生きた木を土台にして作るツリーハウスは、自由な発想で自然豊かな家をデザインできるのが魅力です。
木の上であればどんな場所に置いてもツリーハウスになるので、思い思いのツリーハウスを作ることができます。
この記事では、ツリーハウスの作り方や体験型のツリーハウス施設の紹介など、数多くの魅力を紹介していきます。
ツリーハウスの魅力
ツリーハウスとは、生きた木を土台にして作られた家屋のこと。
生きた木を土台にしていれば良いので、必ずしも木の上に作らなければならないというわけではありません。
ツリーハウスの一番の魅力は、木の上に自由な形で家屋を作れるということです。
ツリーハウスに向いている木は?
ツリーハウスは、家屋として使うのでそれなりに頑丈な木で作るのが良いです。
荷物を置いたり人が動いたりして壊れてしまうような脆い木はツリーハウスには不向き。
耐久性や見た目、建築のしやすさなどを元に、最低限の丈夫さを備えた木を選択するのが良いでしょう。
ツリーハウスに住むことができる?
ツリーハウスは、建築基準法の建造物としては認められていません。
そのため住民票をツリーハウスに移すことは不可能です。
住民票を移せなくてもツリーハウスに住むこと自体は可能なので、別荘やセカンドハウスのように、第二の家として休暇を楽しむのがおすすめです。
作る前に体験してみない?関東エリアの魅力溢れるツリーハウス5選
ツリーハウスの魅力をもっと知っていただくために、実際にツリーハウスに行ってみるのもおすすめです。
今回は関東エリアにある魅力的なツリーハウス施設を5つ紹介します。
大都会の東京広尾にあるツリーハウスカフェ「レ・グラン・ザルブル」
レ・グラン・ザルブルは、東京都港区広尾にあるツリーハウスのカフェ。
屋上にある大きなシンボルツリーと色とりどりの植物がなんとも印象的。
室内もナチュラル系の家具や装飾で統一されており、雰囲気は抜群に良いです。
優しい木のぬくもりに包まれたツリーハウスでいただく食事やお茶は贅沢なひとときを演出。
テラスもありますので、晴れた日は外の空気を味わいながらティータイムを楽しむのが良いでしょう。
まさに都会のオアシスと呼べる隠れ家的ツリーハウスカフェです。
千葉駅から徒歩圏!ツリーハウスがある「椿森コムナ」
椿森コムナは、JR千葉駅から徒歩でわずか9分という好立地の場所にあるツリーハウスです。
都会の喧騒の中で、自然の木で作られた小さな森が人々を迎えます。
椿森コムナのツリーハウスの素材は、廃屋や建築現場の残材などをリユースして作られており環境に優しい作り。
オーガニックコーヒーやハーブティ、自家製ソーセージ、燻製が提供されるほか、キャンドル作り・クリスマスリース作りなど、季節感のあるイベントも楽しめる場所です。
栃木県の「ツリーハウスvillage おだぎりガーデン」
「ツリーハウスvillage おだぎりガーデン」は、栃木県の那須高原にあるツリーハウスです。
広大な土地の中にいくつものツリーハウスが立ち並んでいます。
大自然の中で木の上に作られたツリーハウスで、食事をしながらビールやワインを飲んで楽しむのは格別です。
ツリーハウスに泊まることもできます。
泊まれる!千葉県の「ホウリーウッズ久留里キャンプ村」
千葉県にあるホウリーウッズ久留里キャンプ村は、樹齢100年を超える木々に囲まれたツリーハウスがあります。
見渡す限りの新緑に包まれた森があるので、周辺でキャンプやレジャーを楽しむこともできます。
時には幻想的な雰囲気を出してくれる木々を眺めながら、ツリーハウスで異空間を堪能しましょう。
日帰り利用のほか、宿泊することも可能です。
BBQできる!千葉県の「柏しょうなんゆめファーム」
柏しょうなんゆめファームは、木の上でBBQできることが特徴のツリーハウス。
ツリーハウスと同じ木の上にBBQ場があるので、1日中ツリーハウスの中で楽しむことができます。
広々としたウッドデッキタイプなので、家族やグループでも過ごしやすいのが魅力。
周辺の観光スポットやレジャーイベントも充実しています。
DIYもできる?ツリーハウスの作り方や注意点
実際にツリーハウスを作るにはどうしたら良いか、迷ってしまう人が多くいるでしょう。
「ツリーハウスは自分で作るのが難しそう!」と感じる人がほとんどかと思いますが、実はDIYで作ることもできます。
もちろんツリーハウス作りのプロに依頼することも可能なので、好みに応じて決めていきましょう。
DIYのメリット・デメリット
DIYでツリーハウスを作ることのメリットは、自分の思うままにツリーハウスを作れることです。
空想を巡らせながらツリーハウスを作ることの楽しさは格別で、子どもの頃におもちゃで家を作った時のイメージが蘇ってくることでしょう。
イメージした家を作るにはどんな素材が要るかを考えるだけでも楽しいハズです。
一方、DIYのデメリットは作るのが難しい点です。
DIYに不慣れな人が作ろうと思うと大変です。
木を選定して、一つひとつの木を組み合わせることで作っていくプロセスには根気が要ります。
途中で投げ出してしまうことがないように、自分に作れるかどうかをしっかりイメージしておきましょう。
ツリーハウスの基本的な作り方
ツリーハウスの基本的な作り方について解説します。
ツリーハウスを作り始めるには支柱となる木を決める
支柱となる木は家を支える木ですので、しっかりとした木を選定しましょう。
樫の木や檜の木なら、大きく枝が広がる上に作りがしっかりしているので安心です。
ツリーハウスのデザインを決める
どういう家屋なら選んだ木に載せられるかを考えてデザインしていくと良いですね。
設計図を作る
途中で作り方を忘れてしまわないように、出来る限り詳細に書きましょう。
土台づくり
土台がツリーハウスの基本となるので、土台はできるだけ水平に仕上げます。土台がしっかりしていないと安定感がなく、ツリーハウスで過ごすのが苦痛になってしまいます。
設計図通りに壁や柱、屋根などを作る
完成
ツリーハウスを作っていくと、だんだん地面から高いところに作ることになります。安全面に配慮して作っていくことを忘れないで下さい。
プロの力を借りよう!ツリーハウスのパックを活用
ツリーハウスの作り方を説明しましたが、「もっと手軽に作りたい!」という人にはツリーハウスのパックがあります。
これは、設計図と素材が用意され、設計図通りにツリーハウスを作れるというもの。
ツリーハウスのパックは企業が販売しているものなので、1から作るDIYよりは手軽です。
DIYは難しいと感じたらプロに頼もう!
ツリーハウスのパックを利用してもDIYが難しい場合は、思いきってプロに頼んでしまうのもありです。
プロにツリーハウスを作ってもらうのでコストはかかりますが、自分の希望通りのツリーハウスが楽に作れます。
相手はプロですから、色々な経験を持っています。
あなたの希望を叶えるためにはどうしたら良いのか、何が必要かについて、親身に相談に乗ってくれるでしょう。
自分で作るのが不安という人は、プロに頼むことで安全かつ完成度の高いツリーハウスを手に入れることができます。
子どもも大人も楽しめる!夢のツリーハウス
まるで隠れ家のようなツリーハウス。支柱となる木を選定し、ツリーハウスをデザインしていくだけで夢が膨らみますね。
子どもはもちろん、大人は童心に帰れるくらいに楽しいです。DIY経験のある人は手作りでツリーハウスを作れますし、DIYは厳しいという人はツリーハウスのパックを活用できます。
希望通りのツリーハウスを作って、大人の隠れ家を作ってみましょう。
隠れ家や秘密基地のような雰囲気を演出できるので、好奇心溢れるお子さんに特に人気です。