温泉好きなら、「別荘に温泉を作りたい！」と考える方もいるのではないでしょうか。
蛇口をひねれば温泉が出てくるなんて夢のような暮らしで憧れますよね！
この記事では、温泉付きの別荘のメリットや費用、注意点を詳しく解説しています。
また記事の最後には、温泉と同等の豪華な設備実例もご紹介します。
温泉付きの別荘を作りたい方、豪華な設備を検討されている方は必見！
非日常を体感できる別荘ライフの参考にしてください。
目次
温泉付き別荘を作るメリット
まずは、温泉付き別荘を作るメリットをご紹介します。
好きなときに温泉に入れる
別荘に温泉がある一番のメリットは、いつでも好きなときに温泉に入れるということ。
通常は、営業時間や混雑状況などを気にする必要があり、ゆっくり入れないこともあるでしょう。
しかし、別荘に温泉があれば好きな時間帯や好きな季節に入浴できます。
水道代・ガス代が節約できる
温泉付きの別荘は家計に優しい点もメリットです。
温泉は、水道とは異なる専用の蛇口から出てきます。
つまり、どれだけ温泉の湯量を使っても水道代が発生しない仕様。
通常のお風呂に入らなければ、その分水道代を節約できます。
一方ガス代は、高温の温泉であればガスを使用して沸かす必要もありません。
特に高額なプロパンガスを使用する別荘地ならば、温泉付き別荘には経済的なメリットが得られます。
贅沢であるのに節約ができる仕組みは、温泉付きならではといえるでしょう。
温泉付き別荘のめんどくさい点
温泉付きの別荘には、もちろんデメリットもあります。
ここからは少々めんどくさい点を3つ解説します。
温泉権が必要
別荘に温泉を引くならば温泉権が必要です。
温泉権とは温泉を利用するための権利の総称のこと。
下記は主な温泉権の一例です。
- 温泉が湧いている土地を所有する権利 温泉を引き込む「引湯権」
- 温泉を汲み上げる「湯口権」
- 引湯権を持つ人から温泉を分けてもらう「分湯権」
定期的なメンテナンスが必須
別荘に温泉がある場合、蛇口や配管などのメンテナンスは必須です。
温泉水に含まれる成分が固形化して、蛇口や配管に付着することがあるからです。
固形化した成分が付着して積み重なると詰まる原因になり、設備の劣化に繋がります。
そのため、別荘地が遠方の場合は、メンテナンスを専門業者に依頼して行う必要があります。
設備の維持のためには、定期的なメンテナンス費用がかかることも考慮しておきましょう。
湯量や温度などがコントロールできない
温泉は天然ものです。
そのため、湯量や温度がコントロールできない特徴があります。
源泉が50度近い場合であれば、水で薄めたり冷めるのを待ったりしないと入浴できません。
また、永遠に湧出し続けるものではなく、枯渇したり泉質が変化したりすることもあります。
環境の変化によるリスクも念頭においておきましょう。
温泉付き別荘の費用はどのくらいかかるの？
地域によって相場は異なりますが、別荘は設備費に加えて下記の費用がかかります。
- 固定資産税
- 水道光熱費
- メンテナンス費
- 管理費
さらに温泉付きにするなら、上記に加えて以下の費用が追加されます。
| 温泉権 | 新規：80～300万円 更新：10年ごとに平均50万円 温泉権の費用は、地域差の影響から幅があります。また、温泉地によっては毎月温泉使用料を支払う場合もあるため、あらかじめ確認してください。 |
| 引き込み工事費 | 温泉権付きの土地に別荘を建てる場合は、区画の中に温泉を引き込む工事が必要です。工事費の相場は平均30万円前後。さらに配管やメーターなどの設置代も別途かかります。 |
温泉以外にも別荘に取り入れられる豪華な設備
温泉付きの別荘はメリットがある反面、少々手間がかかるのも現状です。
とはいえ、「非日常を感じられる別荘だからこそ、贅沢な設備を取り入れたい！」と考えている方もいるのではないでしょうか。
ここからは、別荘に取り入れる温泉以外の豪華な設備をご紹介します。
自然を感じられる露天風呂
お風呂にこだわりたいなら、別荘に露天風呂を作るのがおすすめ。
自然の中にある露天風呂だと森林浴も楽しめて、疲れを癒せるリラックスタイムになります。
さらに、露天風呂はどんなテイストにも合うのが特徴。
例えば、別荘がアジアンテイストであればアジアンリゾート風に演出して、南国ムードを感じられるでしょう。
露天風呂は、温泉付きに比べてコストも低く、メンテナンスも手軽なので設置のハードルが下がりますよ。
海外セレブのようなインフィニティープール
友人を招いてホームパーティーする頻度が多い方は、プールを作るのもよいでしょう。
まるで海外セレブのような気分になれるので、招かれた方も非日常を体験できます。
例えば、海沿いに建てる場合は海と空の境界線がない作りにすると、まるで無限に感じる空間が演出でき、開放感を感じられるでしょう。
ラグジュアリーなスパを取り入れてリゾート空間を
極上のリラックスタイムを過ごすなら、スパを取り入れるのもおすすめです。
テラスにジャグジーを設けてアロマや花を浮かべれば、優雅な時間になること間違いありません。
サウナでととのって疲労回復
サウナブームにより、別荘にサウナを設置するのも近年人気です。
サウナも温泉同様、通常は営業時間や混み具合などを気にすることもあるでしょう。
しかし、別荘に作ってしまえば、いつでも好きなときにととのえます。
例えば、以下が別荘におすすめであるサウナの一例です。
- バレルサウナ
樽のような形が特徴のおしゃれなサウナ。木材特有の香りにより、リラックスしながら気持ちよく汗をかけます。大型でどっしりとした作りのため、別荘に適した贅沢感のあるサウナです。窓があるバレルサウナにすれば、外の景色を眺めながらととのえられますよ。 - テントサウナ
テントのような形にヒーターを炊いて利用するサウナです。使わないときはコンパクトに纏められるので、メンテナンスも手軽である点が特徴。アウトドア感覚で楽しめますよ。
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温泉付きの別荘は、源泉の質感を独り占めできる贅沢な空間です。
一方で、温泉権や適期的なメンテナンスなど、少し手間がかかります。
TIMBER YARDならスパやジャグジーサウナなどの施工を手掛けている実例が豊富。
そのため、優雅な時間を過ごせる別荘を実現できますよ！
別荘に贅沢な設備を取り入れて、非日常的な極上の時間を手に入れてみませんか。
これはまさしくオーナーの特権。理想のタイミングで至福の時間を過ごせるのです。