家の庭ではどのような時間を過ごすべき?遊びの要素を取り入れた庭のアイデア14選

庭遊び イメージ

    「庭でどのように過ごしているの?」「庭遊びって何?」庭がある家に憧れていても、活用法やイメージは湧きにくいもの。

    きっと、眺めたり家の機能を高めたりなど、広さにかかわらず庭の目的がさまざまだからかもしれません。

    今回は、庭の目的の一つである「遊び」に焦点を当てて活用シーンをまとめました。

    イメージを描きやすいように、子ども・大人・ペットに分けて庭で遊ぶシーンをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

    家を公園仕様に!子どもが喜んで遊ぶ庭

    子どもが小さいうちは週末の度に公園にでかけることも多く、「少しゆっくりしたいな」と思う日もありますよね。

    とはいえ、室内ばかりだと子どもの体力がありあまってしまい、健康にもよくありません。

    以下は庭で遊ぶシーンの一例をご紹介します。

    芝生の庭でスポーツを楽しむ

    スポーツ好きな子どもなら、庭に芝生を敷けば安全に遊べます。

    高いクッション性が特徴の芝生は大ケガのリスクを避ける効果が期待でき、転んでも走り回っても安心です。

    サッカーゴールやバスケットゴールを設置すればいつでも練習できて、大人も一緒に楽しめます。

    遊具を設置してプライベートな公園を

    庭遊びを飽きさせないためには、すべり台やジャングルジムなど遊具を設置するのもよいでしょう。

    普段室内で使用している遊具を庭に出すだけでオリジナルの公園になり、遊びの幅も広がります。

    近年は折りたたみ式の遊具もあり、準備が簡単で持ち運びも手軽。収納も困りません。

    周囲を気にせずおもいっきり水遊び

    プールや水鉄砲などの水遊びは、外出の準備やシャワーの手伝いが必要。

    そのため、水遊びをためらう方もいるでしょう。

    しかし、自宅の庭なら水着に着替えるだけで済み、遊んだ後はお風呂に直行できます。

    周囲の気遣いや視線も気にすることなく、気兼ねなく水遊びできますよ。

    プレイハウスで大はしゃぎ!

    プレイハウスとは、子ども用の小さな家のこと。

    秘密基地にしてみたり、ごっこ遊びを楽しんだりなど、男女問わず子どもが自由に過ごせるプライベートな空間です。

    庭なら仕掛けや階段がある大型のプレイハウスが設置できるので、子どもは全身を使ってのびのびと遊べるでしょう。

    衛生対策を施した砂遊び

    砂場は公園にしかないイメージですが、庭にも設置可能です。

    雨で公園に行けない日でも、自宅で気軽に砂遊びが楽しめます。

    また、子どもが小さいうちは砂場として、大きくなったら家庭菜園用のスペースとして活用できる汎用性も魅力です。

    注意点は、ノラ猫のトイレにならないようにすること。フタを付けるなど対策を施せば安心して遊べますよ。

    遊びを通してペットの健康を考えた庭

    外遊びはペットにとってストレスやエネルギーの発散になり、楽しくトレーニングできるメリットがあります。

    また、散歩が苦手でも飼い主と庭で外の空気に触れることで安心につながり、恐怖心が好奇心に変化することも。

    以下で4つの庭遊びの例をご紹介します。

    ドッグランを作って運動不足解消

    ドックランはリードを外して思いのまま遊ばせられる空間です。

    ペットの運動不足解消になり、飼い主とのコミュニケーションを育む効果が期待できます。

    例えば、飼い主がボールやフリスビーを投げ、ペットがそれらを持ってくる遊びの一つ「持ってこい」。

    本能のままに走り回れるだけでなく、飼い主に褒められることにより満足感を得られるのです。

    ドックランがあれば飼い主が忙しく散歩できない場合でも両者の心を満たしてくれるでしょう。

    アジリティなら飼い主と一緒に運動機能アップ

    アジリティとは飼い主の指示に従って、カラーコーン・トンネル・ハードルなどの障害物を乗り越えるスポーツです。

    ジャンプや回り込みなど日常生活では得られない刺激が味わえ、運動機能を高められます。

    また、楽しみながらしつけもできるので、飼い主との信頼関係を高めるのにも効果的です。

    狭い庭でも楽しめる宝探し

    宝探しとは、飼い主が隠したおもちゃや食べ物をペットに探させる遊びです。

    嗅覚を刺激することにより楽しみながら集中力や知能を鍛えられます。

    また、「待て」や「探せ」などの指示を教える機会になり、成功すればペットは褒められる喜びを感じられます。

    嗅覚を使って探す遊びなので、庭が狭くても問題ありません。

    ウッドデッキの上で日向ぼっこ

    遊びとは少し違いますが、ペットにとって日光浴は欠かせません。

    ノミ・ダニ予防や精神の安定に効果があるからです。

    ウッドデッキとオーニングを設置すれば日陰で汚れにくい環境が作れるので、気持ちよく日向ぼっこできますよ。

    大人だって遊びたい!趣味を満喫する庭

    庭は子どもやペットが遊ぶためだけではなく、大人の趣味も満喫できる場所です。

    ここからは、大人も子どもも楽しめる庭の活用シーンをご紹介します。

    お気に入りの庭でキャンプ&チェアリング

    アウトドアが趣味の方やこれから挑戦したい方にとって庭はなくてはならないスペースです。

    準備するものはテントやアウトドアのイスだけ。

    外の心地よい風を感じながら、食事やお酒を嗜む家族団らんの空間になります。

    また、煙を出さない工夫をすれば焚き火も可能。

    非日常を感じられるだけでなく、子どもにとって貴重な体験になりますよ。

    食育にもつながる!家庭菜園

    野菜やハーブなど、親子で家庭菜園を楽しむのもおすすめ。

    狭い庭でも手軽に育てられ、旬の新鮮な食べ物が食卓に並ぶ暮らしができます。

    また、食べ物を育てる経験は子どもの食育にもつながり、親子のコミュニケーションに一役買うでしょう。

    親子でDIY体験

    DIY作業はある程度のスペースが必要であり、庭なら木くずや少々の汚れは気にならないため理想的な場所です。

    考えて楽しみながら作るクリエイティブな作業は庭遊びの一つ。

    できあがった作品を見るだけで達成感を味わえます。

    自分だけのゴルフ練習場

    庭にゴルフネットやパッティンググリーンを設置すれば、気軽にゴルフの練習ができます。

    打ちっぱなしや室内でスウィングの練習はできても、パッティングの練習はなかなか機会がないもの。

    しかし、庭に練習場を設ければ気が向いたときにできるため、上達速度がアップするでしょう。

    また、おもちゃのゴルフセットがあれば子どもも体験できるため、親子でゴルフが楽しめます。

    注文住宅なら遊びに振り切ったオリジナルの庭が作れる

    庭は、デザインにこだわって眺めたり通風や採光の機能性をもたらしたりなど、さまざまな使い方があります。

    中でも遊び目的で作った庭は、体験や健康促進の場になり、暮らしに彩りをもたらす宝庫です。

    庭の使い方でお困りの方は、日常に「遊び」を取り入れた庭づくりを検討してはいかがでしょうか。