カール・ハンセン&サンから、ハンス J. ウェグナーによる彫刻的な椅子、CH78 ママ・ベアチェアの70周年を祝し、新しいウールファブリック「Umber(アンバー)」を使用した記念モデルが特別価格で発売となりました。
アースブラウンの顔料の美しさと幾何学的な形からインスピレーションを得たソフトなウールのファブリック「Umber(アンバー)」。
張地は、ハンス J. ウェグナーの初期の水彩スケッチにインスピレーションを得た詩的な5色のカラーからセレクト可能で、フレームは、FSC® 認証を受けたオーク材(オイル仕上げ)を用い、オプションでヘッドレスト(ネックピロー)をご用意しています。
「Umber」はルイザ・アレグリがGabriel社のためにデザインした、洗練されたウール素材のファブリックです。
アースブラウンの顔料アンバーから名付けられたこのファブリックは、その特徴的なブラウンのメランジが幾何学的なデザインを和らげ、詩的な水彩画のような効果を生み出しています。
有機的で、手仕事感のある質感がファブリックの柔らかな美しさを引き立て、どんな空間にも快適さ、落ち着き、安らぎをもたらす表面を作り出します。
ママ・ベアの愛称で親しまれているCH78 ラウンジチェアは、コンパクトなCH71 チェアを継承するモデルとして1954 年に発表されました。当時、重厚になりがちだったラウンジチェアに対して、この2つのデザインが提案されたのです。
1954年に発表されたCH78ママ・ベアチェアは、フォルムと機能性、クラフトマンシップと大胆さを兼ね備え、柔らかな曲線とダイナミックな幾何学的フォルムがバランスよく調和する椅子です。ママ・ベアの魅力的なデザインは、温かく包み込むような彫刻的なシルエットによって生み出されています。フレーム、アーム、脚には安定性を高めるためにFSC認証を受けた無垢の木材を使用しています。オプションのヘッドレスト(ネックピロー)をお使いいただくことでより最高の座り心地を実現します。
ハンス J. ウェグナーは、デンマークの家具デザイナーの中で、最も創造的で革新的、かつ多作なデザイナーとして知られています。椅子の巨匠と呼ばれるウェグナーがデザインした椅子は500 種類以上にも及び、その多くが名作として高い評価を受けています。