高い洗浄性能と快適さに定評があるMieleの食器洗い機。
数あるラインナップの中でも45cmタイプは、「コンパクト」「多機能」「設置しやすい」と三拍子揃っており、小さなキッチンでMiele食器洗い機を使いたい方、国内食器洗い機からの入れ替えを検討されている方に人気です。
そんな45cmタイプに、待望の新モデル「G5000シリーズ」が発売されました。
この記事では、G5000シリーズの特徴や追加機能、旧モデルとの違い、価格帯などについて詳しく解説します。
スリムな食器洗い機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Miele食器洗い機・G5000シリーズとは
2022年6月16日に新発売された「G5000シリーズ」は、45cmタイプのMiele食器洗い機「G4000シリーズ」の後継にあたる新モデルです。
リニューアルによって全体的な機能が見直され、これまで60cmタイプにしかなかったMiele独自の機能が搭載されるなど、数々の機能がパワーアップを遂げています。
G5000シリーズはどんな人向け?
横幅が45cmのG5000シリーズは、実はMiele食器洗い機の中ではコンパクトなモデル。
大型かつ高性能な60cmタイプの性能をそのままに、より小さく・使いやすく改良されています。
また、国内食器洗い機に比べて庫内容量が広く同等の外形寸法を実現しているのもポイント。
省スペースながらお鍋やフライパン、ザルやボウルなども入れやすくバスケット形状が工夫されています。
国内食器洗い機からMiele食器洗い機への入れ替えや、少人数家族などにはちょうど良いサイズ感で設置しやすいのが魅力です。
G5000シリーズの新機能は?進化を遂げた4つのポイントを解説
G5000シリーズのMiele食器洗い機は、従来機と比べてどのようなポイントが変わったのか気になる方も多いでしょう。
ここからは、リニューアルを遂げて進化した4つのポイントについて解説します。
庫内バスケットのデザインをリニューアル
G5000シリーズでは、庫内バスケットのデザインが新しくなりました。
標準モデルであるG5644には、コンパクトながら柔軟性が高く、どんな食器類でも対応できる「Extra Comfort 45cm」を採用。
G5844・G5894には、高級感溢れるステンレス製のハンドルや充実した追加機能を搭載した「Maxi Comfort 45cm」が採用されています。
中でも全モデルに搭載された「FlexCare グラスホルダー」と「FlexCare カップラック」は、デリケートな食器の洗浄用として特別に設計された機能のひとつです。
柔らかいシリコン素材で割れやすいグラスやカップを優しく支えるので、振動や衝撃にとても強いのが特徴。
2段階に調節可能なシリコンパッドで、背の高いグラスも安全に洗い上げます。
対応機種:全モデル
節水・省エネに効果大の「EcoPowerテクノロジー」
旧モデルにはなかった「EcoPowerテクノロジー」が、このたびG5000シリーズの全モデルに搭載されました。
Mieleが独自研究を重ねて辿り着いた給水システムにより、水とエネルギーを効率的に節約。
水を温める際に使うエネルギーも抑えてくれるので、Miele食器洗い機の目玉である高温洗浄を使っても電気代がかかりにくいのもポイントです。
対応機種:全モデル
スマホ・タブレットから操作できる「Miele@home」
「Miele@home」とは、スマホ・タブレット端末とMiele食器洗い機を連動させ、遠隔操作するシステムのこと。
自宅にWi-Fi環境があれば簡単に導入でき、家中どこでも食器洗い機を操作できるようになります。
Mieleアプリから稼働状況を確認したり、別の部屋から洗浄プログラムを予約・開始したりと、幅広い使い方が可能になります。
対応機種:G5844 / G5894
LEDライトで庫内を照らす「BrilliantLight」
これまでは60cmタイプのみの独自機能だった「BrilliantLight(ブリリアントライト)」が、G5000シリーズの一部モデルに追加されました。
ドアを開けるとすぐに4つのLEDライトが点灯し、庫内を明るく照らし続けます。
バスケットの隅々まで照らされるので、食器の出し入れが格段にしやすくなるのが嬉しいところ。
食器をより安全に素早く出し入れできるようになります。
対応機種:G5844 / G5894
新モデルの価格帯と性能を比較
新発売されたG5000シリーズには、全部で7つのモデルが存在します。
機能が大きく違うのは、標準的な機能を備えた「G5644」と、複数のオプション機能が搭載された「G5844・G5894」の2種類。
機能が同じシリーズでも、ドア材の素材や色(ブリリアントホワイト・ステンレス・オールドア材など)によって価格が異なります。
今回は最も性能に違いのある「G5644」と「G5844」両モデルの性能差・価格帯を比較してみました。
機種 | G 5644 SCU(標準ドア) | G 5844 SCU(標準ドア) |
プログラム数 | プログラム数8 1行テキストディスプレイ | プログラム数13 1行テキストディスプレイ |
注目の機能 | ・ECOPowerテクノロジー ・EcoFeedback ・AutoOpen乾燥 ・SensorDry | ・ECOPowerテクノロジー ・EcoFeedback ・AutoOpen乾燥 ・SensorDry ・BrilliantLight ・Miele@home |
バスケット | ExtraComfort 45cm ・FlexCareカップラック ・FlexCareグラスホルダー | MaxiComfort 45cm ・FlexCareカップラック ・FlexCareグラスホルダー ・MultiClip |
価格 | 341,000円(税込) | 385,000円(税込) |
両モデルには税込価格で約4万円の差があります。
新モデルから標準搭載された機能に違いはなく、大きく異なるのは、プログラム数・バスケットの形状・BrilliantLight(ブリリアントライト)・Miele@homeなどの追加機能となっています。
G5644モデルは手頃な価格でMiele食器洗い機の性能を体感してみたい方にぴったりで、より多くの機能できめ細かい食器ケアを行いたい方はG5844モデルがおすすめです。
どのモデルを購入するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
コンパクトなG5000シリーズで快適に生活しよう
この記事では、Miele食器洗い機のG5000シリーズについて詳しく解説しました。
45cmタイプでコンパクトなキッチンにもぴったりとはまり、ビルトインならではの高性能洗浄を体感できる貴重なモデルです。
ドアデザインもキッチンの雰囲気に合わせられるので、国産機からの買い替えもしやすいのが魅力。
気になる方はぜひ性能や見た目の美しさを体感してみてくださいね。
標準的な性能を持ち、さまざまな便利機能が追加された入門にぴったりのモデル。
さらに独自の機能が搭載された上位機種。プログラム数の増加やより高性能なバスケットなどを備えたモデルです。
シリーズの中で最も高価で上位機種の性能に加えてオールドア材を取り付けられるモデル。操作パネルが扉に埋め込まれており、よりスタイリッシュで親和性の強いデザインを実現できます。