ARNE JACOBSEN(アルネ・ヤコブセン)が1943年にデザインしたウォールクロック「STATION」。
「アルネ・ヤコブセンの白い街」にオマージュを捧げた『Bellevue/ベルビュー』が”世界初回生産2,000台限定”で2025年10月10日(金)に発売いたします。大変希少な商品となりますのでこの機会にぜひお買い求めください。
コペンハーゲンから電車に乗り北へ20分ほど揺られた先に、その建築群は現れます。
1930年代、アルネ・ヤコブセンはクランペンボー・ベルビュービーチ一帯の大規模なリゾート開発を手がけ、壮大なモダニズムのビジョンを実現しました。
1938年の完成までに、象徴的な4つの建築を手がけ、その全てがデンマーク機能主義建築の重要な作品となっています。
①1932年ベルビュー・ビーチ・バス
ベルビュービーチにあるライトブルーラインが印象的なライフガードタワーの1つ。
1930年代にアルネ・ヤコブセンが設計した建物や施設があるベルビューエリア。右側にはベルビュー劇場があります。
②1934年ベラヴィスタ集合住宅
どの部屋からも海が見えるという特徴があります。白壁はレンガに白い漆喰が塗られています。
③1936年ベルビューシアター
ベルビューシアターは、アルネ・ヤコブセンが床から天井まで建物を設計した最も初期の例の 1 つです。
④1937年テキサコ・ガスステーション
1937年からは、ベルビュービーチパークのすぐ南にあるこのガソリンスタンドでタンクを満タンにすることができました。
本館は、シンプルな模様の灰色がかった白いセラミックタイルで覆われています。
日が沈んだ後には特別に設計されたアップライトで照らされ、その光沢のある下側が光を反射して構造全体を巨大なランプに変えます。
ガソリンスタンドのアルネ・ヤコブセンの水彩画。
白い外観、機能的なレイアウト、そして鮮明なキュビズム的形状を特徴とするこれらの建物は、ドイツのバウハウスとスイスの建築家ル・コルビュジエが先導した新しい建築潮流の初期の傑作と言えるでしょう。
その後、この一帯に「アルネ・ヤコブセンの白い街」というニックネームが付けられました。
販売価格:22,000円(税込)
当時、ベラヴィスタ集合住宅等、ヤコブセンが使用していた美観性に優れた白の漆喰から着想を得て、これまで約15年のブランド展開の中で使用されていない、初のマットホワイトケースを採用し、文字盤、針までも全て同色のホワイトで統一しました。
また、1937年のテキサ・ガスステーションにて使用されている、灰色がかった白いセラミックタイルを参考にし、ホワイトとグレーのコントラストを実現させ、時計としての視認性を確保しました。
実用性を追求して作られた「STATION(ステーション)」は、視認性に優れたアラビア文字とスタンダードなフォルムが特徴です。誰が見ても一目で時間が分かる見やすいフォントが評価され、デンマーク国内の鉄道駅で使われるウォールクロックとして普及しました。
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