ハサミポーセリン

HASAMI PORCELAIN（ハサミポーセリン）は、長崎県波佐見町の伝統的な波佐見焼のテーブルウェアブランドです。老舗商社「西海陶器」とLA拠点のデザイナー篠本拓宏のコラボレーションで誕生しました。シンプルで直線的なデザインが特徴でありながら、温かみも感じられるため、日常使いに最適です。ハサミポーセリンの器は、同一素材と直径モジュールで作られ、直線と正円だけで構成されたシャープなフォルムが特徴です。陶土と磁土をブレンドした半磁器で作られ、電子レンジや食洗機にも対応しています。日本の重箱から着想を得たデザインで、モダンな統一感があります。独特の素材感と色味がどの食材にもマッチし、料理を引き立てます。器は手や口に触れたときの心地よさも追求され、陶器より硬く、磁器より柔らかい感触が特徴です。スタッキング可能で収納も簡単です。製品は、釉掛けなど多くの工程で熟練職人の手仕事が必要です。波佐見地方の製陶業は分業制が伝統的に受け継がれており、季節や気温による窯の環境変化で色や質感に個体差が生じるため、各器が独自の個性を持ちます。波佐見焼は約400年の歴史を持ち、江戸時代から量産体制が整えられ、長崎港経由でヨーロッパにも輸出されていました。この伝統を受け継ぎ、現代の生活スタイルに合わせた新たな魅力を発信するハサミポーセリンは、日本だけでなく世界中で注目を集めています。