サーフィンやマリンスポーツが趣味の人は、海の近くに別荘やセカンドハウスを持ちたいと考えるのではないでしょうか。
しかし、海の近くならどこでも良いわけではなく、便利で快適なエリアに建てることが理想です。
そこでこの記事では、サーフィンを楽しみたい人が海沿いの別荘を持つメリット・デメリットや、別荘を建てるエリア選びのポイントなどを解説していきます。
海沿いに建てる別荘でリゾート気分を味わいたい人も、ぜひ参考にしてください。
目次
サーフィンをするために別荘を建てるメリット
海から近い場所にサーフィンのための別荘を建てることは、サーフィンをする本人だけでなく、家族にとってもさまざまなメリットがあります。
ここでは、海のそばに別荘を建てるメリットを紹介します。
開放感があり波の音に癒やされる
海の近くに別荘があれば、広い海や空、水平線に沈む夕陽を何度でも眺められたり、波の音に癒やされたり、大自然を身近に感じながら休日を過ごせます。
海を眺めながら愛犬や家族と散歩するなど、日常の空間から離れ、のんびりした時間も満喫できます。
別荘があると海沿いのホテルを予約する必要はなく、いつでも訪れられるメリットがあります。
マリンスポーツを気軽に楽しめる
海の近くに住むとマリンスポーツとの距離が近くなるため、気軽にアクティビティが楽しめます。
サーフィンを頻繁にやりたいなら、海まで近い別荘があれば、移動時間や交通費をかけずにできます。
準備する時間をそれほど取らずに海に直行できるため、出勤前にサーフィンすることも可能です。
また、海から歩ける距離に別荘があれば、濡れたままでも帰ることができ、別荘の浴室を使える利点もあります。
大型のものが収納できる
サーフィンやマリンスポーツを目的とした別荘として広い収納スペースをつくっておけば、サーフボードなどの大型の道具を収納したり、自分でメンテナンスする場所を確保できたりして便利です。
海の近くに別荘がないと、サーフボードやアクティビティに使う道具を移動させる手間がかかります。
海の近くに別荘があると、道具だけでなくスポーツウェアや着替え用の衣類も置いておけるため、手ぶらで別荘を訪れることも可能です。
新鮮な海の幸を手に入れやすい
海の近くであれば、鮮度の高い魚介類が身近にあるため、新鮮な海の幸を手に入れられます。
地元でしか流通していない魚介類を目にすることもでき、観光では体験できない食事も楽しめるでしょう。
また、自分で釣った魚を使い、その場で調理して食べられるのも、海沿いならではの魅力です。
家族と一緒にさまざまな体験ができる
海沿いに別荘を持つことで、家族と一緒にアウトドア体験を楽しめます。
花火やバーベキューなどのアウトドア体験や、サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツ、クルージングや海釣りといったレジャーなど、さまざまなアクティビティが体験できるため、大人も子どもも楽しめるのが魅力です。
たとえ週末だけ、月に1回だけの滞在でも、贅沢なリゾート気分を味わえます。
サーフィンをするために別荘を建てるデメリット
海の近くに別荘を持つ場合、立地によっては注意が必要な点があります。
サーフィンのために別荘を建てる前に、知っておくべきデメリットを紹介します。
塩害の影響が大きい
海の近くでは、塩害の影響はかなり大きいでしょう。
塩害とは、海水の塩分に起因する潮風によって引き起こされる害のことで、金属や木材、コンクリートを劣化させる作用があります。
そのため、海の近くにある建物の壁や屋根・設備などは、塩害によって短い期間で劣化してしまう可能性があります。
海の近くに別荘を建てる際は、壁面に防水塗料を使ったり、定期的な洗浄をしたり、設備を塩害用にするなどの対策が必要です。
また、海からの距離が近いと潮風は強くなり、塩害も起こりやすくなります。
別荘の立地選びは、サーフィンを楽しむことと、塩害の影響の両面から検討しましょう。
台風・強風のリスクがある
海の近くに建つ別荘は、台風や強風のリスクがあるので注意しましょう。
海が見える立地の場合、まわりにさえぎる物がなければ海から吹く強い風を直接受けるため、砂やほこりも室内に入りこんできます。
台風や強風の予報があるたびに、外壁や屋根の破損がないかをチェックしたり、安全対策を取ったりする必要があります。
地震による災害の可能性がある
海の近くは平坦な土地が多いため、地震が起きると津波の被害にあう可能性があります。
また、天候などによって海が荒れ、高潮や高波によって建物の浸水にあうことも考えられます。
海の近くに別荘を建てる際は、災害が起きてしまったとき、どの程度の被害に合う可能性があるかを調べておきましょう。
別荘を建てるエリア選びのポイント
快適な別荘ライフを実現するために、最も重要なのは別荘を建てる場所です。
ここでは、サーフィンのために別荘を建てるエリア選びのポイントを紹介します。
別荘の立地の優先順位を決める
別荘を建てる立地条件の優先順位を明確にしましょう。
週末または月1回使うとして、都心から行きやすい交通利便性のあるエリアを優先するか、それよりもサーフィンがしやすい海に近いエリアを優先するかなど、基準を決めておくと選択しやすくなります。
同じエリアの中でも、室内から海が見える場所がいいか、海が見えなくても海までの距離を優先するかで、土地探しの範囲が変わります。
希望するエリアが海水浴場から近い場合は、真夏のハイシーズンになると交通渋滞や人通りが多くなることが予想されます。
そのため、迂回路はあるのか、夜でも人通りが多いのかなどもチェックしておきましょう。
災害リスクの有無を調べる
別荘を建てたいと検討するエリアがある場合、ハザードマップで災害リスクの有無を確認しましょう。
土地の標高の高さによって津波の被害は変わるため、標高の高い土地の方が安全でしょう。
さらに、過去に水の被害があった土地は、地盤のチェックも不可欠です。
地盤改良の必要なケースもあるため、施工業者へ相談することをおすすめします。
立地を決めたら、自治体が発表している災害時の避難場所や、避難経路を確認しておきましょう。
オフシーズンの気候やイベントをチェックする
サーフィンを楽しむための別荘を建てる際、サーフィンのオフシーズンの過ごし方も視野に入れてエリア探しをしましょう。
エリアによっては冬になると風も強く寒さも厳しく、観光客のみならず、地元の人も海に近づかないということも。
別荘は海沿いでも、車で行ける距離で山のレジャーが楽しめたり、温泉地に通えたりなど、周辺地域の情報も集めてみると良いでしょう。
別荘を建てる場所は、季節を問わず行きたくなるエリアを選択しましょう。
サーフィンが日常的に楽しめる快適な別荘を建てよう
ここまで、サーフィンを楽しみたい人が海沿いの別荘を持つメリット・デメリットや、別荘を建てるエリア選びのポイントなどを解説してきました。
海の近くに別荘を建てれば、サーフィンが日常的に楽しめるだけでなく、大自然を身近に感じる癒やしの空間も手に入ります。
そのためには、周辺エリアの環境もしっかり調べて選択することが大切です。
納得できるエリアを選んで、快適な別荘ライフを楽しみましょう。
ストレスの多い生活を送っていると感じている人は、海の近くに別荘を持つことで、心身共にリラックスできるでしょう。