誰もが一度は憧れるのが、海外製の高級ビルトイン食器洗い機。
数あるブランドの中でもMieleの食器洗い機は、高い洗浄力と大容量の庫内を兼ね備えた人気製品のひとつです。
ただし、ネットの口コミやSNSには、「Mieleの食器洗い機は乾かない」「乾燥できないのが大きなデメリット」など、乾燥性能に関するマイナスな記事や投稿も目につきます。
それは果たして事実なのでしょうか?
今回はMiele販売代理店のスタッフが、気になる噂の真相についてズバリお答えします!
目次
Mieleの食器洗い機は乾かないってホント?
「Mieleの食器洗い機は乾かない」 「Mieleの食器洗い機には乾燥機能がない」 ネットの記事や口コミなどでよく見かけるこのような噂。
さまざまな情報が飛び交っていて、購入を迷っている人からすると「結局どっちなの?」と気になりますよね。
結論から言うと、乾燥機能がないという情報は…すべて間違い!
Mieleの食器洗い機には「余熱乾燥(ターボサーミック)」と「AutoOpen乾燥機能」という2段階の余熱乾燥システムがあり、業界トップクラスの性能を誇る乾燥機能が備わっているのです。
2つの工程は、食器を優しく乾かす従来の余熱乾燥をさらに進化させた、Miele独自の乾燥システム。
ほかの海外食洗機や国産の機種と比較しても、高い乾燥性能を発揮しているのです。
「乾燥機能がない」「乾かない」という噂はなぜ広まったの?
Mieleの食器洗い機には、汚れ度合いや食器の量・種類に応じて選べる、多彩なプログラムが搭載されています。
どのプログラムでも洗浄・すすぎ・乾燥までをワンセットで行うので、個別で選べる乾燥モードといった概念がそもそもないのです。
そのため、カタログや機能紹介を見て、「乾燥機能が付いていない!」と勘違いしてしまう人が多いのです。
実際には他の海外食洗機と比較しても高い洗浄・すすぎ・乾燥性能を備えているので、購入に迷っている方は、ぜひほかの記事も参考にしてみてください。
洗浄から乾燥までワンタッチで完了!全5つの運転工程を要チェック
Mieleの食器洗い機の魅力は、乾燥機能だけではありません。
実は洗浄工程にも洗い上がりを良くするさまざまな秘密があるのです。
2段階の乾燥機能と合わせて、全部で5つの運転工程を詳しくチェックしてみましょう。
【1】まずは水で汚れを落とす「予洗い」
最初の工程は予洗い。
なんとMieleの食器洗い機には予洗い機能が搭載されており、どんなに頑固な汚れの食器・調理器具でもそのまま入れてOKなんです。
上段・中段・下段にそれぞれ付いたスプレーノズルで、上下左右からくまなく水を噴射!
高温洗浄で凝固する汚れの落ちを良くするために、まずは水で軽く汚れを流してくれます。
【2】最大75度の高温洗浄「本洗い」
本洗いでは、Miele食器洗い機の最大の特徴ともいえる、最高75度の高温洗浄が行われます。
マイクロフィルターで庫内の水をろ過しながら、常に清潔な高温水で食器を洗浄。
高温なので殺菌性能が非常に高く、食材のこびり付きや油汚れ、ニオイ残りもしっかり落としてくれます。
ハイエンドモデルに搭載されている自動洗剤投入システム「Auto Dos(オートドス)」を使用すれば、洗剤を入れる手間すらなくなるので家事がとても快適になります。
\TIMBER YARDオンラインストアはこちら/
【3】食器を温める「高温すすぎ」
高温すすぎは、洗浄から乾燥に入るための下準備を行う工程。
高温水で洗剤をすすぎ洗いしながら食器を温めて、庫内に蒸気を充満させます。
「リンスエイド(乾燥仕上げ剤)」が投入されるのもこのタイミングです。
【4】冷却ファンで冷風除湿する「余熱乾燥」
4つ目の工程は、いよいよMiele独自の余熱乾燥(ターボサーミック)の出番!
高温すすぎで温めた蒸気に冷却ファンで取り込んだ外気を当てて、庫内の湿気を結露させます。
最終的には庫内の蒸気がなくなり、温まった食器の熱で余熱乾燥がさらに進むという仕組み。
国産食洗機で主流の温風ヒーターとは異なり、洗浄時の余熱のみで乾燥するので、食器を傷めずに乾燥させられるのが最大のメリットです。
【5】外気と触れて乾燥効率をアップ「AutoOpen」
庫内の熱が十分に冷めたタイミングで自動的に扉が開く機能が「AutoOpen(オートオープン)」です。
2段階目の乾燥工程であり、余熱乾燥の仕上がりをさらに良いものにしてくれます。
効率よく外気を取り込むことで水滴残りもなくなり、水垢や汚れが発生せず常に清潔な状態を保てるのもポイント。
余熱乾燥に加えてAutoOpenまで搭載している食洗機は、数ある国内外のメーカーと比べてもMieleだけ!
まさに手間要らずで、最高の時短家事を実現できちゃうんですよ。
国産食洗機と比較したMiele食洗機を選ぶメリットは?
ハイスペックな洗浄性能で、おまけに業界トップクラスの乾燥機能まで備えているMieleの食器洗い機。
性能は文句なしですが、価格や設置コストなどの懸念点もあり、国産食洗機からの買い替えに悩んでいる人もいるのでは?
ここからは、実際にMiele食器洗い機を購入した人の多くが感じる「買い替えてよかったポイント」について紹介します。
洗浄から乾燥まで全自動!家事の快適さが劇的に変わる
Miele食器洗い機を選ぶ理由で多いのが、ワンタッチですべてが完結する快適さ。
多彩なプログラムから好みの洗い方を選択したら、あとはポチッと押すだけ。
洗浄時は「センサーウォッシュ機能」、乾燥時は「センサードライ機能」がそれぞれ稼働するので、食器の量や汚れ度合いに応じて自動的に最適な洗浄・乾燥パワーに調節してくれます。
ほかの家事をやっている間に洗浄・すすぎ・乾燥までをこなしてくれるので、共働きの夫婦や小さな子どもがいる家庭ではとても重宝されています。
実際に新築で家を建てた人の口コミでは、「Miele食器洗い機の性能の高さと快適さに驚いた!」という声が多数届いているんですよ。
使い心地にこだわった大容量の3段バスケット
ただ大容量なだけでなく、使いやすさにも徹底的にこだわっているのがMieleのすごいところ。
バスケットは「カトラリートレイ」「上段バスケット」「下段バスケット」の3段に区分けされていて、それぞれの大きさに合った食器や調理器具を収納可能。
高さ調整や引き出しも非常にスムーズで、食器の出し入れがしやすいのもメリット。
日本で販売されているMiele食器洗い機は、日本の食生活にマッチした「アジアンバスケット」が採用されており、専用の収納スペース「お箸ホルダー」や、お椀を引っ掛けやすいピンが付いているのもポイントです。※アジアンバスケットは60㎝幅の食器洗い機に採用
驚異的な節水効率を誇る省エネ性能とエコモード
業界トップクラスの節水性能もMiele食器洗い機を使う魅力のひとつ。
大容量の庫内で洗えるにもかかわらず1回あたりの水量が抑えられていて、省エネ性能が非常に高いのが特徴です。
時間がかかる代わりにより少ない水で洗える「エコモード」を使用すれば、月々の電気代・水道代を大幅に節約することが可能に!
通常の手洗いと比較すると、洗浄からすすぎまでおよそ15分の1程度の水で隅々までしっかり洗えるのです。
世界の研究機関にも認められた殺菌力
Miele食器洗い機は殺菌性能にも優れており、小さな子どもがいる家庭でもしっかり活躍してくれます。
最大75度まで上がる高温水は殺菌力が極めて高く、2段階の乾燥システムで水垢や汚れ残りもほとんどありません。
雑菌やウィルスを99.9%まで除去するその殺菌力は、ドイツの「ラインヴァール応用科学大学」をはじめ、各国の厳しいテストに合格するほどの実力です。
普段良く使う食器はもちろん、菌が気になる哺乳瓶なども衛生的に洗浄できます。
お気に入りの食器やカトラリーを大切に扱える
Mieleの洗浄・乾燥プロセスは食器やカトラリーにとても優しいため、高額なブランド食器やデリケートなグラスをコレクションしている方にもおすすめ。
割れやすいデリケートな食器専用の洗浄プログラムも用意されています。
実はあの高級ワイングラスの名門「リーデル」も、Mieleの食器洗い機を推奨しているほど。
各国のメーカーから信頼を得ているのです。
食器にダメージが蓄積される主な原因は、洗い物の途中に食器同士がぶつかる衝撃によるものがほとんど。
しまうだけで洗浄・乾燥までしっかりこなすMieleなら、お気に入りの食器たちに囲まれて暮らす心地良いキッチンライフを過ごせますよ。
Mieleの食器洗い機を導入して余白のある暮らしを楽しもう
今回はMiele食器洗い機の乾燥性能について詳しく紹介しました。
「乾燥機能がない」と間違って認識されることが多いMiele食器洗い機ですが、実際には他社と比較しても高性能な2段階の乾燥機能を備えています。
洗浄性能も申し分なく、ワンタッチで自動的に洗浄・すすぎ・乾燥までこなしてくれるのが大きなメリット。
日々の生活に余白をつくるお手伝いをしてくれる、優秀な時短家事のひとつです。
実際の使い心地がわかる口コミや、その他の機能を紹介する関連記事もたくさんあるので、もっと詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。
最大75度の高温すすぎで衛生的に洗い上げた後、冷却ファンでステンレス壁面を冷やして結露させ、水滴を効率よく排水する。
庫内の蒸気が減ったタイミングでドアを自動オープン。外気を取り込んで食器や調理器具の自然乾燥をさらに促進させる。