ウッドブラインドで後悔しない!メリット・デメリットと選び方を解説

    おしゃれなインテリアに興味がある人にとって、ウッドブラインドは取り入れてみたい憧れのアイテムではないでしょうか。

    ウッドブラインドは男女問わず人気があり、インテリア専門雑誌などで、おしゃれなコーディネート手法として紹介されています。

    ナチュラルで温かみのある空間だけでなく、スタイリッシュな部屋にも合わせられる、高いデザイン性が特徴です。

    ただ、カーテンに比べると高価なものでもあるため、失敗したくありませんよね。

    この記事では、ウッドブラインドを取り入れて後悔しないために、メリット・デメリットと選び方を詳しく解説します。

    おしゃれなカフェやデザインホテルのような空間を目指している人は、ぜひ参考にしてください。

    ウッドブラインドのメリット

    ウッドブラインドのある家

    ここでは、ウッドブラインドを取り入れるメリットを紹介します。

    デザイン性が高い

    ウッドブラインド最大のポイントは、デザイン性の高さです。

    同じブラインドでも、アルミブラインドや布製ブラインドにはない、天然素材ならではのぬくもりと、高級感や重厚感を同時に持ち合わせています。

    流行の北欧風やインダストリアルスタイル、ナチュラルテイストやアジアンスタイルにも合わせられるうえ、さらにグレード感を出せるのが魅力です。

    KAORI

    ウッドブラインドを採用するだけで、好きなテイストの空間をランクアップさせてくれる効果が期待できます。

    カーテンより手入れが楽

    ウッドブラインドはアルミブラインドに比べて静電気が発生しづらく、ホコリをそれほど寄せつけません。

    そのため、日々の掃除はモップなどでひと拭きするだけで、簡単に済んでしまいます。

    カーテンのように洗えませんが、においも付きにくいため、お手入れがかなり楽です。

    調光が簡単

    ウッドブラインドはスラット(帯状の横板)を回転させるだけで調光ができ、回転の角度によって光の量を手軽に調節できます。

    スラットはどの角度でも止まるため、操作しやすいでしょう。

    窓を開けておけば、風通しの調整が簡単にできます。

    カーテンと比較したデメリット

    ウッドブラインドのある家

    窓に設置するものを、カーテンにするかブラインドにするか迷う人は多いでしょう。

    ここではカーテンと比較しながら、ウッドブラインドのデメリットを解説します。

    操作が重い

    ウッドブラインドは木製のため、全体的に重くなってしまうのがデメリットです。

    スラット1枚1枚も重いため、カーテンの軽さに慣れていると操作がやりづらく感じるでしょう。

    特に女性の方は、昇降操作の重さに注意してください。

    ただし、腰高窓などサイズの小さな場所であれば、それほど重さは気になりません。

    また、電動タイプもあるので、重量が気になる方にはおすすめです。

    遮光性・断熱性が劣る

    ウッドブラインドはスラットとスラットの間に隙間があるため、カーテンに比べると遮光性・断熱性が劣ります。

    そのため、寝室のような遮光性・断熱性を保ちたい空間にはあまり向いていないでしょう。

    断熱性については、窓を二重サッシにすることで解決する場合もあります。

    風にあおられる

    ウッドブラインドは換気のためなどで窓を開けておくと、強い風にあおられてカタカタと音がすることがあります。

    カーテンに比べると硬い素材でできているため、壁や家具にぶつかると傷ができてしまいます。

    基本的には窓を閉めて使用するようにし、窓を開ける際は注意しましょう。

    すき間が気になる

    ウッドブラインドはスラットが重なる構造のため、完全に閉じていても数ミリ程度はすき間ができてしまいます。

    採光のためにスラットを回転させる場合、外からの視線が気になることもあるでしょう。

    人通りの多い道路に面している場所や、隣の家と窓が向かい合わせの窓への設置には、あまり向いていません。

    出入りしづらい

    上下に開閉する一般的なタイプのウッドブラインドは、窓を開けるためには窓の鍵のある位置、約半分以上は開けなければなりません。

    窓から頻繁に出入りする場合、何度も昇降操作するのはかなりの手間です。

    洗濯物干しや植物への水やりなどで日に何度も出入りする必要がある場合、生活動線を考えてウッドブラインドを配置する必要があります。

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    ただし、窓と同様に左右開閉タイプのウッドブラインドもあり、こちらであれば移動の不便さは解消されます。

    アルミブラインドと比較したデメリット

    ここでは、アルミブラインドと比較したウッドブラインドのデメリットを紹介します。

    アルミブラインドは軽いうえに、価格がお手頃で取り入れやすいのが魅力です。

    ウッドブラインドと迷っている人はぜひ参考にしてください。

    重量がある

    ウッドブラインドは、アルミブラインドに比べて2〜3倍の重さがあります。

    アルミブラインドに慣れていると操作しづらく感じますが、そのぶん重厚感や高級感を演出できるのが魅力です。

    ウッドブラインドの特徴をふまえて、インテリアのスタイルや使い勝手を考慮しながらアルミブラインドと比較・検討しましょう。

    室内が暗く感じる

    ウッドブラインドは木製のため見た目も重量感があるため、濃い色のタイプを選択することで室内が暗くなったと感じやすいでしょう。

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    室内空間を明るくしたい場合は、ベージュなどのナチュラル系や、ホワイトやグレージュなどのモダンで軽みのある色を採用するのがおすすめです。

    最大生産サイズが小さい

    ウッドブラインドの魅力である木製のスラットは重さがあるため、アルミブラインドに比べて商品の生産サイズが小さいという特徴があります。

    リビングやダイニングなどの大きな引き違い窓に設置したい場合は、2枚のウッドブラインドを横並びで設置するのが一般的です。

    価格が高い

    ウッドブラインドはアルミブラインドと比べて、約3〜4倍ほど高額です。

    そのため、設置する場所で予算配分を考える必要があります。

    デザイン性を高めたい空間を限定し、それ以外の部屋はアルミブラインドやカーテンに切り替えるなど、予算にあった方法を検討しましょう。

    ウッドブラインドの選び方

    ここでは、納得いくウッドブラインドの選び方を解説します。

    ウッドブラインドの選択に失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。

    取り付け方法は3つ

    ウッドブラインドの3つの取り付け方法と、それぞれのメリットを紹介します。

    取り付ける場所取り付け方メリット
    天井付け窓枠の上部に取り付ける見た目がスッキリする
    正面付け壁に窓枠より大きく取り付ける横から入る光をさえぎる
    カーテンレール付け専用ブラケットでカーテンレールに取り付ける簡単に取り外しができる 賃貸にもOK

    取り付け方法によって、ブラインドのサイズが変わります。

    家族の生活動線や設置する空間の広さによって使い分けましょう。

    スラットの縦型or横型と幅

    ウッドブラインドには、スラットが縦型のタイプと横型のタイプがあります。

    一般的なのは横型ですが、縦型タイプはスラットの縦ラインが強調されるため、部屋を広く見せる効果があります。

    縦型のブラインドは左右に開閉し窓を開けやすい形状なので、窓の開け閉めが多い場所に向いているでしょう。

    カラーで印象が決まる

    ウッドブラインドは木製のため、ベージュ系や焦茶など、木素材のナチュラルな色が一般的です。

    近年、メーカーからグリーンや赤茶など、さまざまな色合いが販売されるようになり、コーディネートの幅が広がっています。

    インテリアのスタイルや室内装飾、家具などに合わせた色を選択しましょう。

    ラダーコードまたはラダーテープ

    「ラダーコード」とは、スラット同士をつないでいるコードを指します。

    「ラダーテープ」は横型ブラインドのラダーコードを隠すために貼られた縦状の布です。

    ラダーコードのままにするか、ラダーテープをつけるかでもブラインドの印象が変わります。

    ラダーコードを貼ると、スラットの穴を隠せるため遮光性が高まります。

    どちらがいいかは好みのため、予算やデザインで検討しましょう。

    ウッドブラインドでおしゃれな空間づくりをしよう

    今回は、ウッドブラインドを取り入れて後悔しないために、メリット・デメリットや選び方を詳しく解説しました。

    ウッドブラインドの魅力は、天然木ならではのぬくもりと高いデザイン性です。

    ウッドブラインドを上手に取り入れて、憧れのスタイリッシュな空間を手に入れましょう。