日本ではあまり馴染みのないビルトイン家電。
気軽に設置しにくい大型タイプの家電ですが、高性能・大容量・高いデザイン性と三拍子揃っているのが特徴です。
この記事では、Mieleビルトインオーブンを含む調理機器シリーズの特徴や、導入するメリット、購入から設置までの流れを詳しく解説します。
購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
目次
ビルトイン家電とは
ビルトイン家電とは、キャビネットやシステムキッチンに備え付けられた家電製品のこと。
スペースを確保してから設置する「据え置きタイプ」とは異なり、家具の中に埋め込んで使用するのが特徴です。
賃貸物件が多い日本ではあまり馴染みのないスタイルですが、ヨーロッパでは主流の設置方法です。
Mieleが販売する調理機器のラインナップは、
- ビルトインオーブン
- 電子レンジ付きオーブン
- スチームクッカー
- グルメビルトインウォーマー
- コーヒーマシン
など、全てがビルトインタイプとなっています。
Mieleのビルトイン調理機器を導入する3つのメリット
Mieleはビルトイン調理機器のラインナップが非常に豊富で、単体置き・複数置きどちらでも理想的なキッチン空間を作れます。
ここからは、Mieleビルトイン調理機器を導入する3つのメリットについて詳しく解説します。
最高の調理機能でキッチン空間が劇的に変化
Mieleのビルトイン調理機器は、どのシリーズも業界トップクラスの高い性能を有しています。
電子レンジ付きオーブンやコンビスチームオーブンなど、多機能ビルトイン家電を一台でも導入すれば、毎日の食卓が劇的に変化するでしょう。
より多くのメニューに挑戦したいなら、機能が異なる調理機器を複数設置してレシピの数を増やすのもおすすめ。
こだわり抜いた一品から早くて美味しい時短料理まで、どんな調理も思いのままに実現できます。
統一感のあるスタイリッシュなデザイン
Mieleの大きな特徴のひとつがデザイン性の高さ。
家具と一体化するビルトインタイプは、キッチン空間をより広く、すっきりとした印象に仕上げられます。
ビルトイン調理機器のデザインは全て統一されているので、複数並べても違和感がないスタイリッシュな見た目を演出できるのもポイント。
シンプル・ミニマムな見た目は多くの賞賛を浴び、世界有数のデザイン賞を受賞した実績もあります。
まさに“魅せるキッチン”を作りたい人にはぴったりなシリーズです。
スムーズな家事導線を設計できる
家事導線を最適化しやすいのも大きなメリット。
埋め込みタイプは移動スペースを広くとれるため、キッチン空間の過ごしやすさが格段にアップします。
空いた卓上スペースを食材置き場にしたり、キャビネットの収納棚を増やしたりと、カスタマイズの自由度はかなり高いです。
注文住宅やリフォームで大幅に改良する場合、設置場所や高さを自由自在に変えられるため、一から思い通りのキッチン空間を作れるのです。
Mieleビルトインオーブンに買い換えるときの導入手順
ここまで読み進めた方の中には、「Mieleシリーズでキッチンを統一したくなってきた」という人も多いはず。
ここからは、Mieleビルトインオーブンを含む調理機器を導入するときのポイントや、購入から設置までの手順について解説します。
【STEP1】購入する製品を決める
まずは購入したい製品を探してみましょう。
Miele公式サイト・商品カタログ・オンライン販売サイトなどを見て、自分にぴったりな一台を選びます。
ビルトインオーブン以外にも多種多様な調理機器があるので、複数購入も視野に入れながら機能・スペックを比較してみてください。
機能の詳細や実物のデザインを見たい場合は、Miele直営店・正規代理店のショールームに足を運ぶのがおすすめです。
【STEP2】自宅の下見で設置条件を確認
購入したい製品が決まったら、次は実際に自宅に設置できるかどうかの下見を行います。
Mieleビルトイン調理機器では、下記の3つのポイントを確認します。
搬入経路
ビルトイン調理機器のサイズは据え置きタイプと比べてかなり大きめなので、設置場所まで問題なく運べるかどうかをチェックします。
エレベーターの有無や階数、通路の横幅などを確認し、搬入可能かどうか設置スペースの確認を行います。
設置スペース
設置スペースは、キャビネットとシステムキッチンのどちらに埋め込むかによって、必要となる余白の広さが異なります。
- どこに何の家電を設置するか
- 開閉時に不便ではないか
などのポイントを確認し、問題なく使用できそうかをチェックしましょう。
ビルトイン調理機器シリーズは大体同じサイズですが、機種によって大きさは微妙に異なるため、複数配置する場合は注意が必要です。
電気・電源
ビルトインオーブンを使用するには、200Vの電源が必要になります。
設置場所の近くに200Vの電源がない場合は増設工事を行わなければならないので、追加工事の規模や見積りをチェックしておきましょう。
ちなみに、グルメビルトインウォーマーやコーヒーマシンは、100V電源で動作します。
【STEP3】取り外し・設置工事を開始
設置条件の確認を終えたら、いよいよ取り付け工事に入ります。
まずは現在使用している調理機器を取り外し、産業廃棄物として適切に処理。
電源や給排水の工事が必要な場合は、取り外したタイミングで工事を行います。
条件を整えたら、製品の配置に移ります。
- 備え付けのキャビネットに設置場所を作る
- 収納家具とセットで組み合わせる
- 新たにキャビネットを増設する
など、キッチンの状況に応じて臨機応変に設置工事を行います。
新築・リフォーム時に新規購入するときの導入手順
新築やリフォームのタイミングでMieleシリーズを導入する場合は、より自由度の高い配置やインテリアを楽しめます。
設計から購入、取り付けまでの流れを確認しておきましょう。
【STEP1】購入する製品を決める
買い替え時と同様に、まずは欲しい調理機器を選ぶところからスタート。
買い替え時と異なるのは、導入したい調理機器に合わせて自由に部屋をデザインできること。
欲しい機能から逆算して理想的なキッチン空間を設計できるので、予算とのバランスを見ながら購入する製品を決めましょう。
複数のビルトイン調理機器を組み合わせて設置することも可能です。
【STEP2】工務店と相談しながら設置プランを検討する
導入製品を選んだら、注文住宅やリフォームを担当する工務店と相談しながら、キッチン空間を設計します。
製品規格に合わせて家具や設備を作るので、給排水や電源タイプ、キャビネットのサイズ確認などは必要ありません。
設置場所・高さ・並べ方など、自分が想い描く理想のキッチンをデザインしましょう。
【STEP3】施工のタイミングで搬入・設置工事を行う
設計プランが決まったら、あとは工事完了を待つのみ!
工事の完了日と見積り金額は事前に確認しておきましょう。
施工のタイミングで製品の搬入および取り付けを行うので、部屋が完成したその日から夢のMieleライフが始まります。
Mieleシリーズで理想的なキッチンを設計しよう
この記事では、Mieleビルトインオーブンを含む調理機器の特徴や導入手順について解説しました。
たった一台導入するだけで、いつものキッチンに劇的な変化をもたらしてくれるビルトインシリーズ。
組み合わせて設置すれば機能性・デザイン性が大幅にアップするので、予算に合わせて検討してみてくださいね。