浴室にこだわるならドアもおしゃれに!ドアの種類や素材、実例をご紹介

    注文住宅の場合、毎日使用して疲れを癒す場所でもある浴室は、広さや機能面、デザインにこだわって作る方が多いのではないでしょうか。

    実は、さらにドアにも気を配れば、より統一感が生まれて洗練された極上の癒し空間に仕上がります。

    この記事では、浴室のドアにこだわる理由や種類、素材などを詳しく解説します。

    また、最後にはオリジナルバスルーム例も紹介するので、ライフスタイルに合った浴室の参考にしてくださいね。

    浴室のドアにこだわるべき理由

    浴室のドアにこだわった方がいい理由は3点あります。

    1. 浴室のコンセプトが引き立つ
    2. 生活感が薄れる
    3. 癒される空間になる

    浴室を作る際、浴槽の色や形状にこだわる方も多いでしょう。

    しかし、設備のコンセプトが素敵でも、ドアが一般的であれば浮いてしまい、生活感が出る恐れも。

    全体の雰囲気が残念な印象になり、尽力したコンセプトが台無しになるかもしれません。

    一方、コンセプトに合わせたドアにすれば統一感が生まれて、思い描いていた空間が実現しやすくなります。

    つまり、浴室のドアにこだわればコンセプトが引き立ち、快適なバスタイムにつながるのです。

    浴室のドアの種類

    浴室のドアの種類を理解すれば、選択肢が広がります。

    ライフスタイルに合わせた種類を選びましょう。

    下記では、3種類のドアと各々のメリット・デメリットをご紹介します。

    折れ戸

    脱衣所

    折れ戸は「中折れ戸」とも呼び、扉の真ん中で折れて、開くときに邪魔にならない工夫がされています。

    ユニットバスの標準仕様であることが多く、一般的に使われているドアです。

    メリット開閉に必要なスペースを抑えられる
    タオルをかけるなどのオプションがあり、利便性が高い
    デメリット中折れする部分が壊れやすく、掃除しにくい
    お年寄りや子供の場合は開け閉めが難しい

    開き戸

    バスルーム

    開き戸は一般的なドアの形状であり、浴室側に開くタイプと脱衣所側に開くタイプの2種類があります。

    メリット掃除がしやすい
    開閉しやすくお年寄りや子どもでも扱いやすい
    デメリット広いスペースが必要
    浴室側に開く場合、万が一浴室で倒れたら、ドアが開かない可能性がある
    脱衣所側に開く場合、ドアについた水滴が落ちてカビの原因になる

    引き戸

    引き戸は横にスライドさせて開く形状。

    一般的な構造は2枚引き戸であり、左右どちらからでも開けられます。

    メリット開放感を出しやすい
    省スペースであり、空間を活用しやすい
    年齢を問わず使いやすい
    万が一、入浴中に倒れていても救助しやすく安全性が高い
    デメリットドアのレール部分に汚れがたまりやすい
    ある程度浴室の広さが必要であるため、導入しにくい可能性もある
    他のドアに比べてコストが高い

    浴室のドアの素材

    脱衣所

    浴室には種類だけでなく素材もさまざまです。

    ここではドアの素材3点をご紹介します。

    浴室のコンセプトに合わせて検討してください。

    樹脂

    一般的な浴室のドアに使用されている樹脂製。

    メリットは硬くて丈夫であり、破損しても破片が飛び散りにくいことです。

    また、浴室内が見えにくいものの、光を取り込める特徴があります。

    デメリットはデザイン性が低く、高級感を演出する場合は他の素材に比べると浮いてしまうこと。

    さらに、柔らかい樹脂製であれば傷がつきやすい点もデメリットだといえます。

    ガラス

    ガラス張りのバスルーム

    ガラス製のドアは開放感があり、おしゃれな雰囲気を演出するには適している素材です。

    特に強化ガラスであれば、強度と耐久性が高い傾向。

    また、万が一割れても特殊な加工が施されているため、安全面は確保されています。

    近年、シームレスな空間が作れることから、フレームがないガラスドアが人気の傾向。

    デメリットは、比較的汚れが目立ちやすく高額であることです。

    木製

    木製のドアは、自然素材ならではのあたたかみが魅力。

    ヒノキやカラマツなどの高品質で耐水性を兼ね備えた木材であれば、外観や木目の美しさから唯一無二の浴室に仕上がります。

    デメリットは、メンテナンスを怠れば腐食する可能性があること。

    また、木材選びを間違えば割れや反りが生じて、ドアとして機能しなくなる恐れがあります。

    浴室の種類

    ここまではドアに焦点をあてましたが、検討材料として浴室の種類もご紹介します。

    特に注文住宅であれば、下記3種類は実現可能です。

    ドアの種類や素材と合わせて参考にしてください。

    ユニットバス

    ユニットバス

    ユニットバスは、工場ですべてのパーツを作り、職人が現場で組み立てる一般的なタイプ。

    簡易化しているためコストも比較的安価でリフォームしやすい点が特徴です。

    防水性も高く、様々なメーカーが商品を販売しているため種類が豊富な点が魅力。

    一方で、自由度は低く、窓の位置を変えるなど大きな変更はできません。

    オリジナルバス

    オリジナルバスルーム

    オリジナルバスは「造作風呂」とも呼ばれ、浴槽や天井・壁・床・ドアなどすべて自由にオーダーメイドできるタイプ。

    ユニットバスとは異なり自由度が高いため、高級ホテルや温泉旅館など、こだわりのある浴室を作れます。

    一方で、こだわればこだわるほどコストが高くなる点がデメリットです。

    例えば、ヒノキや大理石などの素材を使用する、窓の位置を変える、浴槽の形状を選ぶなど、その分費用がかかる傾向。

    KAORI

    また、メンテナンス費用もかかる場合があるので計画的に間取りを考えなければいけません。

    ハーフユニット

    ハーフユニットとは、浴槽から下部分がユニットバス、浴槽より上がオリジナルバスであるタイプです。

    ユニットバスの高い機能性を持ちながら、オリジナルバスの自由度があり、両方のメリットを取り入れた点が魅力。

    どこにでもあるような一般的な浴室は嫌だけど、程よくデザインにこだわった浴室を作りたい方にはおすすめです。

    完全オリジナルのバスルーム実例

    注文住宅では、高級な旅館やリゾートホテルの浴室、ライフスタイルに合わせた浴室など夢のようなお風呂が作れます。

    そのスタイルを実現するには、ドアの素材は欠かせない要素。

    ここからはオリジナルバスの実例をご紹介しましょう。

    景色を眺めながらのバスタイム

    窓が開くバスルーム

    こだわりの庭がある方や、景色を一望できる場所に住宅を構えている方は、浴室を極上のリラクゼーション空間にするのもおすすめ。

    景色を眺めながら疲れを癒せる浴室は、第二のリビングになることでしょう。

    浴室のドアはガラス素材にすれば、シームレスな空間をデザインできます。

    ヒノキの香りでリラックス

    高級旅館のように、ヒノキ風呂にするのもおすすめ。

    ヒノキの香りはリラックス効果をもたらすため、森林浴しているようなバスタイムが楽しめます。

    ガラス製のドアにすれば、ヒノキの温かみをインテリアとして際立たせることもできます。

    もしくは、ヒノキのドアにすれば、五感で楽しめる極上のバスタイムになりますよ。

    サウナを併用したバスルーム

    サウナ付きバスルーム

    サウナ好きであれば、浴室にサウナを併用するのもよいでしょう。

    浴室とサウナを隔てるドアの素材は、オークやパイン、シダーなど撥水性に長けた木材がおすすめです。

    フィットネスルームの隣にバスルーム

    フィットネスルームが自宅にある場合は、隣に浴室を設けた間取りにするのもおすすめ。

    部屋とバスルームの間のドアをガラス製にすれば開放感を演出でき、狭い空間でもおしゃれにみえます。

    KAORI

    また、トレーニング後はすぐにお風呂に入れるメリットも魅力です。

    TIMBER YARDならデザイン性の高いオリジナルバスが叶います!

    硝子戸のバスルーム

    浴室にこだわれば、バスタイムはより充実したものになります。

    浴室に統一感を持たせつつ癒しの空間へ誘うためには、ドア選びは非常に重要な要素。

    TIMBER YARDでは、デザイン性の高い高級浴室やライフスタイルに合わせて、細かいディティールにこだわった浴室を設計できます。

    オリジナルの浴室を作って、極上のバスタイムを体感してみませんか?