CH24 SOFT BY ILSE CRAWFORD

catch

カールハンセン&サンから、2022年3月~12月までの9か月間(6月除く)、毎月1色ずつスペシャルプライスで販売される「CH24 SOFT BY ILSE CRAWFORD」キャンペーンが開催されました!

期間中に販売されるカラーは全9色。
アートや自然のインスピレーションを受け生み出された9色の水性塗料を纏ったCH24ソフトカラーとなっております。

各販売開始月のみ特別価格でお買い求めいただけます。販売開始月を過ぎた後は通常価格での販売となります。


《 CH24 SOFT BY ILSE CRAWFORD|9colors 》

店頭ではカラーサンプルのほかに、2色のCH24を実物でご覧いただけます。

  • 5月発売|BARLEY
  • 9月発売|CLAY

12月発売|FALU

Falu(ファルー)は、ヨーロッパで最も古く、最も大きな銅鉱山のひとつであるFalu Gruv(ファルグルーヴ)鉱山の名前を由来としています。スウェーデンのストックホルムから北西に223kmのところにある鉱山です。
現在Faluとして親しまれる色は、銅の採掘の際に副産物として発生したもので、テラコッタと同じ仲間になります。この色はスカンジナビアの農業用建物で広く用いられ、現在もスウェーデンの一般住宅では馴染みのある色となっています。


11月発売|SLATE 

Slate(スレート)は、石英、セリサイト、鉱物からなる堆積岩にちなんで名づけられました。Slateはエジプト時代から頻繁に使用された建材です。デンマークでは、空の色としても馴染みがあり、多くの屋根、床、その他の建築マテリアルに使用され、デンマークのアイデンティティの一部となっています。Slateは、ブルーグレー、緑がかったグレーダークレッド、黒、褐色、そして紫がかったグレーなど、さまざまな色味を持ちますが、多くは青みを帯びたミディアムダークグレーを指します。


10月発売|NORTH SEA

North Sea(ノースシー)は、深く、暗く、海を思わせるサファイアブルーで、デンマークとスウェーデンを取り囲む海の水の暗さがあります。明色や暗色へのアクセントカラーとして使用します。


9月発売|CLAY(クレイ)

CLAY(クレイ)は、最も古くから知られてきた陶器の素材として知られています。粘土質の土壌から都市の建築物、装飾品に至るまで、デンマークの風景によく見られるものです。デザイナーのイルス・クロフォードが、ウェグナーのアイコニックなデザインを再解釈するにあたりこの素材を想起させるカラーを選んだのは、ごく自然なことといえるでしょう。


8月発売|TERRACOTTA(テラコッタ)

褐色や茶色の粘土には、着色剤として酸化鉄が含まれています。オレンジと茶色の中間のような色合いで、鉄分が酸素と反応し、独特の赤みがかった色合いが生まれます。レンガ色のテラコッタは、コペンハーゲンの旧市庁舎から、古いテラコッタレンガが再利用される近代的な都市住宅プロジェクトまで、デンマーク全土で馴染みのある人工素材です。


7月発売|SEAWEED(シーウィード)

海藻にヒントを得た、深みのある濃緑色です。特にシアノファイトやシアノバクテリアとも呼ばれる藍藻類は光合成を行い、基本的にはバクテリアにごく近い水生原核生物です。その起源は35億年前に遡り、地球上で最古、最大かつ最も重要な細菌群に数えられ、地球の生態系に不可欠な存在として、世界中の炭素を取り込み、酸素を生産するという役割を果たしています。尊敬に値する色なのです。


5月発売|Barley(バーリー)*店頭に実物あり

大麦はデンマーク人の心に根付いている穀物年におけるです。2020デンマークの大麦の生産量は40億トン以上でした。ビールの醸造にも適した、大切な作物です。デンマークは小さい国ですが、その輸出は世界の麦芽用大麦市場の12%を占めています。わずかにピンクがかって落ち着いたこの色は、美しく穏やかで、温かみのある自然なニュートラルトーンとして、他のさまざまな色を見事に活かし、ペーパーコードの家具を引き立てます。


4月発売|Hollyhock(ホリーホック)

ホリーホック(アオイ)は、15世紀あるいはそれ以前に、中国南東部からヨーロッパに最初にもたらされました。3mを超えるほどの高さになる大輪の黄色いホリーホックは、デンマーク特有の風景です。直立し硬い毛に覆われた茎のてっぺんに大きく見事な二重の黄色い花をつけ、絶えずハチドリや蝶、そしてミツバチを惹き寄せます。キルケビーは、光や太陽の輝きを表現するのに、この明るい黄色を多使しました。


3月発売|PEWTER(ピューター)

PEWTER又はしろめ(白目・白鑞)は、錫(スズ)を主成とした合金の名称で、その色は青灰色とも表現されます。融点が低く、加工しやすい金属としてその昔、装飾品やテーブルウェア等、日常品の素材として普及しました。20世紀以降、新素材の発明や普及により、ピューターは日常品の素材の主役ではなくなりましたが、ピューターの装飾性、不変性、耐久性は変わることなく今なお愛されています。

 

インフォーメーション一覧へ戻る