ガラス張りのお風呂はおしゃれ?実用性やメリット・デメリット、後悔しないためのポイントを解説

    近年、新築やリフォームでお風呂をガラス張りにする方が増えています。

    とはいえ 、「丸見えで恥ずかしい」「作るには勇気が必要」と感じる方もいるのではないでしょうか。

    この記事では、ガラス張りのお風呂の特徴やメリット・デメリットを解説します。

    また、デメリットを回避する対策も併せてご紹介します。

    浴室が暗くて狭い方、バスタイムを充実させたい方は検討材料になる内容です。

    ぜひ参考にしてください。

    ガラス張りのお風呂の特徴

    ガラス張りのお風呂

    ガラス張りのお風呂は、壁の全面や壁の一部のみガラスを使用したお風呂のこと。

    壁の全面であれば、浴室から外、外から浴室が見られるようになっており、高級ホテルを彷彿させる仕様です。

    浴室と洗面所の間や浴室とリビングを隔てる壁をガラスにするなど、どの面をガラスにするかは自由。

    COVA

    近年、リフォームや新築でガラス張りのお風呂にする方は、「居住スペースを広めに取りたいけど、お風呂が狭いのは嫌」「新築に合わせて個性的なバスルームにしたい」などの理由で選ばれています。

    ガラス張りのお風呂のメリット

    ガラス張りのお風呂

    自宅をガラス張りのお風呂にするだけで、バスタイムでの過ごし方は大きく変化します。

    ここでは5つのメリットを紹介しましょう。

    視界が広く感じる

    ガラスは、視覚的に空間を広く見せる効果があります。

    つまり、浴室をガラス張りにすれば圧迫感がなくなり、従来の面積でも広く感じられるのです。

    特に、狭小住宅など浴室のスペースが狭くなりがちな場合はおすすめ。

    浴室と脱衣所をガラスにするだけで水回りが一室に見え、圧迫感を感じません。

    開放的な空間になる

    浴室を全面ガラス張りにすれば、開放的な空間になります。

    自宅にこだわりの中庭やテラスがある場合は、景色を眺めながら楽しめるでしょう。

    まるで高級旅館の露天風呂を彷彿とさせ、開放感を感じられます。

    浴室を明るくする効果がある

    外に面する壁をガラス張りにすれば、日光による採光性が高まり、浴室に光が差し込みます。

    それに加えて、浴室と洗面所と隔てる壁もガラス張りにした場合は、日中の光熱費も抑えられるでしょう。

    浴室に窓がなく閉塞感を感じる方、朝風呂の習慣がある人にはおすすめです。

    高級感がある

    ガラス張りの浴室は、高級感が魅力。

    ガラスならではの清潔感やスタイリッシュさを持ち合わせているので、浴室との相性がマッチしているからです。

    ガラス張りの魅力を活かして、浴室内におしゃれなバスタブやインテリアを選ぶのもおすすめ。

    バスルームをショーウィンドウのようにアレンジして楽しめるでしょう。

    コミュニケーションが取りやすい

    浴室をガラス張りにすれば、外にいる家族とコミュニケーションが取りやすくなります。

    特に、高齢の方や小さな子どもがいる家庭にはおすすめです。

    高齢の方と同居の場合、万が一浴室で倒れていてもすぐに気付けます。

    また、小さな子どもとお風呂に入る場合は、浴室と脱衣所の間をガラス張りにすれば、大人が洗っている間も子どもの様子を確かめられるため安心です。

    ガラス張りのお風呂のデメリットと対策

    ガラス張りのお風呂

    ガラス張りのお風呂には、もちろんデメリットもあります。

    しかし、それらはすべて対策を施せば解消できるものばかりです。

    ここからは、ガラス張りのお風呂のデメリットと対応策をご紹介します。

    プライバシーがない

    ガラス張りのお風呂は、開放感がありコミュニケーションが取りやすい反面、外からの視線が気になるでしょう。

    さらに、洗面所と浴室の間をガラス張りにした場合は、他の家族も気軽に洗面所に近づけず、不便を感じることも。

    対策
    • パーテーション・カーテン・ブラインドで目隠しする
    • すりガラスを検討する
    • ガラスにスモークを貼る
    • 透明なガラスからすりガラスに変えられる設備を検討する(リモコン操作)

    来客が多い場合は困る

    宿泊する来客が多い家庭の場合は、ガラス張りのお風呂に抵抗を感じるお客様もいるでしょう。

    目隠しなどの対策を施していても、お客様にとって家族以外の気配を感じるとお風呂でリラックスできないからです。

    対策
    • 戸建ての場合は、浴室と洗面所の位置を完全に分けた間取りにする
    • メインとサブの洗面所を作る

    掃除の手間がかかる

    壁面がガラスの場合、常にこまめな手入れが必要であるため掃除の手間がかかります。

    ガラス張りだからこそ、外から浴室の汚れが丸見えになるからです。

    さらに、ガラスは水垢や汚れが目立ちやすい素材であることから、少し手を抜くと清潔感を損なう可能性もあります。

    対策
    • バスルーム全体に汚れを防ぐコーティングを施す
    • 研磨剤入りのガラス専用クリーナーで、一気に汚れを落とす

    ガラス張りのお風呂で失敗しないポイント

    ガラス張りのお風呂

    ガラス張りのお風呂で失敗しないためには、「どの面をガラス貼りにするのか熟考すること」が重要です。

    ガラス張りといっても、全面、一面のみ、ガラスのドアを使用するなど、それだけで印象とコストは大きく変わります。

    「間仕切り壁の下半分が腰壁仕様のガラスを使用する」「浴槽や洗面台の高さに合わせてガラス部分の面積を抑える」など、お風呂の使い方に合わせてガラスを使用する面積を選びましょう。

    特に、注文住宅であれば新築・リフォーム問わず間取りの自由度が高いため、ライフスタイルに合わせたガラス張りのお風呂を提案してくれます。

    下記がその一例です。

    • こだわりの庭に面した箇所だけガラス張りにして、おうち露天風呂にする
    • 洗面所と浴室の床材を統一して、おしゃれでスタイリッシュな空間にする
    • 他の部屋から死角になるような浴室の間取りを設ける
    • リビングの隣に浴室を設けて、入浴しながら映画を観る

    ライフスタイルに合わせたガラス張りのお風呂を実現!

    ガラス張りのお風呂

    ガラス張りのお風呂は、高級感がありスタイリッシュでありながら、狭い空間でも視覚的に広く感じられる効果があります。

    その反面、汚れが目立ちやすくプライバシーの確保が難しいデメリットがあることも事実です。

    しかし、対策を施して間取りを柔軟に変えれば、デメリットは解消できるもの。

    TIMBER YARDなら、長年の住宅設計で培った技術と経験で、お客様のライフスタイルに合わせたガラス張りのお風呂を実現します。

    浴室の固定概念を取り除いて、今より充実したオーダーメイドのバスタイムを叶えませんか。