注文住宅ですてきな内装に仕上げた室内に時計を設置したいとき、どのような時計が合うのか、デザインや種類をどう選んだらいいのか迷うことはありませんか。
ソファーやテーブルなどのインテリアについては、参考になる情報が豊富です。
しかし、おしゃれな時計の選び方についてのサンプルは少ないため、悩む人も多いでしょう。
今回は、おしゃれな時計の種類や選び方について、詳しく解説します。
目次
おしゃれなインテリア時計の種類
ここでは、インテリアにもなる時計の種類について解説します。
時計を見るのはどんなときなのか、どんな目的で見るのかも考えながら、時計のサイズや飾る場所を検討しましょう。
壁掛け時計
壁掛け時計のメリットは、リビングなどの広い空間のどこからでも時計を確認しやすいことです。
文字盤も大きく、小さな子どもやシニア世代でも読みやすいため、1日に何度も見ることになります。
そのため、ドアよりも高い位置に配置して、部屋のどの場所からも時計が見えるようにしましょう。
電池で動くクォーツ時計とゼンマイで動く機械式時計がありますが、現在では多くのクォーツ時計が販売されています。
デザインが豊富で、部屋のインテリアに合うものが見つけやすいのも特徴です。
電波式壁掛け時計
電波式壁掛け時計は時刻を合わせる必要がなく、高い位置の作業が苦手な人や手間をかけたくない人に向いている時計です。
電波式では、1日に何度か時刻を受信して時刻合わせを自動で行います。
壁掛け時計は高い位置に配置することが多いため、時刻がずれたときに、壁から外す作業が面倒に感じられる人もいます。
振り子時計
振り子時計の特徴は、飾る空間にインパクトを加えられることです。
現代風にデザインされた振り子時計は、モダンなタイプからかわいらしいものまで、個性的なデザインが豊富です。
部屋の内装やインテリアがシンプルであっても、振り子時計を飾るだけで印象的な空間に変貌するでしょう。
置き時計
置き時計のメリットは、コンパクトでどこにでも飾れることと、デザインの種類が豊富なことです。
アンティーク調のものからスタイリッシュなデザインまで、幅広い種類から選択できます。
小さいサイズのため、インパクトのあるデザインも挑戦しやすいでしょう。
定番の形でも、枠の素材や文字盤のフォントによってかなり印象が変わるため、お気に入りの置き時計をじっくり探してみてください。
目覚まし時計
目覚まし時計のアラームの音は、デザインによってさまざまです。
朝が苦手な人のため強力なアラーム音が鳴るタイプから、昔ながらのベルがチリチリ鳴るものまで、種類が豊富です。
文字盤はアナログとデジタルのデザインがあり、デジタルタイプはかなりインパクトのあるデザインや時計以外の機能がついた便利なタイプもあります。
インテリアになじむ時計のデザイン
ここでは、インテリアのテーマやスタイルに合う時計のデザインについて解説します。
内装やインテリアとまったく同じスタイルの時計でなくても、色合いや雰囲気が合うものを選択するとおしゃれにまとまります。
シンプルデザイン
シンプルデザインの時計は文字盤やフレームがモノトーンのものが多く、時刻が見やすいメリットがあります。
時計自体にインパクトは少ないものの、どのインテリアにも比較的なじみやすいのが特徴です。
文字盤が視認しやすいため、世代を選ばず使いやすいでしょう。
北欧風デザイン
北欧風デザイン時計とは、フレームや時計全体が木製のものや、有名デザイナーや北欧ブランドの時計のことです。
形状はシンプルでも計算されたデザインのため、おしゃれな印象の時計が多いのも特徴です。
温かみのあるデザインは、北欧ブランドのインテリアに合わせやすいでしょう。
TIMBER YARDのオンラインショップでは、北欧の有名デザイナーの手掛けた時計を取り扱っています。
シックでスタイリッシュな時計は、さまざまなシーンにしっくりなじみながらも、心に残る風情が印象的です。
アンティーク・レトロ調デザイン
アンティーク・レトロ調の壁掛け時計にはインパクトの強いものが多く、時計のデザインが空間の雰囲気を決めることになるでしょう。
アンティーク・レトロ調といっても、クラシックタイプからダメージ感が魅力のシャビーシック、ミッドセンチュリーなど、さまざまなデザインがあります。
心に残るようなデザインを選んでみてはいかがでしょうか。
モチーフ・キャラクターデザイン
モチーフやキャラクターの入った時計は、デザインによっては子ども部屋だけでなく、リビングなどでも使用できます。
月や動物、操舵輪、懐中時計など、大人の空間にも合うデザインもあります。
時計の定番デザインにとらわれず、幅広い視点でインテリア時計を探してみるのも楽しいですね。
デジタルデザイン
液晶やLEDの数字で時刻を表現するデジタルタイプの時計は、幅広いデザインから選択できます。
シンプルな文字盤のタイプから、インダストリアルやビンテージ風なものまであります。
デジタルデザインの時計はスタイリッシュな空間に合わせやすく、視認性も高いため、おしゃれでありながら実用的で使いやすいでしょう。
湿度計やカレンダーなどの機能が備わっているものもあり、部屋にモノを置きたくない場合にも便利です。
インテリアに合う時計の選び方
ここではお気に入りのインテリアと相性がよく、使い勝手のいい時計の選び方を紹介します。
部屋全体のバランスを見ながら、最適な大きさや置く場所を検討していきましょう。
アナログかデジタルかを選ぶ
針と文字盤で時刻を表すアナログタイプと、数字で時刻を表すデジタルタイプのどちらにするかは、用途を基準にしましょう。
アナログタイプの特徴は、さまざまなタイプのインテリアと相性がいいことです。
ただし、カチカチと秒針の音が鳴るものもあり、静かにしたい個室などには向いていません。
最近は音がしないタイプもあるため、動作音をチェックしましょう。
デジタルタイプは数字表記のため、瞬間的に時刻を把握しやすい特徴があります。
インテリアスタイルや家族の生活動線を考慮しながら選択すると良いでしょう。
設置場所のサイズに合ったものを選ぶ
設置場所を壁掛けにするのか、デスクの上に置くのかによって、設置できるサイズをしっかり把握しておきましょう。
用意した時計が設置予定場所よりも大きなものだと、設置場所を変更しなくてはならないからです。
時計は見やすい位置にあること、適度な大きさであることで視認しやすくなります。
丁度いい時計があることは、家族にとって快適に感じられるでしょう。
インテリアの雰囲気で選ぶ
時計を選択するときの注意点は、設置する空間のインテリアに合わせることです。
インテリアと同じタイプにするか、時計にインパクトを持たせるかは選ぶ人の好みで分かれるでしょう。
ただし、まったくタイプの異なるデザインにしてしまうと存在が浮いてしまい、おしゃれな空間とはいえません。
インパクトのある時計を選ぶ場合も、時計の色合いやテイストは、インテリアと合わせることをおすすめします。
インテリアのポイントになるセンスのいい時計を選ぼう
今回は、おしゃれな時計の種類や選び方について、詳しく解説しました。
時計の選び方にはいくつかコツがあるものの、一番大切なのは、使う人が気に入っているかどうかでしょう。
時計は毎日見るものであるため、納得いくものを置きたいですよね。
お気に入りのおしゃれな時計を身近に置いて、快適な毎日を過ごしましょう。
クォーツ時計に比べるとデザインの種類は減りますが、シンプルで機能的なデザインは、どのインテリアとも相性は良いでしょう。