Mieleの食器洗い機には「コンパクトサイズの45cm」「大容量サイズの60cm」の2種類が存在します。
その中でも、大容量・多機能を両立する60cmモデルが代表的なシリーズとなっています。
微妙な仕様の違いで価格や機能が大きく異なるため、何を選べば良いのか迷ってしまう人も多いはず。
そこで今回は、Miele食器洗い機のモデルごとの特長・魅力をわかりやすく解説します。
目次
Miele食器洗い機の定番!G7000シリーズの代表的モデルを紹介
「G7000シリーズ」とは、Mieleが展開する横幅60cmの大型食器洗い機ラインナップの総称です。
ここからは、G7000シリーズの中でも特に代表的な食器洗い機のモデルを5つ紹介します。
それぞれの搭載機能やスペックの違いについて簡単にまとめているので、ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
7104|最低限の機能を備えたエントリーモデル
「G7104シリーズ」は、高い洗浄性能をもつMieleラインナップの中でも標準的な食器洗い機です。
洗浄プログラムは8つ、オプションメニューは2つから選択可能。
操作パネルはフロントパネルの上部に位置し、押し込みボタンと1行表示のディスプレイというシンプルな仕様になっています。
フロント部分のデザインを2つの種類から選べるのも特長のひとつ。
- ドア材が標準装備されたタイプ
- オリジナルのドア材を設置できるタイプ
最低限の機能を備えたスタンダードモデルですが、業界トップクラスの品質を誇るMieleブランドだけあり、性能は申し分ないレベル。
コンパクトな国産食器洗い機と比べても、その性能差は歴然です。
大容量タイプの中では価格もお手頃なので、Miele製品が初めての方にもおすすめしやすいタイプです。
- ブリリアントホワイト/ハバナブラウン:429,000円(税込)
- ステンレス(クリーンスチール加工):462,000円(税込)
※操作面のカラーがセレクト可能です。
上記価格は「オリジナルのドア材を設置できるタイプ」となります。
7314|多彩な便利機能を追加!快適性が向上した強化モデル
「G7314シリーズ」は、エントリーモデルにさまざまな便利機能を追加した改良モデル。
洗浄プログラム数は10・オプションメニュー3つと数が増え、より細かく洗い方を選べるのが特長です。
またこのモデルから、G7000シリーズの目玉機能ともいえる自動洗剤投入システム「Auto Dos(オートドス)」を標準搭載!
洗浄プログラムや食器の数に応じて洗剤の量を調節してくれるので、経済的・効率的な洗浄を行えます。
スマートフォンアプリとの連携機能も追加され、遠隔操作も可能になっています。
全体的に機能が強化・追加されているので、標準モデルではスペックが物足りないという方にはおすすめ。
G7104シリーズと同様、ドア材の種類・操作面カラーを選べるので、カスタマイズ性も高くなっています。
- ブリリアントホワイト:484,000円(税込)
- ステンレス(クリーンスチール加工):517,000円(税込)
※操作面のカラーがセレクト可能です。
上記価格は「オリジナルのドア材を設置できるタイプ」となります。
7514|性能と価格のバランスに優れる中間モデル
G7000シリーズの中では中間クラスの性能をもつ「G7514シリーズ」。
機能の拡張性とコストパフォーマンスに優れるバランス型のモデルです。
洗浄プログラム数は13、オプションメニューは5つと選択肢が豊富で、大型のかさばるアイテムの洗浄モードなど、より細かいメニューを選択できるようになっています。
3段バスケットの収納機能が強化されており、可倒式ボトルホルダーやマルチクリップなど、複雑な形状の食器をぴったりと収納できるスペースが増えているのも特長。
庫内全体をLEDで明るく照らす「ブリリアントライト」が搭載されているのも見逃せないポイントです。
- オブシディアンブラック:594,000円(税込)
※上記価格は「オリジナルのドア材を設置できるタイプ」となります。
7914|直感的なタッチパネルを搭載した上位モデル
数多くの独自機能に加え、直感的に操作できるタッチパネルを搭載した「G7914シリーズ」。
洗浄プログラム数は13・オプションメニューは5つと7514シリーズ同様、選択肢は豊富です。
多彩な機能に加えて、ゆっくりと軽く手を触れるだけでドアを閉められる「オートクローズ」機能を搭載。
ドアの開閉・食器に出し入れにかかる手間が軽減され、使い心地にさらなる磨きがかかっています。
「MタッチS」は視認性に優れるTFTディスプレイを採用した操作パネルで、タッチ・スワイプ・スクロールと、まるでスマートフォンのように直感的に操作することが可能。
押し込みボタンがないので、デザイン面でもかなり優れています。
洗練された見た目とパワフルな性能を両立したい方におすすめのモデルです。
- オブシディアンブラック:759,000円(税込)
※上記価格は「オリジナルのドア材を設置できるタイプ」となります。
7964|シリーズ屈指の性能を誇る最高級モデル
G7000シリーズの中でも最高の性能を誇るハイエンドモデルが「G7964シリーズ」。
洗浄プログラム数は13・オプションメニューは5つで、7514・7914シリーズと同じく全モデル中最多。
これまでに紹介した全ての機能に加えて、食洗機のドアをノックするだけで自動的にドアが開く革新的なシステム「Knock2open(ノックツーオープン)」を搭載!
異次元の快適性を体感できる豪華な仕様となっています。
操作パネルはドア内部の天面に設置された最新式「MタッチVi」を採用。
より直感的に素早くプログラムを選択できます。
ドアのフロント部分に操作パネル・ハンドルが存在しないスタイリッシュなデザインは、このモデルだけしか味わえない最大の醍醐味。
まさに破格スペックの食器洗い機ですが、価格は標準モデルの約2倍。
購入費用はかなり高めですが、一度使えばその快適性に虜になってしまうこと間違いなし!全ての機能を盛り込んだ、Miele最高峰の技術が結集した一台です。
- オールドア材取付専用タイプ:858,000円(税込)
モデルごとの性能を比較して自分好みの一台を選ぼう
今回はMiele食器洗い機の定番「G7000シリーズ」の代表的モデルを厳選して紹介しました。
高度な技術力と開発ノウハウを誇るMieleの食器洗い機は、標準モデルでも十分すぎる高性能を有しています。
快適さ・効率性・デザインなどによりこだわりたいという方は、欲しい機能を吟味しつつ、上位モデルの購入を検討するのが良いでしょう。
各モデルの詳しいスペックや、Mieleの独自機能について深く知りたい方は、ぜひほかの解説記事も読んでみてくださいね。