二人暮らしって実際どう?始める前に考えておきたいポイントと注意点

    交際して長い付き合いの恋人がいる場合、将来的に二人暮らしを考えている人は多いはずです。二人暮らしにはメリット・デメリットが存在するので、自分の適性やパートナーとの相性をよく考える必要があります。

    この記事では、二人暮らしの始め方や注意点、快適な二人暮らしを実現するポイントについて詳しく解説します。

    ※この記事は恋人との同棲を想定した二人暮らしの情報をまとめています。友達・兄弟との二人暮らしや、3人以上の同居生活については、ルームシェアのテーマで詳しく解説します。

    二人暮らしのメリット

    二人暮らしにはどんなメリットがあるのでしょうか。一人暮らしと比較したメリットについて解説していきます。

    お金を節約できる

    お金

    二人暮らしのメリットで最も代表的なのが、”お金を節約できる”ことです。家賃・光熱費・食費・初期費用などを折半できるので、一人暮らしと比べて金銭的な負担が少なくて済みます。

    お互いに家具や家電を持ち寄ることで、初期費用をさらに減らすことも可能に。デートにかかる費用や交通費、会うための労力・時間など、目に見えない部分の節約効果も大きいです。

    家賃を折半することで、通常よりもワンランク上の物件に住めるというメリットもあります。

    恋人と一緒に過ごす時間が増える

    恋人が一緒に料理をしている様子

    一人暮らしや実家住まいのカップルだと、生活リズムのズレや距離の関係でなかなか会えないことも多いはず。二人暮らしであれば、一緒に過ごせる時間を大幅に増やすことができます。

    普段のデートはもちろんのこと、食事や睡眠などの生活面も共にするので、親密度がより大きくなります。また、将来結婚を考えている相手であれば、事前に同棲をして相性をチェックしておくことも大切。

    良いところ・悪いところが浮き彫りになるので、二人関係をより強固にするチャンスにもなります。

    家事を分担できる

    恋人が一緒に料理をしている様子

    二人暮らしなら家事の負担も半分になります。基本的に家事は分担してまとめてやったほうが効率が良いため、工夫次第で一人暮らしよりも快適に生活できます。

    お互いの得意分野に合わせて掃除や料理の担当を割り振れば、さらに効率アップ!

    相手が忙しそうなときは多めに家事を担当してサポートするなど、お互いの生活リズムに合わせて臨機応変に割合を変えられるのもメリットです。

    二人暮らしのデメリット

    二人暮らしにも当然デメリットが存在します。人によって向き不向きが大きく分かれるポイントもあるので、詳しくチェックしておきましょう。

    プライベートな時間や空間を作りにくい

    本を読んでいる様子

    二人暮らしが始まると、一人で過ごす時間が極端に少なくなります。予算的にも完全なプライベート空間を確保するのは難しいので、お互いにある程度は我慢をする必要があるでしょう。

    たとえ個室があったとしても、壁を隔てたすぐ向こうに同居人がいるので、何かと干渉されやすくなります。一人で過ごす時間が好きな人はストレスが溜まりやすいので注意が必要です。

    喧嘩したら気まずくなる

    海辺で座る人

    同じ空間で長い時間生活を共にするので、喧嘩をしたときに気まずい空気が流れます。
    お互いに一人暮らしであれば、「連絡を取らない」「一定期間合わない」などの対策をとれますが、一緒に住んでいると距離を置きづらいのが特徴です。

    喧嘩状態が長引くと、居心地の悪い空間で過ごす期間も長くなるので、二人暮らしを始める前に対処法を考えておくのが得策です。

    自分の友達を呼びにくくなる

    お互いに友達を招きづらくなるのも大きなデメリットです。一人暮らしのときは気軽に遊べていた友達でも、同居相手がいる状態では何かと気を使わなければいけない状況が増えてしまいます。

    万が一呼ぶ場合は、共有スペースの掃除を徹底したり、見られたくない物をしまったり、友達を招く許可をもらったりと、常に相手の顔色を伺いながら慎重に行動する必要があります。

    二人暮らしを始める前に話し合っておきたいこと

    コーヒーを飲みながら手を握る恋人

    二人暮らしを快適なものにするには、暮らしのルールをあらかじめ話し合っておくことが大切です。

    二人暮らしにおいて特に揉めやすいポイントをリストアップしたので、事前にルールを決めるときの参考にしてみてください。

    家事分担のルールを決めておく

    二人暮らしをスタートする前に決めておきたいのが”家事の分担”です。
    「お互いに気づいたらやろう」といった曖昧なルールだと、後々トラブルに発展する可能性が高いです。

    どちらかが綺麗好きでもう一方がズボラなどのケースでは、価値観のズレで衝突することが多くなるでしょう。曜日や時間帯、家事の種類で分けるなど、細かいポイントまできっちりと決めておくのがおすすめです。

    生活のこだわりポイントを把握する

    二人暮らしをするうえで絶対に”譲れないポイントを事前にすり合わせておく”ことも大切です。
    金曜日の夜は飲みに行きたい
    お風呂上がりはリビングで映画を見たい
    ✓休日は必ず外食したい
    …など、どんな些細なことでも良いので、二人暮らしの中で起こりうる状況をできる限り想像してみましょう。

    日常の中でなんとなく癖になっている行動が、相手にとってはものすごいストレスになっていることもあります。小さな不満の積み重ねで関係が壊れないように、双方が納得できる暮らしのルールを先に作っておきましょう。

    同棲はどのくらいの期間でやるか

    同棲生活はどれくらいの期間にするのかを大まかに決めておくことも重要です。

    ゴールを決めずに二人暮らしを始めると、だらだらと現状維持の生活を続けたり、ストレスを抱えたまま不安な生活をしたり、人生における重要な選択を誤ったりする可能性が高くなります。

    目的が曖昧だと何のために同棲しているのか分からなくなってしまうので、「大体これくらいの期間で、こんな目的で同棲を始める」といった目標を設定しておくと、一緒に暮らすメリットを見出しやすくなります。

    お互いに必要な部屋数と広さ

    二人暮らしでよく聞く揉めごとの一つが、部屋の使い方です。どちらか一方が部屋を占有しすぎてしまうと、当然相手の不満は溜まっていくもの。

    男性はPC・テレビ・ゲームなどのデジタル機器や、趣味のコレクションなどを広げすぎないように注意すべきです。女性は化粧品や洋服が部屋を占有しやすい傾向にあるので、リビングや収納スペースの独占には気をつけましょう。

    部屋の割り振りやベッドの位置などで喧嘩が起きないように、あらかじめ間取り図で家具の置き場所や生活導線をチェックしておくのがおすすめです。

    二人暮らしのお金事情

    お財布とお金

    家賃・光熱費・食費・引っ越し費用など、二人暮らしは何かとお金がかかるもの。最初に生活費の割合を決めておかないと、後々トラブルの原因になることが多いです。

    この章では、二人暮らしを始める前に知っておきたいお金事情について解説します。

    家賃の目安

    一般的に”家賃は月収の3分の1を目安”にすることが多いので、二人の月収を計算し、大まかな予算を決めてから物件探しを始めるのが理想です。

    家賃は毎月固定で発生する費用なので、最初に支払いルールを決めておいたほうが良いでしょう。

    「完全に折半で支払う」「収入が多いほうが多めに出す」「部屋の使用率で決める」など、二人で話し合って納得できるルールを決めておくのがおすすめです。

    生活費の内訳

    光熱費・食費・雑費などを含めた生活費は、月によって金額が変動しやすい費用。
    お互いの生活スタイルで金額が上下してしまうので、支払いルールについては家賃以上に厳密に決めておく必要があります。

    どちらか一方が光熱費や食費を多めに使ってしまう状況だと、折半のルールでも後々揉めごとになるケースもあります。生活スタイルや暮らしの価値観、金銭感覚などをあらかじめすり合わせたうえで、支払い金額を決めるのがベストです。

    家の初期費用目安

    賃貸物件は家賃以外にも、敷金・礼金・仲介手数料・鍵の交換費用・引っ越し費用などがかかります。物件にもよりますが、一般的に家賃の3〜5ヵ月分が初期費用になるケースが多め。

    初期費用はかなり高いので、こちらも生活を始める前に支払いルールを決めておきましょう。
    どちらも社会人であれば折半するのが一般的ですが、同居相手の収入が低い場合は全額負担したり、学生の場合は初期費用のみ親に払ってもらったりするケースが多いようです。

    二人暮らしのおすすめの間取り

    最後に、二人暮らしにおすすめの間取りを3タイプに絞って解説します。それぞれメリット・デメリットが異なるので、特徴を理解したうえで物件を探してみましょう。

    1LDK

    広めのリビングと個室を備えた1LDKは、”二人暮らしにおける最もスタンダードな間取り”です。

    予算・部屋の広さ・住みやすさのバランスが良く、どのエリアでも人気が高いのが特徴です。リビングは生活を共にする共有スペースとして使い、個室を二人の寝室にするのが一般的な部屋割りです。

    プライベートな空間は確保しにくいですが、お互いの外出時の過ごし方や、時間帯によって部屋を使い分けるといった工夫で、ある程度一人の時間も確保できます。

    2LDK

    二つの個室と共有スペースを備えた2LDKは、”お互いのプライベートな時間を大切にしたい人におすすめ”の間取りです。

    リビングを含め生活スペースが3部屋あるので、どのような使い方でも一人で過ごす空間を作ることが可能です。

    難点はもちろん家賃の高さで、特に都心部で希望の条件の部屋を見つけるのは至難の技。築年数・最寄駅の距離・場所などの条件を変えて根気よく探すか、多少高めでも住みやすさを優先するか、意見が分かれやすいポイントです。

    2DK

    2DKは、”二つの個室に加えて簡素なダイニングスペースがついた間取り”タイプ。

    2LDKとの違いは共有スペースの狭さで、調理や食事をするだけの広さしかないことがほとんどです。広めに使える共有スペースはありませんが、控えめの予算でそれぞれプライベートな空間を確保できるのが最大の魅力。

    間取りによっては、部屋の扉を開けっぱなしにすることで、擬似的にダイニングスペースをリビングのように使うこともできます。

    物件の特徴を理解して理想の二人暮らしを叶えよう

    ギターを持つ男性とコーヒーと携帯を持つ女性が話している様子

    二人暮らしを始めるための基礎知識や注意点、おすすめの間取りについて紹介しました。
    実際に生活を始めると楽しいことばかりではありませんが、一人暮らしでは得られない感動があったり、絆がより深まったりと、計り知れないメリットがあるのも事実です。

    快適な生活を長く続けられるように、上記で挙げたチェックポイントをしっかりと確認してみてくださいね。

      ABOUT US

      さときちセールスマネージャー
      大手住宅メディア出身の工務店オタク。工務店の家づくりの魅力を広めるために東京から2時間かけて通勤。趣味は愛犬キャバリアと北欧家具を愛でること。最近の悩みは椅子を買いすぎて妻に「あなたは何人家族ですか?」と言われること。