リビングの上手な収納テクニックは?収納術・DIY方法・定番収納アイテムを紹介

    「リビングの収納って何が正解なの?」「どうすればオシャレに見えるの?」とリビングの収納で悩んでいる人も多いでしょう。

    リビングは家族が一番集まる場所であり、来客があったときにはお客様を案内する場所でもあります。そんなリビングが散らかっていたら印象も悪くなってしまいますよね。

    そこで、この記事ではリビングの上手な収納テクニックを紹介します。

    この記事で紹介されている収納テクニックを実践できれば、すっきりまとまったおしゃれなリビング空間を手に入れることができます。

    リビング収納をオシャレにまとめるコツ

    はじめに、リビング収納をオシャレにまとめるコツを8つ紹介します。

    すぐにできる方法から計画が必要なものまでさまざまなので、ご自身に合った方法を実践してみましょう。

    間取りに合わせて家具の大きさを決める

    リビング収納で大切なことは、間取りに合わせて家具の大きさを決めること。

    これを守れていないと、壁から飛び出ている家具があったり、反対に小さすぎる家具があったりとデコボコしてしまいます。

    また、家具が少しでも飛び出ているだけで、扉の開閉がしづらくなることもあるでしょう。

    そうならないためにも、間取りの形やリビングの広さを意識して、寸法を測ってから家具を決めていきましょう。

    ものの定位置を決めておく

    ものが散らからないようにするためには、ものの定位置を決めておくことが重要です。

    「ペンを使ったら”ここに”戻す」や「印鑑は”玄関”に置いておく」などと、ものの”住所”を決めてあげましょう。

    定位置さえ決めておけば、あとは自分が使い終わったら定位置に戻すだけ。

    リビングが散らかることなく、すっきりと片付けられますよ。また、片付けられるメリットだけではなく「ものを失くさない」メリットも得られます。

    隠すと見せるのメリハリをつける

    見せる収納

    リビングの収納では「隠す」と「見せる」のメリハリをつけましょう。

    リビングはお客様が訪れることが多いため、多くの人が何でも隠す収納をしてしまいます。

    すっきりして見えますが、オシャレさを楽しむためには見せる収納も取り入れることも大切です。

    たとえばリビングの一角に本棚を用意して、本の表紙を正面に向けるようにして収納します。また、食器棚にカップを並べて見せてもポイントになるでしょう。

    隠すと見せると組み合わせれば、すっきりかつオシャレなリビング収納が完成します。

    色や素材は揃える

    木材でそろえられた収納家具

    リビングで使う収納アイテムは、色や素材を揃えることが大切です。

    これは、すっきりオシャレに収納するための重要なコツといえます。収納ボックスがカラフルだったり、大きさがバラバラだったりすれば、統一感がなくまとまっては見えません。

    ポップな雰囲気のリビングを目指す場合には良いかもしれませんが、すっきりオシャレにはまとめられないでしょう。

    色や素材を統一することを意識して収納アイテムを選んでくださいね。

    引き出しの中はケースで仕切る

    収納棚には引き出しがついているものも多いでしょう。

    その引き出しの中は、収納ケースなどをうまく利用して仕切ることをおすすめします。

    引き出しの中をケースで仕切っておかなければ、開閉時に中身が動いてバラバラになってしまうからです。

    ケースは100円ショップや無印良品、ニトリなどさまざまなお店で販売されています。

    配線は上手に隠す

    生活感が出やすいアイテムの一つである配線は、上手に隠しておきましょう。

    机の下や収納棚の裏など、なるべく見えない位置に収納します。

    最近では、配線を簡単に隠してくれるボックスなども登場しています。板やマグネット、マジックテープなどを活用してもよいでしょう。

    一時的な保管場所を作っておく

    リビングのどこか1箇所に「一時的な保管場所」を作っておくのもおすすめ。すぐに片付けられないときの避難所になります。

    たとえば、仕事から帰宅したらポストから郵便物を取って部屋に入りますよね。

    そこで、荷物を置いたり着替えたりしていると、郵便物を開封するのは後回しになってそのまま忘れてしまうことも多いでしょう。

    一時的な保管場所に置くようにすれば、テーブルの上が郵便物で散らかることはなくなるでしょう。

    リビングクローゼットの設置やリフォームを検討

    収納スペースのあるリビング空間

    手軽な収納アイテムを購入する以外にも、リビングクローゼットの設置やリフォームも検討してみましょう。

    大掛かりな作業になってしまいますが、その分収納力は高いためさまざまなものを収納できます。

    また、クローゼットに扉がついているので収納ボックスなども外側からは見えません。リビング全体がすっきりして見えます。

    リビング収納に欠かせない定番アイテムを紹介

    ここからは、リビング収納に欠かせない定番のアイテムを紹介します。

    インテリアに迷ったら定番の収納アイテムから順番にレイアウトしてみるのが良いでしょう。

    テレビ台

    TVボードのあるリビング

    まずは「テレビ台」。テレビ台は、テレビを置くだけではなく収納棚としても活用できます。

    テレビ台に収納スペースがなくても大丈夫です。

    ちょっとした隙間さえあれば、細長い収納ラックなどを滑り込ませられます。

    キャビネット・サイドボード

    大きなキャビネットが置かれた空間

    キャビネットやサイドボードも収納力抜群のアイテム。

    お部屋の壁や床などの色や雰囲気に合わせて選ぶと、統一感が出てすっきりとまとまります。

    ラック

    見せる収納をしたい場所に最適な「ラック」も定番アイテムです。

    複数段あるラックでは、収納ボックスもうまく組み合わせてみましょう。

    隠す収納をする段と、見せる収納をする段に使い分ければ、オシャレなレイアウトになります。

    壁面収納棚

    壁に設置された飾り棚

    何もない壁に棚を設置すれば、壁面収納棚が完成します。

    壁面収納棚は場所取らないため、比較的どこにでも設置することが可能です。

    耐荷量以内のものなら自由におけます。見せる収納にぴったりですよね。

    キッチンワゴン

    つい溜まってしまうことが多い調味料や買い溜めしたペットボトル。

    このような細々したものは、キッチンワゴンを利用しましょう。

    さまざまなメーカーから販売されているキッチンワゴンは、可動式キャスターが付けられているものも多くあります。

    収納したものが重くなってしまった場合でも楽に移動できるためおすすめです。

    DIYで理想のリビング収納を作る

    最後に、DIYに挑戦したい人向けに、理想のリビング収納術を説明します。

    DIYアイテムはたくさんありますが、初心者でも簡単に試せるアイテムを2つ紹介しましょう。

    ディアウォールを活用

    DIY初心者でも簡単かつオシャレにできる「ディアウォール」を活用しましょう。

    ディアウォールとは、突っ張り棒の要領で天井と床の間に棚を設置できるDIYアイテムです。壁面収納棚を設置したいと考えている人は挑戦してみてくださいね。

    ただし、天井や床に突っ張れる頑丈さがあることが条件です。ほかにもいくつか注意点がありますので、挑戦する前に必ず確認しておきましょう。

    カラーボックスを上手に使う

    100円ショップなどでもたくさん販売されている「カラーボックス」も優秀なDIYアイテムです。

    カラーボックスを使って、次のようなDIYはいかがでしょうか。

    • 丈夫なカラーボックスを複数個並べて、上に板を貼れば収納機能付きベンチが完成
    • カラーボックスを3・2・1段と並べてリビングの真ん中に置けば、収納機能も兼ね揃えた間仕切りが完成

    カラーボックスの色を統一することでインテリアとして活用できたり、色ごとに収納物を分けたりと、工夫できるポイントはたくさんあります。

    また、カラーボックスに扉をつけてもすっきりして見えます。カラーボックスにリメイクシートを貼ると、希望の雰囲気に仕上げられます。

    収納上手になってスッキリしたリビングを作ろう

    吹き抜けのあるリビング空間

    この記事では、リビング収納で悩んでいる人へ向けて、すっきりオシャレにまとまる収納術を紹介しました。

    リビング収納では、すべてをボックスなどで隠してしまう人も多いでしょう。

    しかし、隠す収納と見せる収納を使い分ければ、すっきりした見た目だけではなくオシャレさも楽しめます。

    簡単に試せる方法ばかりですので、実践して居心地の良いリビングを完成させましょう。