お気に入りのものがあると、料理が楽しくなるキッチンツール。
毎日使うものは、見た目だけでなく、機能性も重要です。
この記事では、デザイン性と実用性を兼ね備えたキッチンツールを製造する、おすすめブランド12選をご紹介します。
日々の料理に欠かせなくなるほどの、使いやすさを持つキッチンツールを探している人は、ぜひ参考にしてください。
目次
- 1 人間工学に基づいたデザインが魅力「レズレー」
- 2 タイムレスでシンプルなデザイン「野田琺瑯」
- 3 江戸時代から続く鍛冶技術を用いた庖丁「タダフサ」
- 4 用の美を追求した使いやすいキッチンツール「柳宗理」
- 5 プロ仕様の使い心地とデザインが魅力「Jonas(ヨナス)」
- 6 職人のこだわりを感じられる「工房アイザワ」
- 7 独自開発の個性的なステンレスキッチンツール「WMF」
- 8 スタイリッシュなデザインの小型家電「バルミューダ」
- 9 料理研究家が監修する使いやすさが魅力「ラバーゼ」
- 10 国際的に評価される北欧デザイン「stelton」
- 11 使いやすさを追求したユニバーサルデザイン「oxo」
- 12 シンプルでエレガントなデザイン「ジョージジェンセン」
- 13 人気のキッチンツールを手に入れて料理を楽しもう
人間工学に基づいたデザインが魅力「レズレー」
レズレーは、1888年にドイツで創業したプロ仕様の高級ステンレスキッチン用品メーカー。
レズレーの製品は硬度の高い素材を使っているため、耐久性が高く衛生的で、人間工学に基づいたデザインが特徴です。
800種以上のキッチン用品が製造されていますが、プロの料理人にも愛用者が多いのは、スライサーやレードル。
完熟トマトを薄くできる「アジャスタブルV-スライサー」はレズレーの商品性能を象徴するツールです。
タイムレスでシンプルなデザイン「野田琺瑯」
1934年創業の野田琺瑯。国内で唯一、すべての工程を自社で生産するホウロウメーカーです。
ホウロウは金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付け、高温で焼成します。
耐久性に優れ、食材のにおい移りがしにくいのが特徴です。
野田琺瑯のデザインはタイムレスでシンプル。
特に「ホワイトシリーズ」は愛用者が多く、じか火やオーブンで使えるのが魅力です。
下ごしらえから調理、保存までできるため使い勝手が良く、一度使うと手放せなくなる製品です。
江戸時代から続く鍛冶技術を用いた庖丁「タダフサ」
庖丁工房タダフサは1948年から続く家庭用・業務用庖丁類を製造・販売する新潟のメーカーです。
プロ仕様から家庭用の庖丁やまな板、砥石などを生み出し、幅広く支持されています。
江戸時代から続く鍛冶の技術を使い、鋼を用いた本格派の庖丁は、切れ味とグッドデザイン賞を受賞したデザインが特徴です。
定番の「万能庖丁170mm」は和洋中を問わず、どんな調理でも使えます。
「パン切り庖丁」は鋭い切れ味のため、パンくずがほとんど出ないのが魅力です。
用の美を追求した使いやすいキッチンツール「柳宗理」
柳宗理は日本を代表するプロダクトデザイナーで、キッチンツールだけでなく、インテリア家具、大規模建築、1964年の東京オリンピックトーチホルダーなど、幅広いデザインを手がけました。
2011年に亡くなった後も、洗練されたデザインと機能美を持つ作品は、多くの人に愛されています。
柳宗理シリーズのキッチンツールは、ステンレスを基本としており、使いやすいデザインと高い耐久性が特徴です。
おすすめは、料理研究家や主婦に支持される「ステンレスボール5点セット」。
汚れに強く使いやすいだけでなく、ほかのボールにはない美しいフォルムも魅力です。
プロ仕様の使い心地とデザインが魅力「Jonas(ヨナス)」
ヨナスは、1932年にスウェーデンで創業した、ステンレス製のキッチンスツールを製造するメーカーです。
業務用だけでなく、家庭でよく使うキッチンツールを幅広く作り出しています。
使いやすく無駄を省いたプロ仕様のデザインで、多くの人に愛されています。
ヨナスの定番人気商品「ピーラー(皮むき器)」は、ナイフで皮をむくように使うタイプで、スマートなフォルムが特徴です。
丈夫でサビにくく、素晴らしい使い心地を味わえます。
職人のこだわりを感じられる「工房アイザワ」
1922年、金属製洋食器の生産で有名な新潟県燕市に創業した台所道具メーカー、工房アイザワ。
大正時代から変わらない手回し機械と手仕事で作り出す製法を守りながら、時代のニーズに合った製品を生み出しています。
キッチンツールの中でも「パセリ お玉・穴あきお玉」や「純銅オロシ金」は日常使いにぴったり。
「パセリ お玉・穴あきお玉」は継ぎ目のない一体成型で、シンプルで清潔に使えるのが魅力です。
「純銅オロシ金」は目が鋭いため、うま味や栄養分をそのままに“おろし”がつくれます。
独自開発の個性的なステンレスキッチンツール「WMF」
1853年に創業、金属製品会社との合併を経て誕生したWMF。
その後バウハウスの影響を受け、著名なデザイナー・建築家とともにコレクションを発表します。
その後、世界で初めて家庭用圧力鍋を開発し、大ブームを巻き起こしました。
独自開発したステンレスでカトラリーやキッチンツールを製造しています。
「シリコーンボールウィスク」は、11本のステンレスワイヤーの先端にシリコーン製のボールがついた、個性的なデザインの泡立て器です。
食材がはさまったり、こびりついたりしにくい形状で、洗いやすく耐久性に優れたデザインです。
スタイリッシュなデザインの小型家電「バルミューダ」
2003年に設立されたバルミューダは、ほかにはないデザインで生活を豊かにする家電メーカー。
さまざまな種類の小型家電は、革新的な機能性と、おしゃれでかっこいいデザインで存在感があります。
人気の「ザ・トースター」は独自のスチーム機能と、1秒単位の温度制御機能を採用し、表面を香ばしく焼けるのが特徴です。
見た目もスタイリッシュなデザインで、ほかの家電メーカーにはない色のバリエーションもおしゃれです。
料理研究家が監修する使いやすさが魅力「ラバーゼ」
ラバーゼは料理研究家の有本葉子さんが監修している、キッチンツールブランドです。
イタリア語で「基本・基礎」の意味を表すラバーゼ(la base)と名付けられ、使い勝手のいい下ごしらえ用の道具を作ることから始まりました。
毎日のキッチンで重宝しそうなのが「ステンレス水切りかご」。
食器の出し入れしやすい、浅めの作りが特徴です。
カトラリーを入れるポケットや水切りトレーの絶妙なサイズなど、使いやすさが詰まっていながら、スタイリッシュなデザインが魅力です。
国際的に評価される北欧デザイン「stelton」
ステルトンは1960年に創業した、デンマークの人気ステンレス製品メーカー。
ベストセラーとなったエリック・マグヌッセンによる「EM77 バキュームジャグ」は、北欧を代表するデザインとして各国で評価され愛されています。
巨匠アルネ・ヤコブセンによる「サラダサーバー」は、円筒形のデザインが特徴の「シリンダーライン」シリーズのためにデザインされ、細身で個性的なフォルムが魅力です。
同じシリーズのスタイリッシュなサラダボウルと、一緒に使ってみてはいかがでしょうか。
使いやすさを追求したユニバーサルデザイン「oxo」
oxoは1990年に創業したキッチンツールメーカー。
創業者の妻が関節炎を患っていたことから、ユニバーサルデザインを理念にかかげて設立されました。
人間工学に基づき、使いやすさを追求したデザインは、世界各国でデザイン賞を受賞しています。
定番の「サラダスピナー」は、片手でノブを押すとカゴが回転し、野菜の水切りができるフタ付きのボウル&バスケットです。
フタをしたまま冷蔵庫保存ができたり、食洗機を使用できたりと、使いやすさと手入れのしやすさがポイントです。
シンプルでエレガントなデザイン「ジョージジェンセン」
1904年にデンマークにて創業したライフスタイルプロダクトブランド。
タイムレスなデザインとクラフトマンシップが発揮されたテーブルウェアやオブジェなどのシルバー製品が評価されています。
世界中で人気の「キッチンロールホルダー」「ペーパータオルホルダー」は、シンプルながら優美なデザインが魅力のツールで、テーブルに置くだけで華やかさを演出できます。
人気のキッチンツールを手に入れて料理を楽しもう
ここまで、デザイン性と実用性を兼ね備えたキッチンツールを発表する、おすすめブランド12選をご紹介しました。
毎日の料理に使うものは、サイズ感や使い勝手が重要です。
ライフスタイルに合った機能とデザインを選択するのがおすすめです。
ていねいな暮らしを実現するためにも、お気に入りのアイテムを増やしていきましょう。
また「リムレードル」は鍋からスープをすくうときや器にスープを注ぐときに、汁切れをよくする使いやすい工夫がされており、プロもうなる優秀さを備えています。