「ふだん見慣れた部屋の雰囲気を変えたい!」と思った時、手っ取り早く改造できるのが間仕切りです。
間仕切りを取り入れるとどんなことができるか?
間仕切りアイデアにはどんなものがあるか?
といった疑問にお応えできる内容をご紹介します。
間仕切りとは?
部屋を区切るために使える間仕切り。
間仕切りは、大掛かりなリフォームを実施しなくても、手軽にDIYして間仕切りにすることができます。
「部屋の気分を変えたい」「子ども部屋を2つに分けたい」など、用途に応じて家をプチ改造することができるので、ぜひチャレンジしてみて下さい!
間仕切りを取り入れることで叶う5つのこと
お部屋に間仕切りを取り入れるとどんなことが起こるのでしょうか。
5つのポイントで解説します。
二つの異なる空間を作る
間仕切りは部屋を区切ることを目的にしています。
そのため、同じ部屋の中で二つの異なる空間を作ることが可能です。
例えば間仕切りを使ってリビングと和室を分けたり、リビングと書斎を分けたりしてみましょう。
すると間仕切りの効果で、同じ部屋の中に二つの異なる空間を作ることができます。
ナチュラルな木製の間仕切りやレンガ模様の間仕切りなど、オシャレな間仕切りはたくさんあります。
間仕切りを工夫して使うだけで、部屋のムードを楽しくすることができるのです。
目隠し
間仕切りには開放感を出すために上部が開いているものや、ガラス張りのものなど多様な種類があります。
一方で、間仕切りを使うことで目隠しにすることもできます。
天井からカーテンタイプの間仕切りを吊り下げたり、アコーディオンカーテンの間仕切りを使ったりするだけで、目隠しとすることができます。
収納
間仕切りには収納できるタイプもあります。
シェルフタイプの間仕切りなら、部屋を間仕切りで区分けしつつ荷物を収納することが可能になります。
可動式間仕切りと呼ばれるタイプは、キャスター付きなので位置を動かすことができ、さらに収納することが可能。
広い部屋を持っていて可動式間仕切りを取り入れたい場合は検討してみて下さい。
キャスター付きといっても固定することができるので、安定感があります。
家の雰囲気作り
間仕切りには、1枚で家の雰囲気をガラリと変えられるものあります。
和風のれんや格子のようなデザインの間仕切りを使うだけで、洋風の部屋に和のテイストを取り入れることができます。
また、壁や古材などの材質の間仕切りもあるので、自分の好みのデザインを使ってみて下さい。
熱や冷気をカット
部屋が広かったり、部屋に通じる階段があったりすると熱や冷気が入ってきてしまい、「部屋が暑い」「部屋が温まらない」という悩みが出てくると思います。
そんな時に間仕切りを使えば熱や冷気をカットしてくれます。 代表的なのは間仕切りカーテンです。
例えば部屋に通じる階段にカーテンを吊るしておけば、断熱・防寒効果を得ることができるのです。
吊るしておくだけで使えるので使いやすいのと、出入りも楽なのが特徴ですね。
間仕切りの9つのアイデアを紹介
間仕切りでできることをご紹介してきましたが、次は間仕切りを工夫して使うための9つのアイデアを紹介します。
間仕切りもアイデア1つで収納できたり小物を飾ったりと、様々な使い方ができます。
本を見せて収納するパーテーション
本や雑誌を入れておける間仕切りを使うと、まるでカフェにいるような気分を味わえます!
お気に入りの本や雑誌を間仕切り(パーテーション)に入れておき、紅茶やコーヒーでも飲みながら手に取れば、自分だけの心地良い空間を味わうことができるでしょう。
本を見せながら収納できるところがこのパーテーションの良いところですね。
簡単にDIYできるネットパネル
間仕切りにはネット(網)が使えるネットパネルもあります。
ネットパネルは簡単にDIYできるので大掛かりなリフォームは不要です。
ネットパネルはネットの部分にモノを引っ掛けることができます。
お気に入りの帽子や小物を引っ掛けておくだけでオシャレな雰囲気を味わえます!
突っ張り棒と有孔ボードで小物を収納・飾る
突っ張り棒と有孔ボードを使えばDIYで簡単にオシャレな間仕切りができます。
有孔ボードとは、その名の通り穴が空いているボードのこと。
フックをひっかければ小物を飾っておけます。
絵やドライフラワー、雑貨などを飾っておけばステキな雰囲気を作れます。
また、有孔ボードに棚を設置すれば収納スペースとしても活躍します!
和の雰囲気が溢れる障子パーテーション
間仕切りは、設置することで部屋のテイストを変えられるのがメリットです。
障子パーテーションを置いて和の雰囲気を出してみましょう。
現代の住宅は洋風が多く、和室さえもない家が多いと思います。
そこで敢えて、障子パーテーションを置いてみるのですね。
そうすると一気に部屋のテイストが和風に近づいてくるので、オシャレになります。
シェルフや収納棚を置くだけで間仕切りにもなる
間仕切りといっても間仕切りカーテンやパーテーションを設置するだけではありません。
シェルフや収納棚を置くだけで雰囲気がぐっと変わるので、間仕切り代わりにすることができます。
シェルフや収納棚には様々な種類があるので、部屋の雰囲気に合わせてチョイス可能。
しかもシェルフや収納棚には荷物をしまっておけますから便利ですね。
空間を自由に広げやすいバーチカルブラインド
会社の会議室や病院で見かけることが多いバーチカルブラインド。
バーチカルブラインドは縦型のブラインドなのでオシャレ度が高いアイテムです。
バーチカルブラインドを部屋の間仕切りに使うと、隙間が見えるので空間が広く感じやすくなります。
見通しの良い縦格子で間仕切り
間仕切りには外から中を見えなくする効果もありますが、逆に見通しが良い間仕切りを設置して雰囲気を出す工夫もあります。
縦格子の間仕切りを使うと、部屋のどちらにいても見通しが良くなります。
しかも縦格子の間仕切りは落ち着いた木製のデザインが多いので、オシャレな演出にすることもできます。
透け感があって涼しげな印象のレースカーテン
レースカーテンを間仕切りに使うと、透け感があるので向こうの空間がうっすら見える効果が出ます。
透け感があると何となく涼しげですし、心地良い印象を与えますよね。
つけるだけで手軽に目隠しできる暖簾
間仕切りアイデアの最後は暖簾です。
現代風の暖簾は、ナチュラルで落ち着いたデザインが多いので置くだけで爽やかな印象を与えます。
また、暖簾なので設置は容易ですし、手軽に目隠しする用途に使えるのでおすすめです。
デザイン性と機能性を兼ねた間仕切りで家の雰囲気を一変!
間仕切り1つ取っても目隠しになったり、オープンな雰囲気を作ったり、収納に使えたりと様々な用途があることが分かりました。
9つのアイデアを紹介しましたが、何か使えそうな工夫があればぜひ参考にして下さい!
間仕切りを使って家や部屋を楽しいものにしていきましょう。