩な洗浄プログラムと組み合わせて、理想的な食器ケアを実現してみてくださいね。