「iittala(イッタラ)」が愛される理由|人気の8シリーズを紹介

    「iittala(イッタラ)」は、北欧食器の定番といえる歴史の長いブランドです。

    「豊富なカラーやサイズからお気に入りを選び、一生使う」という思想をもって作られた製品たち。

    時代に流されないデザインは、世界中の人々から長く愛され続けてきました。

    この記事では、イッタラの歴史やコンセプトをはじめ、有名デザイナーによる人気の8シリーズを紹介します。

    一生モノのテーブルウェアブランド「iittala」

    イッタラは1881年にフィンランド・イッタラ村の、小さなガラス工場で生まれました。

    誰もが使いやすいデザインと、優れた機能性を合わせもつ製品を生み出しています。

    イッタラでは、さまざまなシリーズ展開が用意されています。

    シンプルなものから、大胆なイラストが描かれたものまで個性豊か。

    だんご

    シリーズ同士の組み合わせを楽しむのも、おすすめです。

    iittala誕生のルーツ

    イッタラは創業当初、ヨーロッパモデルに従いガラス製品を作っていました。

    20世紀初頭には、食器類に鮮やかな装飾が施されるようになります。

    この時期に現在にもつながるイッタラの思想が確立されました。

    当時のイッタラを作り上げたパイオニアたちの信念は「誰もが使いやすいデザインにすること」でした。

    装飾が多くて扱いにくいものではなく、美しさと機能性にこだわった実用的な製品を追求したのです。

    iittalaのコンセプトとこだわり

    イッタラは「毎日の生活のどんなときにも、そこに楽しみと喜びをもたらす、美しく機能的で丈夫な製品を提供すること」を核なる理念としています。

    使い捨ての風潮を覆すデザインにこだわり、シンプルで機能的な製品を生み出し続けているのです。

    高いクオリティの製品は時代遅れにならないことを、80年以上前から使い続けられているイッタラが証明しています。

    長く使い続けられるデザインを作るのは、容易ではありません。

    理想の製品を生みだすための、職人・デザイナー・専門家たちの綿密な協力体制により、世界で愛されるクオリティが実現しています。

    美しい製品を生む有名デザイナーたちが在籍

    イッタラが、北欧を代表するテーブルウェアブランドとなるまでの道を切り開いた、パイオニアを簡単に紹介します。

    建築家兼デザイナーの「アルヴァ・アアルト」は、イッタラを語るうえで切り離せない人物の一人です。

    彼の作品には滑らかな曲線が多く用いられ、アットホームな雰囲気を感じられます。

    アルヴァの妻「アイノ・アアルト」も、イッタラが誇る有名デザイナー。

    石を水に投げたときの波紋にインスパイアされた彼女の作品は、水面のように柔らかな印象です。

    だんご

    アアルト夫妻をはじめ「カイ・フランク」や「アルフレッド・ハベリ」など世界から称賛を受けたデザイナーたちによって、時代を超えて愛されるイッタラの製品が誕生しました。

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    iittalaの商品シリーズ・コレクションを紹介

    この章では、イッタラで人気の8つのシリーズを紹介します。

    各シリーズの特徴や魅力を解説しているため、イッタラ製品の購入を検討中の場合は、ぜひ参考にしてみてください。

    シンプルな装飾がタイムレスな「ティーマ」

    ティーマ

    無駄な装飾がない「ティーマ」は、機能性と耐久性に優れている点が特徴です。

    ティーマシリーズのデザイナーであるカイ・フランクが「必要な装飾は色だけ」と語っているように、色が主役のタイムレスなデザインに仕上がっています。

    シンプルなので、手持ちの食器や他のシリーズとの相性も抜群。和食・洋食問わず、さまざまな料理を引き立てる点も、ティーマならではの魅力です。

    しずくのデザインが印象的な「カステヘルミ」

    カステヘルミ

    フィンランド語で「露のしずく」を意味する「カステヘルミ」は、朝日に輝く露をイメージして作られたシリーズです。

    デザイナーは「オイバ・トイッカ」。

    生産から50年以上も経ちますが、現在も多くの人に愛されています。

    大小異なるしずくを並べたデザインは、料理に透明感や高級感をもたらします。

    冷製パスタやスープを入れると爽やかですし、シンプルにフルーツだけ盛り付けても華やかな食卓が演出できるでしょう。

    バラエティに富んだ「タイカ」

    タイカシリーズ

    フィンランド語で「魔法」を意味する「タイカ」は、大胆なイラストが目を引くシリーズ。

    デザイナー「クラウス・ハーパニエミ」の世界観の源である、芸術アートや民話が表現されています。

    装飾には優しいタッチの動物や植物が描かれ、大人が楽しめる、おとぎ話のような雰囲気が魅力です。

    好きな料理を載せて食卓を鮮やかに彩るのはもちろん、オブジェとして飾っても美しい存在感を放ちます。

    iittala製品のなかで最古の歴史をもつ「アイノ・アアルト」

    アイノ・アアルトシリーズ

    1932年に誕生し現在も愛される、イッタラで最も長い歴史をもつのが「アイノ・アアルト」シリーズです。

    石を投げ入れたときの波紋からインスピレーションを受けた、水面を連想させるリング状のデザインが特徴です。

    リングのメリットは、見た目の美しさだけではありません。

    グラスに水滴がついていても手が滑りにくく、スタッキングも簡単。

    機能美を形にした、長く使いたくなるデザインといえます。

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    世界で最も有名なガラス作品の一つ「アルヴァ・アアルト コレクション」

    アルヴァ・アアルト コレクション

    「アルヴァ・アアルト コレクション」は、流れるようなフォルムから「フィンランドデザインの象徴」ともいわれるシリーズです。

    2019年には「グッドデザイン ロングライフデザイン賞」を受賞しました。

    アルヴァ・アアルト コレクションの代表的な作品といえば、独特なカーブを描くフラワーベース。

    フォルムのモチーフは、フィンランドの湖や白樺の断面など諸説あります。

    だんご

    特徴的なフォルムは、茎をひっかけて花の向きを自由に変えるのにも役立つため、草花のさまざまな表情を楽しめます。

    シンプルさを追求した「カルティオ」

    カルティオシリーズ

    無駄をそぎ落とした「カルティオ」シリーズ。

    ガラスの美しさを最大限に引き出すフォルムに、透明感のあるカラーをのせた製品です。

    グラスは「タンブラー」と「ハイボール」の2サイズ。

    両者ともグラスとして使うのはもちろん、デザートを盛りつけたり、フラワーベースとして活用したりするのもおすすめです。

    同シリーズのカラフェ(ピッチャー)もあり、揃えて使用すると一層シンプルな機能美を堪能できるでしょう。

    有名デザイナーによる新コレクション「ラーミ」

    ラーミシリーズ

    2019年に登場した「ラーミ」は、イギリスの有名デザイナー「ジャスパー・モリソン」による新コレクションです。

    暮らしに溶け込むデザインは、ジャスパーが積み重ねたリサーチの賜物です。

    コレクションはグラスやプレートから、ボウルや木製のサービングトレイまで多岐にわたります。

    ラーミで揃えたテーブルコーディネートは、シンプルながらもエレガントな雰囲気を感じるのが魅力的。

    他のシリーズとの組み合わせも、自然にまとまるのが嬉しいですね。

    食卓をリズミカルに彩る「オリゴ」

    オリゴシリーズ

    リズミカルなストライプ模様が特徴の「オリゴ」シリーズ。

    他のシリーズとの、ちょうど良いアクセントになり、食卓を鮮やかに彩ります。

    カラーバリエーションが豊富で、それぞれ表情も異なるため、選ぶ時間も楽しめます。

    カラフルな色使いのオリゴはプレゼントとしても人気のアイテムです。

    贈る人のイメージにピッタリのカラーを選びましょう。

    iittalaのテーブルウェアで優雅なひとときを過ごそう

    イッタラの食器を使用した様子

    この記事では、イッタラの歴史やコンセプト、人気の8シリーズを紹介しました。

    個性に寄り添うデザインと優れた機能性で「一生使い続けたい製品」を生み出すイッタラ。

    単体で使っても、ほか違ったシリーズと組み合わせても楽しめます。

    ぜひイッタラのテーブルウェアで、優雅なひとときを堪能してみてくださいね。

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